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Singapore & JohorBahru旅行記 Part.3

間が空きましたが、前回記事の続きを書いていこうと思います。

前の記事では、今回の旅の宿泊地であるジョホールバルを一日観光した様子を記載しました。今回の記事ではいよいよシンガポールの街を本格的に観光した様子を振り返っていきます。


8/12:Day3:Johor Bahru→Singapore

この日は朝6:30頃に起床し、身支度を整えました。同行者がコンドミニマムの予約サイトであるAirbnb経由でコンドミニマムのオーナーさんとやり取りして、ジョホールバル→シンガポールに向かってくれるハイヤーを8:00に手配してくれていたので、それに間に合うように準備しました。コンドミニマムには洗面台がほとんど1人1台用意されていたので、身支度もスムーズに済みました。

朝起床したときの景色。コンドミニマムにはSAMSUNG製の便利な洗濯機もあったので、着ていたTシャツや下着類の洗濯も出来て有難かったです。
コンドミニマムの下まで迎えに来てくれたハイヤー。きれいなトヨタのアルファードでした。ジョホールバル→任意のシンガポールの観光地まで片道S$110(11,900円くらい)でした。

ハイヤーでのマレーシアからシンガポールの国境越えは、初日の国際タクシーでの国境越えと大きな違いはありませんでした。ハイヤーの運転手に全員分のパスポートを預け、それをマレーシア及びシンガポールの入出国審査官に渡し、一人ひとりの顔写真と顔を照らし合わせるだけでした。入国するシンガポール側では事前にWebで記載したSGACのチェックもあったと思います。マレーシアからシンガポールへの道中は、コーズウェイ橋を渡りシンガポール側へ入った所から渋滞し始め、目的地のNational Museum of Singapore(シンガポール国立博物館)には1.5hr後の9:30頃に到着しました。

8/12:Day3:Singapore観光

THE PROVIDORE

シンガポール国立博物館の開館は10:00だったため、開館までの間近くのカフェで待つことにしました。我々はTHE PROVIDOREという、シンガポールで有名な5つ星ホテルであるRuffles Hotelの目の前にあるカフェに行きました。カフェは外装も内装も洗練されていて、とてもキレイでした。しかしその分、場所柄も併せてコーヒーや軽食の値段はかなり高かったです。コーヒー1杯S$9くらいした記憶があります。シンガポールに到着してから早々に、昨日KOPILOCOで食べた素朴な味わいのKaya ToastとKopiが恋しくなりました。シンガポール物価恐るべし。
カフェの近くには、今回の旅で買って帰りたいと思っていたBacha Coffeeの店舗もあったので、また後日この辺を散策しようという話をしました。

博物館が開館するまでの間一休み。本当は軽く何か食べたかったが、破産しかねないのでアイスコーヒーのみ注文しました。

National Museum of Singapore

カフェで休憩した後、シンガポール国立博物館に向かい、10:00過ぎに到着しました。シンガポール国立博物館では、シンガポールに駐在している日本人の方による博物館ガイドツアー(追加料金無し!)も行っていたため、我々はそのツアーに参加することにしました。ガイドツアーの申し込みは博物館の開館と同じく10:00から開始だったので、我々もすぐにチケットを購入し、ガイドツアーの申し込みを済ませました。ガイドツアーには人数制限があり、我々よりも少し後に入場した方はガイドツアーに申し込むことが出来なかったようでした。しかし、声は届きにくいかもしれないが、ガイドツアーの近くで一緒に博物館内を回ってもらえれば、同じようにガイドできるとのことでした。非常に寛容です。

シンガポール国立博物館のエントランス。1887年に建てられた建築を改装して博物館にしたようで、非常に荘厳なたたずまい。
自動のチケットカウンターでチケットを購入すると、紫色のシールが出てくるので、それを服に貼る。チケットはS$10だったので、非常に良心的。
シンガポールのこれまでの歴史をたどることが出来る「Singapore History Gallery」の入り口。

博物館の日本語ガイドツアーの開始は10:30頃だったので、我々はSIngapore History Galleryの入り口前でしばし待ちました。周りには同じくガイドツアーの開始を待っている日本人の方が大勢(30名程度)いました。昨日のジョホールバル観光中には一切日本人に会わなかったので、新鮮な気持ちでした。
日本語ガイドツアーでは、シンガポールがいかにして発見されたかというところから、ラッフルズ氏による近代都市形成やイギリスと日本による占領時代の様子、そして現代の著しい発展の様子まで時系列で分かりやすく説明してくれました。特に我々日本人としては第2次世界大戦中にどのようにシンガポールを侵略し、占領下中どのようなことをしてきたのかということは、しっかりと理解しておくべきと感じました。個人的には、日本軍がマレーシア側から南下してシンガポールを陥落させた話は印象に残りました。ジャングルの中を自転車を使って南下していったようで、自転車の車輪がジャングルの太陽光線を浴びて銀色に光ることから「銀輪部隊」と当時呼ばれていたようです。

