
夏の残響(4つのピアノ独奏曲『はちのへ春夏秋冬組曲』より)
今回は、八戸の四季の美しさをピアノで表現した4つのピアノ独創曲『はちのへ春夏秋冬組曲』より八戸の心熱くなる短い夏をテーマとした『夏の残響』という曲をご紹介いたします。
◇ テーマ『八戸の夏』
前回は春をテーマとした『なのはなとウミネコと船の見える風景』という曲をご紹介いたしましたが今回は『夏』です。八戸の夏はとても短いです。ちいさなときはよく「お盆が過ぎたら海に入るとクラゲに刺される」と言われたものです。
その短い夏の中でも八戸には熱い夏祭りがあります。青森県の祭りといえば『ねぶた祭』を思い浮かべる方が多いと思いますが八戸の祭りも豪華絢爛でとても素晴らしいです。
日本一の山車まつり『八戸三社大祭』
市内の道幅いっぱいにその大きな山車を子どもから大人までお囃子を歌いながらみんなでひっぱります。
八戸の人達は見たことがない人なんていません。ぜひ皆さんにも一度見に来ていただきたい。
この曲にはそのような想いも込めて三社大祭のお囃子をモチーフとしたメロディーが登場します。
◇ みんなが踊れる盆踊り『八幡馬の歌』
ちょうどこの頃に町内では盆踊りが盛んになってくるのですが八戸ではみんな『八幡馬の歌』という歌に合わせて踊ります。ちゃんと踊れるように小学校でおしえてくれるのです。懐かしい思い出です。
この曲には八幡馬の歌のフレーズも登場します。二つの曲が交わり合って展開していくので八戸の方は懐かしいと感じていただけると思います。そしてこの曲を通して八戸の夏の魅力をまだいらしたことのない方々にもお伝えできればと思います。
八幡馬の歌
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