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2023年12月22日金曜日分 1570 日経レバ 日証金貸借取引残高 & センチメント指数 読み解き

こんばんは!
12月  22曜日分 1570 日経レバ 日証金  貸借取引残高速報 とPostPrimeセンチメント指数の読み解きです。

…まぁ、なんて長いタイトルなんだ、という感じですが…。
タイトル同様に、今日は説明が長めになっちゃったので、前置き短くちゃっちゃと行きましょう!


日証金 貸借取引残高(12/21)速報

日証金 貸借取引残高(12/21)速報 & 信用データ by SBI証券

新規の空売り10965、返済の空売り115652、空売り残31369、前日比の空売り-104687
売り方悪化
新規の信用買い92566、返済の信用買い2000、信用買い残228356、前日比の信用買い+90566
買い方悪化
残高の差引196987、前日比の差引+195253   需給悪化


読み解き

売り方は、空売り返済115652は、場中に予想はしていましたが、前日12月20日水曜日の新規の貸株100850口相当量が綺麗に返済されました。
(個人的にはちょっと綺麗すぎるなぁ…と感じるくらい)

新規の貸株は10562で、下で捕まったのではと想像します。
さてここで、昨日の投稿を踏まえて、少し振り返ります。

振り返り(脱線)

下のチャートは昨日投稿したものに、白い矢印を2つ加えたものです。

1570 日経レバ チャート 15分足 期間3日

12月21日木曜日の場中の下落時、おそらく、ほとんどの投資家は20700円を一旦の目安として予想していたと思います。

私も同様に12月21日木曜日の時点では、目安を20730円としていました。

そして実際に、キリのいい20700円前後がいったんの押し目となりました。その後、

  • そこに留まってから反転するのか、それとも

  • 下落するのか

が焦点となりました。

私は、12月21日木曜日の投稿記事の中で、20730円以下にある、空売り残のボリュームを気にしていました。

日証金で計算すると、3.5万の空売り残があったのですが、ちょっと少ないなという感じがしていたのです。もしかすると、20500円まで突き抜けちゃうかも、とも考えました。

何故’少ない’と思ったのかという理由を説明しましょう。

仮に、私が大口投資家であったなら。
意地悪をしてこの空売り残を下に放置しておいて、後々上昇の燃料にするといったこともできます。つまり、20700円辺りで反転して上昇します。

ただ、「上昇時に燃料にするには3.5万じゃ少ないな」と思いました。
だから、下に向かうのはアリだと思いました。
結局、実際の値動きは、20700円以下の空売り残が3.5万あるゾーンへ分け入って底値を探り、100円強下に伸びて、20600円前後まで下落しました。(前日12月21日木曜日の新規の空売り10万のうちの一部が、この辺で返済されたと想像します。)

結果は、それで良かったのですが…
私はこれはやや邪推にも近い発想だとも感じています。

このような’日証金で20730円以下に3.5万の空売り残があるよ’とか、’大口投資家のつもりで考えてみたら’という視点は、あくまで説明用の方便程度に捉えておいたほうが良いでしょう。何故なら、私にはfactを確認する術が無いからです。

読み解き(続き)

買い方は、新規の信用買いが9.3万でした。これは注目です。
20700円近辺で捕まった信用買いも一部あるでしょうし、20600円近辺で仕込んだものもあるでしょう。信用買い残は22.8万になりました。

PostPrimeセンチメント指数

Nikkei 投票率チャート日足・週足とNikkei中央値チャート1週間後の予測・1ヶ月後の予測
12月22日金曜日0時40分頃 by PostPrime

日経PostPrimeセンチメント指数 12月22日金曜日0時40分頃
投票率チャート(日足) …   46.91% →  46.00%
投票率チャート(週足)    ….   48.16% →      51.00%
中央値チャート(1週間後の予測)          33300.00円 →           33300.00 円
中央値チャート(1ヶ月後の予測)          33200.00円 →           33200.00円


