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Singapore & Johor Bahru旅行記 Part.1

以前一緒にロサンゼルスに行った友達にもう一人加え、男5人でシンガポールとジョホールバルを観光しました。その時のことを備忘録的に記録しようと思います。


8/9:Day0:職場→帰宅→アートホテル成田

シンガポールへのフライトは8/10 8:15成田発という朝早い便であったため、5名中4名は8/9の内に成田空港付近のホテルに前泊することにしました。8/9は仕事を定時退社して一度帰宅し、旅行用の荷物を回収した後成田方面に向かいました。武蔵小杉駅から総武本線及び成田線直通の横須賀線に乗りました。乗車時間が結構長かったので、武蔵小杉-成田間のグリーン券を1,000円くらいで購入し、車内販売でビールを買って飲みながらだらだら過ごしました。
成田駅からアートホテル成田までは、無料のシャトルバスで移動しました。大体1hr間隔で運行しているようでした。22:15くらいにアートホテル成田に到着し、先にチェックインしてくれていた友人に導かれて部屋に移動しました。部屋や設備の所々に年期の入った様子が伺えましたが、総じて清潔で過ごしやすいホテルでした。また大浴場が23:00までの営業だったため、荷物を部屋に置いてすぐに大浴場に向かいました。こちらも広々した内湯と露天風呂を備えており、日頃の疲れが癒されました。
その後23:10くらいに後の2人の友人とも合流し、一つの部屋に集まってご飯を食べたりお酒を飲んだりしたあと、翌日のフライトに備え就寝しました。

8/10:Day1:シンガポール観光①

NRT→SIN(Scoot:TR809)

翌日5:20に起床し身支度を整え、5:50にホテルロビーに集合してホテルと成田空港を結ぶ6:00発の無料のシャトルバスに乗ることにしました。しかし、5:50時点でシャトルバスの定員が埋まってしまっており、バスに乗ることが出来ませんでした。そこで、フロントの方に頼みタクシーを呼んでもらうことにしました。タクシーは6:10頃にホテルまで来てくれ、6:30には無事に成田空港に到着することが出来ました。
今回は「Scoot」というシンガポール航空の傘下にあるエアラインでシンガポールまで向かうことにしていました。そのため、我々はまず成田空港第1ターミナルで集合してチェックイン手続きを済ませることにしました。チェックインは自動端末に飛行機の予約番号を入力し、各人のパスポートをスキャンするだけで完了しました。自動端末は日本語にも対応していたので、非常にスムーズに手続きすることが出来ました。また、荷物を預けるカウンターのスタッフは外国の方でしたが、日本語が非常に達者でこちらも難なく事を運ぶことが出来ました。
機内持ち込み荷物の検査場は7:00からオープンだったため、それまでの間検査場前の列に並び10minくらい待ちました。手荷物検査も問題なく終わり、Scootが出発する34番ゲートに向かいました。ゲートの周りには飲み物の自動販売機くらいしかなかったので、機内食が出るまでしばし空腹と戦うことになりました。

成田空港第1ターミナル。チェックインや荷物を預ける時などほとんど待つことなく手続きすることが出来た。
Scootが出発する34ゲート。おそらくこの日成田空港を出発する最初の便がこのNRT→SIN便だったと思う。
Scootの機体。大きな機体に黄色いイメージカラーをあしらったデザインがスタイリッシュでカッコいい。

搭乗案内が開始となり、我々も機内に乗り込みました。今回は「Scoot Plus」という座席を指定しましたが、これがかなり良かったです。前後左右のシートピッチはかなりゆったりとしており、シートリクライニングに加えてフットレストも備わっていました。また、各シートに一つ電源プラグも付いていました。プレミアムエコノミークラスとビジネスクラスの中間のような座席で非常に快適でした。NRT⇔SINまで往復110,000円程度でしたが、片道約7hrの旅程と考えると、少しでも快適に過ごすことが出来るScoot Plusを利用することはかなり有意義な選択だと思います。ただし、LCC機であるため座席正面にモニターなどは無く、映画などのコンテンツを楽しむことはできなかったので、自分で何かしら暇つぶしを用意しておいた方が良いです。
飛行機が離陸し機体が安全な状態になると、機内食の提供が始まりました。Scoot Plusであれば機内食が無料で往復分ついてくるので、航空券予約時に機内食も選択するのですが、航空券を購入したのが数か月前だったので、どの機内食を選択したか忘れてしまっていました。しかし、キャビンアテンダント(Scootiesと呼ぶらしいです)の方が、「今からでも変更できますよ」と親切におっしゃってくださったので、その時の気分で食べたいものを選択しました(SIN→NRT便では機内食の変更は出来なそうでした)。私は「牛肉の黒コショウ炒め」のようなものを選択しましたが、結構おいしかったです。その後には追加で9シンガポールドル(約1,000円!)を支払いタイガービールを注文し優勝しました。やっぱりタイガービールはあっさりしていて美味いです。

