ボルボXC60リチャージのレーンキーピングアシストに望むこと
高速道路などの巡航時に、ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)と合わせて、一度使うとやめられない機能が、LKA(レーンキーピングアシスト)です。
これは、車線の間を維持して走行すべくステアリングを自動操作してくれる機能です。気を遣う首都高速道路のカーブなどでも、ステアリングを微調整しながら曲がっていく様子は、感動的でさえあります。
もちろん手放し運転はできませんし、そんなことをすると、すぐにステアリングを操作するように警告がでます。それでも、直線中心の郊外の高速道路などでは、ドライバーの負担も危険も軽減してくれるのです。
また、この写真にあるようなケース、80キロ制限の高速道路をノロノロと断続渋滞で走る場面では、ACCとLKAの組み合わせは最強、肩はリラックス、足はアクセルから足を離せて、楽々なのです。
ただし、もう少し改善してほしい点もあります。
1つは、1車線ずつの対面交通の高速道路で、もう少しセンターラインから離れてレーンキープして欲しいということです。この手の高速道路はセンターラインにオレンジ色のパイロンなどが衝突防止で立っている場合があります。おそらく目の錯覚で、十分ラインから離れてはいるのでしょうか、パイロンにぶつかりそうなほど近く見えてしまうのです。
そんな道路を走る時は、地図データとGPSとで判別できるはずなので、センターラインから少し離れる調整をして欲しいと思います。
あとは、高速道路で出口分岐などがあった時に、どちらに行こうかと迷うな挙動不審になることがあります。おそらくラインが複雑に引かれているからだと思います。
先日、レンタカーでホンダのLKAを試したら、基本は本線追従になって迷いませんでした。カーナビで出口で降りる誘導をする時以外は、本線追従でよいと考えます。
さて、5年後は、自動運転はどこまで進んでいるでしょうか?
願わくば、すべての車が自動運転となってシンクロし、上り坂での渋滞(たとえば大和バス停付近)などなくなりますように。
3車線ある高速道路では、左80キロ、真ん中100キロ、右120キロで、全車両シンクロ運転して、渋滞がなくなりますように。