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私が女子サッカーに傾倒した理由

初めまして。 

同人サークル「TEAM八高線」を主宰しております織田 信輝(天下布武)と申します。 

普段は地元のサッカーチーム「ノルディーア北海道」となでしこジャパンを応援し、横断幕やゲートフラッグを拠出させていただいてます。 


さて何故私が女子サッカーに傾倒していったかいう話ですが、以前は北海道にプロサッカーチーム(北海道コンサドーレ札幌)が出来たということで応援してました。 しかし当時の北海道の女子には全国リーグで戦っているチームは全くなかったので本当の内輪だけの話だけでした。 女子サッカーの話題を知るにも代表の話だけで、クラブチームの話には全くと言っていいほどついていけなかったのを憶えております。 

高校卒業して上京してからも話題はJリーグばかり。 女子サッカーのじの字もありません。 そんな中どうやって情報を手に入れていたか。 それは「試合を観に行く」くらいしかありませんでした。(他には代表の時だけ結果がテレビに映るくらいです) そんな環境だったので内輪での話でしかわからなかったものです。 

時は流れバブル景気の名残があった頃に(セミプロリーグの)Lリーグがスタートします。 リンダ・メダレン、シャーメイン・フーパーなどの一流外国人選手が参戦し、少しは話題にもなりました。 

それも束の間1999年のW杯で惨敗すると翌年のシドニー五輪の出場権を失います。 と同時に経済不況によるスポンサーを失ったクラブは廃部へと追い込まれます。 

サッカーだけで食っていけない者にとっての選択肢は二つ。 「海外に挑戦するか、国内に残るか」でした。

Lリーグ自体小規模なものになり動員も減っていきます。 その頃の私はサッカーに対する関心が少し薄れていきました。 しかしそれを再燃させる出来事が起こります。 それは「アテネ五輪予選の対北朝鮮戦」でした。 ふとTVをつけてみるといつも閑古鳥のスタンドが黒山の塊でぎっしりになってたのを憶えてます。

試合も(満身創痍の)澤(穂希)さんのタックルに始まり、ボンバー荒川と大谷のゴール(間にオウンゴールも)で決めて3-0で快勝。 見事五輪の切符を手にした瞬間だった。 その光景は今でも憶えていて改めて女子サッカーはすごいと思いました。 

その後しばらく時は流れ2008年の北京五輪の4位で終わり、次の大舞台はドイツのW杯である。 丁度サッカー専門店に立ち寄りなでしこジャパンのユニフォームを買った時のことである。 店の店員さんから「ドイツには行かないんですか?」と振られ、その時すぐ後にW杯だったことを教えてもらったのでした(恥ずかしい話ですが)。 (当時金もあったので)自分で手配してドイツに飛び、グループステージの初戦からスタジアムに足を運んでました。 本当はグループステージだけで(敗退したら)残りは観光のつもりでいたのですが、何が起こったのかノックアウトステージに入って快進撃を始めます。 またこの頃からなでしこジャパンの練習を見に行くようになり女子サッカーがより身近になりました。 

さてその後決勝まで進むことになるのですが、(キャンセル待ちの)チケットの争奪戦が待ち構えてました。 勿論前売はソールドアウトです。 さすがはW杯の決勝です。 フランクフルトのキャパが一杯になるのには驚きが隠せませんでした。 

「ここにも女子サッカーが根付いているんだな」って感銘を受けました。 結果はご存知でしょうからあえて書きませんが、このW杯を契機に女子サッカーにハマり、故郷のクラブであるノルディーア北海道を応援するきっかけともなりました。 

長々と書かせていただきましたが、最後に宣伝をさせて下さい。 同人サークル「TEAM八高線」と「西武線支線」では女子サッカー観戦記や女子サッカーの二次創作小説を頒布しております。 気になった方は https://sports.booth.pm/ までよろしくお願い致します。 

それでは女子サッカーを今後ともよろしくお願い申し上げます。

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