機内食の「牛肉の黒コショウ炒め」適度にスパイシーで美味しかったです。ピカチュウのコップも可愛い。
一人1,000円払ってタイガービールを飲む様子。この美味さは何事にも代えがたい。
機内には備え付けのモニターが無いので、ガイドブックを読んでシンガポール旅の予習に時間を充てるのもあり。

チャンギ国際空港とJEWEL

飛行機は予定よりも早く、現地時間14:00前にチャンギ国際空港に到着しました。空港には動く歩道が整備されており、床は磨き上げられていてゴミ一つ落ちていない状況でした。SKYTRAX社による空港格付けランキングで2位に位置するのも納得な環境でした。入国審査も自動化されており、まずはパスポートを機械にスキャンし、その後に顔認証と指紋認証のステップに進み、問題なければ入国審査完了です。入国審査官と英語で話したりするようなことは一切ありませんでした。逆にパスポートにスタンプを押してもらえなかったのは少し残念でした。入国と言えば、シンガポールに入国する際には、「SG Arrival Card (SGAC)」なるものを事前にWEBで記入し申請する必要があります。SGACの記載方法についてはインターネット上に記事や動画で丁寧に教えてくれているサイトがありますので省略します、また、SGACのWEBサイトも日本語に対応しているので、少しの面倒くささはありますが問題なくこなすことが出来ると思います。

飛行機から降りて入国審査までの道のりには、動く歩道が整備されています。
入国審査場の様子。人はほとんど並んでおらず、非常にスムーズに入国できました。
機内に預けた荷物を引き取る場所にも緑が植えられており、目にも鮮やかでした。

預け荷物を引き取った後、チャンギ国際空港に併設している「JEWEL」という商業施設に向かいました。チャンギ国際空港第1ターミナルからは歩いて15min程度でJEWELまで到達することが出来ました。空港ターミナル間を結ぶ「SKY TRAIN」でも行くことが出来るみたいです。JEWELに到着したら、まずは有名な滝を観に行くことにしました。緑の木々に囲まれた中央を堂々と流れ落ちる滝は、かなり見応えがありました。JEWEL最上階には滝に近づける歩道橋のようなものがありましたが、そこそこお金を払わないと橋を渡ることが出来なかったので、今回は見送りました、それでも滝に結構近い位置で他の観光客の方にお願いをして集合写真を撮ってもらうことが出来ました。
その後はお腹が空いていたので、「Food Republic」というフードコートに向かいました。フードコート内はそこそこ混みあっていましたが、訪れた時間が15:00過ぎということもあり5人席をすぐに確保することが出来ました。フードコートにはシンガポールの名産料理や中華料理、インド料理等がラインナップされていました。私はせっかくなのでシンガポールに来たら食べてみたいと思っていた「海南鶏飯」を食べることにしました。タイ料理のカオマンガイに近い料理でしたが、そこまで辛くなく、ローストしたチキンとお米とソースがバランスよくマッチしていてかなり美味しかったです。この後にも何度かシンガポールのフードコートを利用する機会がありましたが、基本的にどのお店でもクレジットカードを利用することが出来ました。しかもタッチ決済が主流でした。一方で、VISAやMASTERCARDはほぼ100%のお店で使用できたものの、AMEXは使えないお店が多かったです。

チャンギ国際空港からJEWELまでは歩道橋で接続しています。動く歩道もあり快適。
JEWEL名物の滝。夜にはライトアップされる模様。

マーライオンパーク

JEWELで食事をした後、我々はマーライオンを観に行くことにしました。マーライオンがいるマーライオンパークには、MRT(シンガポールの地下鉄)の「Raffles Place」からアクセスする良さそうだったので、我々はまずMRT「Changi Airport」駅に向かいました。MRTを使用する際には「ezlink」という日本のSuicaのようなプリペイドカードを購入しておくと非常に便利なようで、MRT駅構内の自動販売機でS$10で購入することが出来ました(カード決済可能でした)。S$10の内、S$5がカードのデポジット料金、S$5がMRTで使用できるお金です。我々は購入したezlinkカードに更にS$20をチャージしました(チャージは現金のみ対応していました)。Changi Airport駅から緑色の東西線に乗り、Tanah Merah駅で一度降り、再び東西線に乗りRaffles Place駅まで向かいました。MRTは自動運転で運行しており、時間に正確で車内もとても清潔でした(飲食厳禁でした。ドリアンの持ち込みも禁止でした)。