Singapore History Gallery入ってすぐの所にあった謎の石。古代文字が刻まれており、現在でも解読できていないとのこと。
日本が不思議な芋みたいな形をしている地図。いつの時代のものかは忘れた。
シンガポールの父、ラッフルズ氏の肖像画。東インド会社でかなり頭角を現していた方らしい。
三角貿易時代のアヘン屋さんの看板。

ガイドツアーは1~1.5hrくらいの時間に渡り行われ、非常に充実した時間を過ごすことが出来ました。ガイドツアーの終わりに、ガイドしてくださった方に対して拍手をしてお礼をしました。

Lao Pa Sat

シンガポール国立博物館を後にし、我々はお昼ご飯を食べに「Lao Pa Sat(ラオパサ)」という場所に行きました。ラオパサにはBencoolen駅からダウンタウン線に乗り、Downtown駅で下車し歩いて向かいました。ラオパサの周りは高層ビルが立ち並んでおり、サラリーマンやOLらしき方々が闊歩していました。まるでシンガポールの丸の内のような場所だなと思いました。
ラオパサに到着すると、そのお店の数に驚きました。日本のフードコートのような様子で、広いエリアに所狭しとお店と席がありました。お店の種類も中華系,インド系,アメリカ系,日本系等とても豊富でした。近くの高層ビルに入っている会社に勤めている方々もランチに普段使いしているようで、多くの方がラオパサ内でお昼ご飯を食べたり、テイクアウトしている姿を見かけました。

Lao Pa Satの外観。丸の内のような場所に突如として大きなフードコートが出現する。
Lao Pa Satの様子。上手く写真が撮れなかった。
友人の写真の方がよく撮れているので拝借。この日は平日ということもあり、多くのビジネスマンの方で賑わっていました。
空いている座席を見つけたら、盗られても良いものを机の上に置いて席取りをする。

たくさんのお店がありどの料理を食べようかかなり迷いましたが、インド料理屋のビリヤニが安くて美味しそうだったので、ビリヤニに決定しました。実際にとても美味しく、量もかなりたくさんありました。加えて、辛さも控えめだったので、辛すぎるものが苦手な私にとってありがたかったです。シンガポールには歴史的にインドからの移民の方も多いことから、インド料理もとてもレベルが高く、(インドには行ったことありませんが)現地で食べるような本格的な味わいでした。

Lao Pa Satで食べたビリヤニ。とんでもなく美味しかった。お米の下にやわらかいチキンが埋まっていてそれも美味しかった。本格的な味のビリヤニを食べることが出来て、大変満足でした。

Universal Studios Singapore

この日はシンガポールの有名な観光地を一通り回ってしまう予定にしていたので、昼食の後はUniversal Studios Singapore(USS)に行くことにしました。USSはシンガポールの南に位置するSentosa(セントーサ)島というところにありました。シンガポール本土とセントーサ島とは陸続きになっているので、モノレール等の公共交通機関で行き来することが出来ます。我々はまずセントーサ島行きのモノレールが発着するHarbour Front駅まで例によって地下鉄(MRT)で移動しました。
Harbour Front駅に着いてからは、Vivo Cityという商用施設の中にあるセントーサ島行きのモノレール乗り場まで向かいました。モノレールのチケット売り場でUSSの入場チケットも一緒に買うことが出来ましたが、ひとまずモノレールのチケットのみを購入しました。モノレールチケットとUSSチケットを一緒に購入した方が、もしかしたら安かったのかもしれません。
3分ほどモノレールに乗車して1駅目のResorts World Sentosa駅で降りました。駅を降りるとすぐにUSSの入り口が見え、テンション上がりました。USSの入場チケットは無人の券売機が数台並んでいたのでそこで購入しました。入場チケットはS$83(¥9,436)と思ったよりも高かったです…。USJとほぼ同じくらいの値段ですね。

14:00から入場するにはちょっと高額なチケット。
USSの地球儀

USSの中はUSJと結構似ている印象でした(USJには1回しか行ったことないので曖昧ですが…)。アメリカっぽい雰囲気のエリアがあったり、エジプトっぽい雰囲気のエリアがあったり、歩きながら写真を撮っているだけでも結構楽しかったです。

USSに入るとすぐにアメリカンな雰囲気のエリアに誘導される。
アメリカンダイナー風のレストランもいい感じ。USJにも似たようなお店があったと思います。
大きな屋根が付いたアーケードの様な場所を歩く。トランスフォーマーやミニオンなどのキャラクターがそこら中にデザインされていました。
エジプトっぽい場所。USJには無いようなエリアだなぁと思いました。

