ベースのこと
ベースは音楽において重要な役割を果たす楽器です。ベースを弾くことで、曲に深みとグルーヴを加えることができます。本記事では、私がベースが好きな理由と、これまで使ってきたベースを紹介します。ベースの音色や響きに魅了された私は、自分に合ったベースを探し続けました。これまでに使ってきた幾つかのベースについても紹介いたします。ベースに興味がある人やベースを始めたばかりの人にとって、参考になる情報が盛りだくさんです。ベースの魅力と楽しさを伝える本記事をお楽しみください。
↑ AIで書き出しを作って見たけど、かなり大袈裟なので(笑)、仕切り直して以下からどうぞ。
下手くそだけど、ベースを弾くのが好きです。飽きっぽく長続きしない性格の私が、途中長めのブランクがありながらも、もう50年近くベースを弾いてられる理由はよくわかりませんが、性に合っている気がします。
性格的にフロントマンではないということもありますが、4本しか弦がないし、どんな音楽を聴いててもベースラインは気になるので、どちらかというと低音ばかり耳に入ってきます。なので、ベースを弾いてても飽きないのかもしれません。今でもヘタクソですが、何かあればベースを触って練習したり、ニマニマしています。
そもそもなぜ楽器を弾き始めたのか?
中学1年生のときにビートルズを聴き、音楽なんてほとんど聴いてなかったにも関わらず、それなりに衝撃を受けたのが夏休みのころ。
その後、さっそく友人がギターを始めたので、私も古いガットギターを叔父から貰い受け、それを弾き始めたのがきっかけ。チューニングもろくに知らず、ただ教則本に書いてあるようにコード弾きの練習を始めました。
ガチャガチャと自宅でガットギターをかき鳴らして満足していた中学2年生になるぐらいのころに、なんとその友人がウェストミンスターのストラトコピーモデルを買った。それはとても羨ましく私もエレキがほしいと言うことでお茶の水の楽器屋さんに行き、貯めたお年玉から買ったのが32,000円のアリアプロIIのプレベコピーモデルでした。
中学生のころ
中学生のころはビートルズ、ディープパープル、レインボーなどが好きだったけど、当時通っていた塾の先生(バイトの先生だったんだと思う)が、ギターを弾けるということで、色々と教わる。その先生はベンチャーズが好きで、いろいろとベンチャーズのこと、ギターやベースの弾き方などを教えてもらっていました(けど、大好きなのはディープパープルだった)。
高校生のころ
高校生になり、プログレやパンクはもちろん、日本ロックの始祖の1つはっぴいえんどやサディスティックミカバンド、ムーンライダーズなどを聴き始めると、今度は同級生たちと軽音楽部に入部してバンド活動を始めることになります。このころも相変わらずアリアプロIIのプレベコピーモデルを使っていましたが、ピックアップを変更するなど、色々とカスタマイズをしてました。そして、高校2年生のときに憧れていたディープパープルのロジャーグローヴァーが弾いていた Rickenbacker 4001 のコピーモデルである Aria Pro II の 4001 コピーモデル(チェリーサンバースト)を買います。夏休みに道路工事で旗振りのバイトをしたお金を貯めて買いました。
当時はバンドで流行していた沢田研二、シーナ&ロケッツなどそれなりにいろいろな音楽を演奏し、その後大学には進学せず社会人になりベースを弾いていただけど、張り合いもなくなり、自然と楽器を弾くことをやめてしまいます。
社会人になってから、久しぶりに再開
そして30歳を超えたころに、再び楽器熱が高まり、1本のベースを購入。 moon JJ-4 というベースで確かお茶の水の下倉楽器だかで150,000円ほどで購入。どんなスペックの楽器かも知らず、ただ単に色が決めてで購入。このベースを持っていると「ジャコパスが好きなの?」と皆さんに言われますが、特にジャコパストリアスが好きなわけではなく、楽器屋さんに飾ってある姿を見て「これを買う!」と言って決めました。
このベースでは、1度だけカルメンマキ&OZのコピーバンドをやりましたが、諸般の事情でバンド活動は休止。その後、メンバーの家庭に子供ができたり、私も北海道に移住したりしてまたしばらくバンドはやってませんでした。
ちなみに JJ-4 のネックは細くて握りやすく、弦高もかなり低くできるのでとても弾きやすいベースだったし、このベースだけはずっと持っていました。
50歳になり、ご近所に住んでいた東京から単身赴任の人と居酒屋で知り合い、その人がドラムをやるということでまたバンドを結成。スタジオで大きな音を出して、気分転換にもなるし、楽しいということでまたバンド活動を始めました。