MRT車内。優先席があったり今いる駅を電光掲示板で教えてくれたり、かなり使い勝手が良いです。

Changi Airport駅からRaffles Place駅までは1hrかからないくらいの時間でアクセスすることが出来ました。Raffles Place駅からマーライオンパークまでは歩いて10min程度でした。マーライオンパークにはたくさんの観光客の方がいて、写真を撮るのも一苦労でした。一方で、マリーナベイ・サンズをバックにマーライオン像を観ると、「シンガポールに来たなぁ」という実感を改めて抱くことが出来ました。

MBSをバックに眺めるマーライオン像。思っていたよりも大きかったです。
マーライオンパークにはたくさんの観光客の方がいました。
すぐそばに小さなマーライオン像もいました。こちらも人気でした。

8/10:Day1:Singapore→Johor Bahru

マーライオンパーク→Queen St. Terminal

今回の旅では、4泊中3泊をシンガポールではなくマレーシアのジョホールバルに宿泊することにしていました。理由はシンガポールのホテルがかなり高かったからです(1泊15,000円くらいしたと思います)。よって、我々はシンガポールに入国して早々、マレーシアに向かうことにしました。
シンガポールからマレーシアのジョホールバルへは、バスや鉄道、タクシー等の陸路でアクセスすることが出来ます。メジャーなアクセスルートとして、「地球の歩き方」にはバスでの移動がまず第一に取り上げられていますが、この日はスーツケース等の荷物が多かったこともあり、国際タクシーでジョホールバルに向かうことにしました。
シンガポールからジョホールバルに向かうバスやタクシーは、「Queen St. Terminal」というところから発着します。Queen St. TerminalのMRT最寄り駅は「Bugis」という所だったので、我々は再びRuffles Place駅から東西線に乗りBugis駅に向かいました。Bugis駅からQueen St. Terminalまでは歩いて10minかからないくらいでした。道中にはQueen St. Terminalの方向を示す案内表示もあり、迷うことなくたどり着くことが出来ました。

シンガポールとジョホールバルを結ぶバスやタクシーの発着場:Queen St. Terminal。思ったよりも怪しい雰囲気です。

Queen St. Terminalにはお手洗いもあったので、タクシーに乗車する前に用を足しておきました。我々がQueen St. Terminalに着いた時には、ちょうど2台の黄色い国際タクシーっぽいタクシーが停車していました。友人の一人がタクシーの運転手に「ジョホールバルまで行ってくれるか?」と聞いてくれたところ、行ってくれるとのことでした。しかも、本来シンガポールとジョホールバルを結ぶ国際タクシーは、シンガポールの「Queen St. Terminal」とジョホールバルの「Terminal Bas Larkin Sentral」でしか基本的に乗り降りできないという前情報でしたが、タクシーの運転手にジョホールバルで滞在するコンドミニマムの住所を示すと、直接そこまで送ってくれるとのことでした。有難い限りです。しかも追加料金もなく、規定料金のS$70でOKとのこと。
我々は5人グループで且つ荷物も多かったので、タクシーを2台貸切ってしてジョホールバルに向かうことにしました。

シンガポールとジョホールバルを結ぶ国際タクシー。黄色いタクシーが国境を超えることが出来るそう。運転手はマレーシア出身の方でした。重たいスーツケースも丁寧に積み込んでくれました。

Queen St. Terminal→Johor Bahru

我々は2人と3人に分かれてタクシーに乗り、それぞれジョホールバルに向かいました。運転手のおじさんはなかなか気さくな方で、色々しゃべりかけてくれました。日本語もいくつか知っていて驚きました(以前日本で仕事をしていた?ような話をしていましたが、よく聞き取れませんでした)。シンガポール→ジョホールバルまでの道のりは、場合によってはかなり混むという前情報もありましたが、この日は比較的スムーズにシンガポール側の出国審査ポイントまで到着しました。出国審査は、タクシーの運転手にパスポートを渡し、タクシーの運転手が出国審査官にパスポートを渡し、出国審査官が我々の顔を確認して終了しました。

