コミュニティってなんだってばよ
どうも。野武士です。
最近、「コミュニティマネージャー」について、考えたりしています。
聞けば聞くほど、調べれば調べるほど、「つかみどころがないなぁ」と感じます。
野武士:(・・・うぅむ、どうしたものか)
野武士:そうか! 知っていくたびに更新していけばいいのか!
ってことで、随時コミュニティマネージャー周りでの気づきとか何やらを書いていこうと思います。
※ここからは随時更新予定です。
一、コミュニティって、何?
そもそもコミュニティってなんなんだい!
コミュニティー(community)
居住地域を同じくし、利害をともにする共同社会。町村・都市・地方など、生産・自治・風俗・習慣などで深い結びつきをもつ共同体。地域社会。
出典 小学館
だそうです。
・・・
コミュニティ
共通の志向をもった集団、ネットワークのこと。
出典 野武士
↑これが現在の僕の理解です。
一、コミュニティマネジメントって何?
- まずは価値の定義が大事 -
コミュニティマネジメントと向き合う際に、「このコミュニティにおける成果は何か?」という問いは、必ず押さえなければならないと思います。
なぜなら、コミュニティは、目的ではなく、手段だからです。
そのため、「コミュニティが提供する価値は何か?」言い換えれば、「コミュニティにいる人たちは何を得ているのだろう?」と考える必要があります。
- 共通の志向とは、コミュニティに求めるもの -
コミュニティは、共通の志向をもった集団と言いました。そこにも簡単に触れようと思います。
共通の志向とは、まさに「コミュニティに求めるもの」です。それがなんなのか?を考えなくてはなりません。
だいぶ、遠回りな言い方をしていますね。実は、「コミュニティとは、共有の志向性で集まった集団」が半分、ウソになるからです。
つまり、「コミュニティに属する人が、共通の志向性とは限らない場合がある」ということです。
ここにコミュニティマネジメントの難しさがあるように思います。
もう少し具体的に言えば、会社をコミュニティと考えるとわかりやすいかもしれません。(会社≠コミュニティ論は、一旦置いておきます)
- 会社=コミュニティ・・・? -
会社には、国籍、年齢、経験、役割、仕事、性格、性別、ありとあらゆる「違い」を持った人が属しています。
入社時には一定の採用プロセスを踏むものの、理念やビジョンに惹かれて入社した志向性のメンバーもいれば、キャリアアップや給与や処遇を志向し入社したメンバーもいるかもしれません。
また「気が合う身近な人と関係を深めること」が好きな人もいれば、逆に、「新しい人と知り合い、自分が知らない世界にどんどん飛び込むこと」が好きな人もいます。
パフォーマンスがしっかり上がれば、志向性は誤差でしかなく、そもそも自己完結でできる仕事には限りがあるため、「志向性 < 協調性」が大事になってくるかと思います。
また職能特性モデルを見ると「理念やビジョンマッチは関係なく、モチベーション高く働くことができる」とも説明できます。
- 会社ってなんだ -
会社を人生のかなり多くの時間を費やす「場」とした際に、「会社=コミュニティ」とすることができます。
しかし、「コミュニティ=同じ志向性の集団」とする側面から見ると、会社には、そもそも志向性が異なった人が多く存在しています。
野武士:(・・・なんだよ、むずいじゃんかよ)
- オーガニックなコミュニティ(=自己組織的)へと人は回帰していく -
まとめると、会社は「コミュニティであり、コミュニティでもない」ですね。だから、社内外に自然とコミュニティが組成されていくのだと思います。
- まとめ -
コミュニティマネージャーを考えるうえで、そのマネジメント対象である「コミュニティ」をどう捉えるのか?が一歩目かと思って、言語化してみました。
また随時、言語化してみようと思います。
終わり