小山田圭吾のいじめの件
多分書き残しておいた方がよいな、と思ったので。
まず、俺はいじめられた経験があります。今ではそうなった理由もいじめた気持ちも理解できるけど、当時は本当に地獄だった(そして最終的に暴力で状況を変えました。いい意味でも、悪い意味でも)です。人生トータルで見た場合、いじめが俺の人生に落とした影は僅かかなという認識。それ以上に重いものが手足に食い込んでいたので。
まず、小山田圭吾はクソ野郎です。それは間違いない。当時のインタビューがたとえ全部ライターが絵を書いたものだとしてもそれ通す地点でクソだし、インタビュー通りならそれはもうお話にならないクズです。ってか書いてる俺も別に彼が好きなわけではない。69/96とかfantasmaとか聴いてましたけど、ギターも上手いしセンスの塊だと思うし彼の作る音楽は好ましいけど当人についてはマジでクソ野郎だと思ってますよ。もしご縁あって当人を目の前にしてもそう言えます。
まず、オリパラのセレモニー音楽担当に相応しいかどうか。ちょっと出典元ロストしたんでぼんやり引用ですが「こういう人物を担当に据えるのはポリコレ的には問題あるっしょ。世界的な意義のあるイベントで(要旨)」っていう。俺もこれは同感。流石にオリパラレベルのイベントで音楽担当やるにはちょっと不味くないですか特にパラリンピック。ここまでの文脈的に。
次。「それじゃあ引き摺り下ろせ!石を投げろ!」って流れ。下ろせって運動そのものについては俺は乗れないけどまあアリだと思う。そこで石を持つのは止めた方がいい。そういう運動に感情を乗せるな。アクションが濁るし、結果的にそのアクションはネガティブな結果を生むことになる。
分かるんですよ。そういう人間がしゃしゃってオリパラの音楽担当とかさ。許せないと思う。俺はサバイバーなのでそのレイヤーで苦しんでいる人に共感できるなんてのはとても言えないけど、そういう情動は分かる。
彼があなたをイジメたんですか?
だとするならもういっそ民事訴訟とかに持ち込みましょう。CF立てるなら少ないけど出しますよ俺。正面から報い受けるところ見てえもん俺。
でも、あなたをイジメたの彼じゃないですよね?
なら、まずは自分の疵の手当をしてあげてください。そこで石を持って投げる行為は、傷口抉って広げることになる。嫌なもの見ちゃって感情が下振れ起こしちゃってるんだと思います。そこで防衛本能が働いてしまうのもすごくよく分かる。でもそれは駄目だ。そうすることで傷口は膿んで、魂まで毒が回ります。その毒、抜くの大変ですよ。下手したら死ぬまであなたを苛むことになる。
彼はクソ野郎です。それは間違いない。そう感じたあなたは間違っていない。でも、それが石を投げつけていい理由にはなりません。もしそこで石を投げつけていいとしてしまうなら。それを正とするなら。
あなたをイジメた彼(彼女)に理由があれば、それが正当化されます。
だから俺は石は投げません。然るべき報いが手順に沿って与えられるなら、それが為される際に必要な手伝いはする、それが自分のスタンスです。
ああそうそう。新しいオモチャ見つけたさあ燃やそうオリンピック関連はたくさんサンドバック生えてきて楽しいなみたいなこと思ってる奴にはかける言葉はないです。ヒトモドキに時間使うほど俺は暇じゃねえんだよ。
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