我々はまずJurassic Parkのアトラクション(Rapids Adventure)に乗ってみることにしました。USSに以前行ったことがある友人によると、この日のUSSの来場者はかなり多い方だそうで、Rapid Advebtureにも長蛇の列が出来ていました。列に並んでいる人々もシンガポールらしく多種多様で、日本語や中国語や英語が入り乱れた不思議な環境でした。結局アトラクションに乗るまでに2hr近く並びました。加えて、USS内全域でスマホの電波接続状況が悪く、e-SIMを使用していた私は上手く電波をとらえることが出来ず、ほとんどスマホを使用することが出来ませんでした。

Rapids Adventureの待ち時間。色んな言語をしゃべっている人たちがいて面白かった。ただし、列に並んでいる間にめっちゃ喉が渇いた。
Survival Gearという名のカッパの自販機がありました。「言うほど濡れないだろう」と思っていましたが、この後Gearを購入しなかったことを後悔します。
行列に2hrくらい並んでようやくアトラクションが見える所までたどり着きました。アトラクションに乗る直前までは日差しが差しています。

アトラクションは丸いボートのような乗り物に乗って、川下りをするような感じでした。ボートには10人くらい乗れるようで、我々は大阪から来たグループと乗り合わせました。我々と同じく高校の同期で遊びに来たようです。
ボートに乗りこみ、いざアトラクションが開始するというタイミングで外では大雨が降り始めました。アトラクションは8割方屋外を移動するものだったので、川の水しぶき等関係なしに一瞬でずぶ濡れになりました。アトラクションに乗る前にSurvival Gearを購入しておけばよかったと強く後悔しました…。雨の降り方が激しすぎて、正直どんなアトラクションだったのかという記憶が薄いです。カバンの中のスマホやカメラが水没しないように死守することにかなり集中しました。結局この時の大雨が、このシンガポールとマレーシア旅行の間に遭遇した最初で最後のスコールらしいスコールでした。一方で、あまりにも雨が激しい時にはRapids Adventureの運行自体が中止になるようだったので、滑り込みで乗ることが出来て良かったです。また激しいスコールの中でアトラクションに乗ることもなかなかできることではないので、良い経験になりました。
Rapids Adventureから降りた後も数十分くらいは雨が降り続きましたが、次第に雨脚は弱まりました。大雨に少し疲れたのと、アトラクションの列に並んでいる間にひどく喉が渇いたので、ドリンクスタンドでビールと水を買いました。

酒カスムーブ。テーマパークで飲むビールはいつもよりも美味しく感じます。

その後はシュレックの映像アトラクション(Shrek’s 4-D Adventure)に行きました。映画館のような椅子に着席して4D映像を楽しむアトラクションでしたが、お客さんが我先にと良い席(アトラクション的に席の良しあしはあまり関係なさそうでしたが…)を確保しに行く様子が、USJでは見られない光景かなと思いました。
その後はWater Worldを観に行きました。Water WorldはUSJにもあり、私も観た覚えがあります。ショーの内容はUSJで観たときと同じに見えました。しかしストーリーが英語で進行する点は、もちろんUSJとは異なっていました。また、開演前の客席に水を撒くパフォーマンスはUSSの方が積極的に見えました。我々はもう水を浴びることにはこりごりだったので、水が飛んでこない上の方の席で鑑賞しました。

Water Worldのショーの様子。ストーリーはUSJと同じに見えました。

Water Worldのショーを観終えた後には18:00を過ぎていました。USSの閉園時間は19:00とかなり早い模様だったので、閉園前に急いで最後にもう一つアトラクションに乗ることにしました。最後に乗るアトラクションは、待機列がほとんどなかったRevenge of the Mummyにしました。このアトラクションは映画「ハムナプトラ」をモチーフにしたものらしく、USJには無いアトラクションだそうです。屋内型のジェットコースターのような乗り物で、USSらしいアトラクションだと思いました。

閉園間際のUSSの様子。最後にRevenge of the Mummyに乗ることにした。

USSから出る前にお土産を観たりして過ごしました。USSから出た後はセントーサ島を離れシンガポール本土に戻ることにしました。USS閉園直後はモノレールが混みあうと考え、Grabでタクシーを呼んで帰ろうかと思いましたが、どこにタクシーを呼んだらいいか難しかったので、結局モノレールで離島することにしました。モノレールは思いのほか混んでおらず、すぐにシンガポール本土に戻ってくることが出来ました。
この日のシンガポール観光は夜まで続きますが、とりあえずこのPart.3は一旦ここまでとします。また間が開くかもしれませんが、次回Part.4に後半を記載しようと思います。

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