ラーメンを食べて企画力を磨く方法!その1〜アイディアはいきなりは浮かばない〜
ラーメンは企画力を磨く格好の材料だ!!
1杯600円〜800円。
基本的に麺・スープ・具の3要素。
こうしたわかりやすいルールの上で、至高の1杯を目指す。
それがラーメンの世界。
ライバルも多く、日夜しのぎを削っているラーメンには、
「企画」の材料があふれています!
奇抜なアイディアを生み出せる人材
イノベーションを起こせる人材
そうした企画人になりたいなら、企画術の本を読んでる場合じゃない!
街に出て、ラーメンを食べ、企画のエッセンスをスープと一緒に飲み干すのだ!
※企画には「制約」がつきものです。
「制約」の中で知恵をしぼるからこそ、アイディアは光る。
シンプルだけど奥が深い。そうした題材で考えると、とてもよい練習になりますよ!
企画の落とし穴に気づこう!
新しいアイディアを考える時…
あなたはどんな手順で考えようとするでしょうか?
ハマりがちな落とし穴は…いきなり新しいことを考えようとすること!
例えば、ホテルで「新しい宿泊プランを考えなさい!」と指示が出されると…
「今、やってないことはなんだろう?」
「よそがやってないことはなんだろう?」と、考えてしまう。
こうなると…思考停止に陥ります。
いきなり新しいアイディアを考え出すなんて、至難の技!
考える順序は、
1:現状・常識
2:新しいアイディア・非常識 の順番。
4Rメソッドを活用しながら、アイディアを導き出すのです。
※企画の4Rメソッドの総括記事はこちら
「他にはない」の生み出し方=置き換え法で!
例えば、ラーメンで「他にはない、ウチだけの売り」を作ろうと考えた場合…
便利なのは、「Re-place=置き換え法」
これは、企画対象の構成要素を分解して、置き換える手法でしたね。
ラーメンの場合…
ラーメン=麺 × スープ × 具
シンプルに、こう要素分解できますね。
やみくもに考えるより、要素分解した方が、狙いをつけやすくなります!
仮に、「新しい具」で勝負しよう!と決めたなら…
「具」の常識を洗い出します。
・煮卵
・チャーシュー
・メンマ
・のり
・ナルト
・ネギ
・もやし
・ほうれん草
・きゃべつ …etc
こうやって洗い出してリスト化すると、「リストにない具」=新しい切り口になるのです。
他の料理にあって、ラーメンにないものを引っ張ってきても良い訳で…
うどんやスパゲッティ、丼物の具をラーメンの具に置き換えるという発想もOK!
このプロセスで考えた結果…2分で考え出したアイディアは
・油揚げ
・肉団子orつみれ
・揚げもち
・炒めた空芯菜
・とろろ昆布
・塩キャラメル
この流れで考えると、まだまだアイディアは生み出せますね。
もちろん、「卵」をターゲットにして、
煮卵以外のアイディアを考えても面白いと思います。
この流れ、あなたのビジネスにも置き換え可能。
まずは、目の前の考えるべきテーマを「要素分解」するところから始めてみましょう!
そして置き換えると…新しいアイディアがザクザク生まれますよ!!
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