単身赴任の人も東京に転勤してしまい、こちらのバンドは活動中止でしたが、ネットのバンド募集をみてあるバンドに参加してまだベースを弾くことができています。いまはそのバンドは開店休業状態ですが、そのバンドの縁で、昔のJ-POPのコピーバンドなどに誘ってもらいベースを弾いてます。
ベースを買い始める
そんなこんなでベースを再開してからというもの、ちょこちょことベースを買い始めます。
Fender Japan のプレベ
ヤフオクで買った Fender Japan のプレベです(型番不明)。価格は50,000円ぐらいだったかなぁ?ちゃんとした写真が残っておらず、この写真だけ。カラーは気に入っていたんですが、なんか弾かなくなり売ってしまいました。
Gibson Thunderbird
ベーシストならきっと誰でも憧れるであろう、Thunderbird です。これもヤフオクで100,000円ほどで見つけて買いました。
Gibson の専用ケースもついていて、状態も良かったのですが、なにぶん弾きにくさもかなりありました。
ヘッドが重たくストラップを使って弾いてると支えることに集中が持っていかれてしまう
弦高調整の範囲が狭く、好みの弦高にできない
思ったよりも音がいい訳ではない
指弾きがやりにくい(ピック弾きがメインになる)
ということで、スタイルはすごく良かったのですが、これも途中で売ってしまいました。でも、しまう場所の余裕があればまたいつか欲しいなぁ
Fender Precision Bass American Standard
赤いプレベは売ってしまいましたが、やはり程度のいいプレベはほしいのです。これはヤフオクで見つけた個体ですが、大阪の楽器屋さんが出品していたものです。価格は確か120,000円ぐらい。本来はベッコウのピックガードがついているのですが、購入後に Fender の白いピックガードを購入して取り付けました。
Fender のベースがすごいのは、その弾きやすさと音、そしてメンテナンス性などがとてもバランスよくできてるところです。特にメンテナンス性については、構造もシンプルで大量生産に向いてるから、市場にたくさん出回っている。すなわちアフターパーツも修理部品も豊富にあるから、長く使える楽器といえると思います。
このプレベ、音がいいんです。純正のピックアップを使ってますが、アルダーのボディは鳴りがよく、ネックとのジョイントもしっかりしていてネックからボディ全体が鳴ってる印象です。弦高も自分好みに調整できますし、ネック調整も簡単。これこそがスタンダードなベースという印象です。
Rickerbacker 4003 Jetglo
中学生のころから憧れていた Rickenbacker も買っちゃいました。憧れていた理由は好きなベーシスト(ポール・マッカートニー、ロジャー・グロヴァー、クリス・スクワイヤなど)が使っていたこと。そして、かっこいいことです。
このベースは2005年製で、メルカリで230,000円で購入しました。一番高いベースです。 Rickenbacker のオリジナルケースはもちろんついてますし、輸入代理店である山野楽器の保証書(保証期間は切れてるけど、保証書がないと正規修理をしてもらえない)もついてました。
ところが購入後、音がどうもヘンだったので楽器屋さんでみてもらったところ、リアピックアップの配線が切れているとのこと。私が自分でリアピックアップフェンスを取り外そうしたためか、それとも最初から切れていたのかは不明ですが、山野楽器に聞いてみたところ別売りのピックアップはないが、5万円程度でリワインドしますとのこと。
社外品も考えたんですが、ここは純正パーツがいいだろうということで、リワインドをしてもらいました。4週間ほどの時間がかかりましたが、音は「これぞリッケン!」という音で満足してます。
今後もベースのことを書いておこう
からだは1つしかないのに、現在は持っているのは JJ-4 、Precision Bass 、4003 の3本。ただ、こういうのはコレクションしたくなりますよね。
そして、現在は
程度のいいジャズベ(4kg以下)
程度のいいプレベ(4kg以下)
があれば欲しいとは思ってます(笑)
ちなみに Rickenbacker 4003 は、使い始めてまだ4ヶ月ほどしか経っていませんが、 Fender 系のベースと違いクセがあまりにも強いです。どんな部分が強いのかについては、いずれまた note に書いておきたいと思います。