シンガポール側の出国審査ポイント。車やバイクが多く列を成していましたが、そこまで待つことはありませんでした。

無事にシンガポールを出国すると、シンガポールとジョホールバルを結ぶコーズウェイ橋を渡り、マレーシアの入国審査となりました。マレーシアの入国審査でもシンガポールの出国審査とほぼ同様に、パスポートと顔を確認する手続きをしましたが、プラスアルファで日本に帰国する時の航空券の提示が求められました。我々は帰国便の航空券をまだ発券していなかったので、航空券の予約完了画面をスマホで入国審査官の方に見せて、無事入国することが出来ました。後から聞くと、もう一台のタクシーで行ったグループ
は、帰国便の搭乗券の提示は不要だったものの、タクシーのトランクを開けて荷物を確認されたとのことでした。マレーシアへの入国審査は、担当審査官の裁量で厳しさにブレがあるようでした。また、マレーシアに入国するには、シンガポールと同じように「Malaysia Digital Arrival Card (MDAC)」をWEB上で事前に記入し申請する必要があります。こちらもネット上に記載方法等は細かく紹介されているので、問題なく記入・申請できると思います。
マレーシアに入国した後、我々はそのまま宿泊地のある「Danga Bay」までタクシーで向かいました。タクシーの運転手の方も親切に宿泊地のすぐそばまで送ってくれて、大変助かりました。結局シンガポールのQueen St. TerminalからDanga Bayまで約1hr程度で到着することが出来ました。

Johor Bahru, Danga Bayに宿泊

宿泊地のコンドミニマムの近くに着いてから、近くのレストランで鍵を部屋の鍵をピックアップしました。今回は「Airbnb」というサイトを介してコンドミニマムを予約したので、普通のホテルとはチェックイン方法も一味違うようでした。普通のマンションの一室のオーナーさんがその部屋を宿としてAirbnbに掲載し、その部屋を我々が予約し泊まることが出来るようなシステムでした。

コンドミニマムの部屋の鍵の受け渡し場である「RESTORAN SYED ALI」。番号で開くコインロッカーがあり、そこに鍵が収められていた。

同じような高層マンションが多く、どの棟に泊まるのか少々迷いながらも予約した部屋にたどり着くと驚きました。47階建ての47階に我々が泊まる部屋があり、間取りは5LDKでした。ほとんど一人につき一つの部屋とバスルームが用意されているような、清潔感がありとても素晴らしい部屋でした。

最大で12人が宿泊できるような、とんでもない広さの部屋でした。

見晴らしも眼下にジョホール海峡を臨むオーシャンビューで、目の前にはシンガポールの夜景を見渡すことが出来ました。

コンドミニマムに荷物を置き、周辺を散策することにしました。マレーシアはシンガポールと比較して治安はあまりよろしくないとの前情報でしたが、日が落ちた20:00くらいには通りに人も多く、先日訪問したロサンゼルスとは比にならないくらい安心して夜道を歩くことが出来ました。周囲には24hr営業のコンビニや飲食店もあり、ライフラインには困らないということが分かり安心しました。

24hr営業のKKマート。マレーシア宿泊中には大変お世話になりました。
KKマート内のお酒売り場。目隠しされています。お酒の値段は日本より少し高いくらい?ビールよりもアルコール度数の高いお酒は売っていませんでした。
近くには夜遅くまで食事ができる屋台も充実していました。

この日の夜ご飯をまだ食べていなかったので、コンドミニマムの鍵を受け取った「RESTORAN SYED ALI」で夜ご飯を頂くことにしました。5人で訪れた我々のために、店員の方が4人席を2つ繋げて用意してくれました。また、メニューはマレー語?で書かれており、どんな料理か良く分かりませんでしたが、「このナシゴレンにはチキンが入っていて、こっちにはシーフードが入っているよ」と英語で丁寧に教えてくれました、そんなわけで、我々はどうにか料理と飲み物を注文することが出来ました。私はチキンが入ったナシゴレンを注文しいましたが、結構おいしかったです。インドネシアで以前食べたナシゴレンよりも幾分スパイシーでしたが、とんでもない辛さではなく丁度良い程度でした。ただし注文した飲み物がナシゴレンを食べ始めてから中盤に差し掛かったくらいで出てきたので、もう少し早めに出してほしかったですね…。

RESTORAN SYED ALIの雰囲気。21:00頃に訪れましたが、地元の方々で賑わっていました。
メニュー。文字だけ見ても良く分からん。
チキンナシゴレン(Nasi Goreng Ayam)。スパイシーで美味しい。

食事の後はビールやスナックを買い、コンドミニマムの中で談笑しました。結局その日は24:00くらいに就寝しました。そんな感じでSingapore & Johor Bahru旅の1日目が終了しました。だらだら書いていたらかなり長くなってしまいました。記憶が新しいうちに2日目以降も記録に残したいと思います。それでは。

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