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「コーチングハンドブック」 他者を支援されている全ての方へ:0 はじめに、本書でお伝えしたいこと

NLPで最高の能力が目覚める コーチングハンドブック 知識と経験を最大化するセンスの磨き方 山崎 啓支 (著) を読み、私の感じたままを記載していきます。

タイトルは、コーチングとありますが、この本は、他者を支援されている全ての方にとって、お役に立てる本であると感じております。

この本は、全部で12章あります。
各章毎に、note に投稿して行きます。
今回は、最初の回として、この本との出会いと、この本の”はじめに””本書でお伝えしたいこと”を通して私の感じたことを記載します。

私とコーチングハンドブックとの出会い

この本とは、コーチングをスクールで学び、コーチングで独立する準備を進める中、学びを深めようとしている時期に出会いました。

この頃の私は、コーチになるために必要な要素として、「知識の習得(=学習)」「経験の積み重ね(=実践)」が必要と感じており、どうやって、この2つの要素を自分のものにしようかと考えていました。

しかし、この本の ”本書でお伝えしたいこと” には、

卓越したコーチになるためには、越えなければならない壁があるのです。
それが、「センスの開花」です。
センスは、知識の習得(=学習)と経験の積み重ねだけでは身につかないのです。センスを身につけるためには、そのための特別な戦略が必要なのです。

と書かれており、センスとは何か、どうやって身に付けたらよいのか、そもそもセンスなんて、本で勉強して身につくものなのか、などいろいろなことを考えました。
知識だけだといけないことはわかっていましたが、経験を積んでもダメと言われてどうしようかと悩んだことを思い出します。

この本では、センスのあるコーチは、様々なクライアントの状況に柔軟に合わせてコーチングができ、「柔軟性の高さ」「優れた直観力」「洞察力」などの特質があるとしています。
しかし、これらの特質が開花していない人がいくら知識を積み重ねても上手にコーチングを行うことができないと書かれており、 長くコーチングとして仕事を続けるためには、この本は読まないといけないと思いました。

また、この本の出会いから、新しい人との出会いや、この本を題材とした読書会への参加など、コーチングを始めたばかりの私にとって、コーチングの世界を大きく広げる機会となった本でもあります。

本章で学ぶ内容の骨子
・「普通のコーチ」と「卓越したコーチ」の間には大きな違いがある。
・本章は、「卓越したコーチ」になるための指針を提供するもの。
・「知識の習得」と「経験の積み重ね」だけでは伸び悩んでします。
・「卓越したコーチ」になるためには、センス(才能)の開花が欠かせない。
・センス(才能)の開花は方法を取得することではない。センス(才能)の開花には、「存在(Being)の活性化」が必要。

コーチングハンドブック を noteに書く意味

今回、この本を各章ごとに、noteに投稿しようと考えたきっかけをお話します。

この本は、ハウツー本ではありません。
センスを磨くことは、Doing(方法)を身につけることではなく、Being(存在)を磨くことだからです。
実は、私は、まだ、数回しか読んでいません。
当たり前ですが、理解できていないところがたくさんあります。
また、読み直すと、毎回、新しい気づきのある本でもあります。

今回、この本を各章ごとに、noteに投稿していくことにより、私自身も、再度、じっくりこの本を読むことにしました。
これにより、この本から、また、新たな気づきがえられ、また一つ、私自身、コーチとして、センスが磨かれていければと思っています。

そして、私かここでこの本を紹介させていただことで、コーチの方だけでなく、他者を支援されている方、具体的には、カウンセラー、各種セラピスト、部下を持つ管理職、生徒にかかわる生徒、研修講師、各種コンサルタント、医者や看護師など医療にかかわる方々のセンスが磨かれることにお役に立てればと考えています。

そして、これらの方のセンスが磨かれることにより、これらの方から支援を受けている方が、より充実した支援を受けられるようになることを願っています。

コーチングハンドブック を読んで、私自身が変わったこと

この本では、クラアントとセッションと行う際に、クライアントの方に対して「先入観を持たない」状態が、センスを発揮できる一つの状態と述べています。

私自身、この本を読んでから、クライアントの方に対して、自然と「先入観を持たない」状態になれる時間が、少しずつですが、増えてきました。

そのような時間をクライアントの方と味わうことのできると、自然とクライアントの方は、私に対して心を開き、自然と自分自身の内面との会話が始まり、自分自身でいろいろな気づきを得て行かれます。
そして、クライアントの方の表情がだんだん明るくなり、気持ちも前向きになっていくことが見ていてわかります。

コーチである私も、体がポカポカしてきて、とても、温かい、夢をみているような気持になれます。
まだまだ、すべての時間がこのような時間となるわけではありませんが、このような気持ちになれることはコーチとしてとても大切にしたいと考えています。

この本を読んでいただき、他者を支援される方が、「先入観をもたない」状態で、支援を必要としている方と接することができることにより、支援を必要としている方が、心から安心して、支援を受けることができる時間が増えることを願っております。

コーチングハンドブックの構成

この本は、以下の3部構成となっています。

内容的には、第3部から読みたくなるのですが、著者は、第1部と第2部を読まないと第3部は理解できないと述べています。
最初から、順番に読んでいくと、似たような説明が出てきます。
同じようなことをいろいろな角度から説明することにより、とらえどころのない、センスを磨くこと、つまり、Being(存在)を磨くことの理解を深めようとされています。

私も再度、最初から、じっくり読んで行きたいと思います。

第1部 コーチングの基礎
 第1章 質問の効果
 第2章 コーチングのプロセス
 第3章 変化とプログラム
 第4章 自己同一化
 第5章 脱同一化とコーチングの実践
第2部 クライアントとの信頼関係の作り方
 第6章 コーチングと無意識
 第7章 直観力を磨く
第3部 コーチングによる「最高の力」の引き出し方
 第8章 コーチングによる目標達成
 第9章 パフォーマンスの高い状態を作るために
 第10章 集中力を生み出す
 第11章 無意識を信頼する
 第12章 主体的に生きる


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