プリアンプを Aguilar OBP-3 にした話し
1995年ごろに買った moon JJ-4 はアクティブベースでして、Bartolini XTCT というプリアンプが内蔵されておりました。2015年ぐらいにプリアンプが壊れてしまい、当時自宅近所にあったギターメンテナンスショップ(惜しくもコロナ禍により閉店してしまってます)に持ち込んだところ、 Aguilar OBP-3 というプリアンプを取り付けることにしました。
XTCT は本当に一般的で大きなクセのない感じなのですが、 Aguilar のプリアンプは現代的というか、効きが強力で、いわゆる Ultra Lo とか Ultra High と呼ばれる部分がかなり効きます。また、Mid も自分の欲しい部分を2段階(400Hz、800Hz)の切り替えができるので、柔軟に自分のイメージしてる音に柔軟に近づけられます。コントロールできる周波数はこんな感じです。
上記のスペックを比べてみるとわかりますが、それぞれ OBP-3 の方がレンジが広く、いわゆる「ドンシャリ」的な音を出しやすくなっているのがわかると思います。
スラップを弾く時には、いいレンジの音が出るのでかなり重宝していますが、効きが良すぎるので、少しだけ Bass と Treble をあげるて使ってる程度です。普通にツーフィンガーで弾く時にはプリアンプをOFFにして(ボーリュームポッドを引っ張るとOFFにできるようにしてもらった)、足元にあるプリアンプを使うなどしております。
いまは LINDY FRALIN の JAZZ BASS 用のピックアップがついてるので、個性的な音以外の時には OBP-3 をOFFにすることが多くなりました。
すでに30年ほど使ってる JJ-4 はネックの握りも具合良く弾きやすく、解像度の高い音が出るので、シティポップやオシャレなロックのような音を出すバンドで使うことが多くなりました。