読み解き

投票率チャート日足は80%台から一気に下落し、その後46%になりました。
投票率チャート週足は48.16%から51%へ微増です。

日足と週足のパーセンテージがほぼ近く、投資家の意見が半分近くの割合で割れていて、全体としてみた時に方向感がありません。

中央値チャートは、

中央値チャート(1週間後の予測)< 中央値チャート(1ヶ月後の予測)

となっており、投資家の多くは上目線です。

12月22日金曜日0時40分頃の時点で3日続けて上目線となりました。
また、2日続けて中央値チャート1週間・1ヶ月の予想価格はそれぞれ横ばいです。

つまり、多くの投資家は1週間後から1ヶ月後にかけて上目線だが、今日(12月22日金曜日)1日の値動きはまだ判別がつかない状態、もしくは横目線です。

投票率チャート日足は、市場の動きより遅いのか?

12月21日の0時頃、投票率チャート日足は、80%台でした。
その後、朝になって急激に下がり、50%前後になりました。
これをみていると、投票率チャート日足は遅いようにも感じますよね。

PostPrimeの投票の仕組み

投票率チャートの日足・週足の投票は、価格の日足チャートを見ながら行われます。つまり、時系列で捉えると、

市場データ(価格の日足チャート)→ PostPrimeセンチメント指数(投資家心理)

という順番になります。そのため、状況が反映されるまでタイムラグがあります。

ここで「市場データ(価格の日足チャート)も”株価は美人投票である”とすれば、同様に投資家心理じゃないか?」
と仰る方がいるかもしれません。

ですが、それでもPostPrimeセンチメント指数と価格の日足チャートとは明確な違いがあります。

日足チャートで表される過去の結果は株や商品の売買が締結され、価格が定まった瞬間に、投資家心理の介入の余地はなくなり、シンプルに過去の事実になるからです。

投資家はその過去の事実を眼から脳に伝達させて感情(センチメント)を作ります。

これより、PostPrimeセンチメント指数は、その過去の事実を拾って、瞬間、瞬間の未来予測を繰り返していると言い換えられるかもしれません。

なお、週足に関しては、投資家に1週間先の予測を促しているため、市場の動きに対して’遅い’という考えは当たらないと考えています。

日足・週足に対する誤解

もう一つ別に大事なことがあります。
投票率チャートの”日足”と説明していますが、これは厳密には”24時間足”です。

というのも、投票率チャートの日足の直近のデータとは、現在から過去24時間までの投票データを集計したものだからです。
ちなみに、

投票率チャート"24時間足"とは

現在より過去24時間 (上がると)投票した人➗現在より過去24時間 全体の投票数x100

投票率チャート週足"24x7時間足"とは

現在より過去24x7時間 (上がると)投票した人➗現在より過去24x7時間 全体の投票数x100

です。昨日の投稿で雑な説明をしてしまいましたので、気になった為、ここで訂正いたします。(※昨日の記事も修正致しました)

月足→年足→週足→日足


1570 日経レバ チャート 月足 …再び陰線
1570 日経レバ チャート 年足 陰の抱きの陽線
1570 日経レバ チャート 週足 …2連陽線
1570 日経レバ チャート 日足 …下への空を開けての陰線

1570 日経レバ チャート 年足 陰の抱きの陽線
1570 日経レバ チャート 月足 …再び陰線
1570 日経レバ チャート 週足 …2連陽線
1570 日経レバ チャート 日足 …下への空を開けての陰線

年足・週足が陽線、月足・日足が陰線です。

日経平均先物 & PTS

日経平均先物  12月22日金曜日1時50分頃 … 2連陰線 
1570 日経レバ PTS チャート 時間足  12月22日金曜日1時50分頃 …20662円 やや上昇。

日経平均先物を見ると安寄りの気配を予想しますが、PTSを見るとやや上昇しています。
これはセンチメント指数の日足(つまり方向感が無いもしくは横目線)とも符合しているようです。
朝8時台に全板確認し、日経先物とセンチメントを再チェックして修正するほうが良いでしょう。

以上です。
少し長くなってしまいましたが、如何でしたでしょうか?

Have a great trading day!

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