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自己紹介 なぜ会社を辞めてコーチを始めたのか?

はじめまして。草場信夫と申します。
この度、noteを始めることにしました。

36年間勤務した会社を辞めてプロ・コーチをしています。
私がコーチとして応援したい50代の人が、定年・再雇用で悩んだ時に、少しでも参考になる情報を、自分の経験などを含めながら記事としていきたいと考えています。

かんたんな自己紹介

1961年 丑年生まれです。

三菱電機、および三菱電機のIT子会社に、36年間勤務し、製品開発、システム構築、新規事業開発、事業責任者などを行ってきました。
36年間会社一途でした。
しかし、退職日だけは、自分の意志で決めたく、60歳の定年退職より、ちょっとだけ早い 59歳で退社しました。
最後のあがきです。

退職後、"定年・再雇用で悩む人が一人でも多く前向きに考えられるようになること" を目指し、チェンジングフォワード協会 を主催、設立しました。
チェンジングフォワード協会では、役職定年や、再雇用、第二の人生などでお悩みの方を1対1のコーチングや、1対Nのグループコーチングの手法を使って、あなたの人生100年時代に向けた、緑の台地"グリーンフィールド(私の名前”草場”ともかけています)" を発見することをお手伝いさせていただいております。

なぜ会社を辞めてコーチをしているのか?

私のライフチャートです。
縦軸は、充実度を示しています。
50歳台が充実度が低いことが一目でわかりますね。

キャプチャ

50歳で、27年間勤めていた三菱電機を退職し、三菱電機のIT子会社へ転籍しました。

しかし、半年も立たない内に、IT子会社から、三菱電機へ逆出向となりました。
その後、IT子会社に戻り、また、逆出向と、IT子会社に在籍していた9年間の間は、三菱電機とIT子会社の間を行ったり来たりを繰り返していました。
逆出向の辞令が出るたびに、三菱電機のままにしてほしかったとの思いがありました。

三菱電機へ逆出向している時の、今でも忘れないエピソードがあります。
逆出向先である三菱電機でも管理職として働いていました(今にして思えば、おかしな人事ですね)。
管理職として、三菱電機本社のある重要な会議に出席した席上で 「どうしてこの重要な会議に、子会社の社員がいるのだ」 と言われた時は腹の底から怒りがこみ上げる思いでした。
その日の夜、眠れなかったことを今でも覚えています。

50代は、仕事では、逆出向以外にも、会社の政治的な駆け引きや不条理な処遇があり、そして、家庭では、近しい人の死など、いろいろなことがありました。
サラリーマンだから仕方がないという思い、会社での自分の立ち位置はこれで良いのか、今の仕事は自分のやりたいことなのか、自分が給料に見合った成果が出せているのかなどの仕事に対する焦りなど、いろいろな思いがあったのが、50代です。

また、50代も後半になると、今後の自分や、第二の人生、家族のこと、親のことなども考えることが多くなり、このまま今のままのレールを走っていいのかというもやもやが続いていました。

しかし、そんなことを意識をしながらも、私は、一歩踏み出す勇気がなく、私のやりたいことはやがて見つかると根拠の無い「青い鳥」を探し続けていました。

そんな時、知人の紹介で出会ったのが 、コーチングです。

コーチングを継続していくなかで、私は70歳までは現役で社会に貢献する働きがしたい。そして、このまま60歳定年退職を迎え、今の会社で再雇用になり65歳まで勤め続けるのではなく、自分自身でレールを引いて歩み出したいと思うようになりました。

その第一歩として、コーチングを通して自分が決めた、同じ悩みを持たれている方に集まっていただくセミナーの開催を実践することが出来ました。
 
この実践は、自分にとって、ほんの小さな小さな一歩です。
しかし、もやもやのままであった自分、「青い鳥」を探し続けていた自分、思考停止に陥っていた自分がコーチングを受け、自分で決めたことを実践することで一歩踏み出せたことは、今までの自分の人生の中で、味わったことのない経験でした。
それは重い鎧を脱ぎ捨てて 緑あふれる大地で新たな自分を発見する感覚でした。

私は、この味わったことのない経験を、他の方、特に、定年・再雇用で悩んでいる方に味わっていただきたく、コーチングを学び始めました。
コーチングの学びの中で、"傾聴を通して、信頼関係を構築する。" "相手の可能性を信じる。" "相手の主体性を尊重するといる" というコーチングをする際のスタンスを知りました。
そして、自分がコーチングを身に付けることで、誰かの役に立つことができるのではないかと考えるようになりました。

そして、私は、60歳の定年退職を待たずに、59歳で会社を辞める決心をし、"定年・再雇用で悩む人が一人でも多く前向きに考えられるようになること" を目指し、チェンジングフォワード協会を設立しました。

チェンジングフォワード協会で、私は、コーチングの手法を使って、50代で会社一筋の人生を歩んで来て、自分自身の緑の台地"グリーンフィールド(私の名前”草場”ともかけています)" をどう作って良いのかわからない人、そして、自分の台地にどんな自分の種をまいてよいのかわからない人と一緒に、種を考え、緑いっぱいの台地を作って行きたいと考え活動しています。

これからどんなnoteを書いていくか

定年・再雇用で悩んだ時に、少しでも参考になる情報を、自分の経験などを含めながら記事としていきたいと考えています。

退職2000万円問題、70歳定年など、ちまたには、不安をあおっているニュースが多く、なんだか不安な思いが多くなっているような気がします。
そんな不安に対して、私はどう考え、どうやってきたのか、どうやって行こうとしているかなど、私の経験を交えて書いていきたいと思っています。

また、自分自身の問題だけでなく、親のことについても書いていきます。

今後ともどうかよろしくお願いします。

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