思わずエコ運転したくなるVOLVO XC60リチャージのメーター
宝の持ち腐れとは、まさに私にとってのXC60のことかもしれません。
なにしろ、信じられないほどの馬力を誇るクルマ。前輪は2リッターターボ&スーパーチャージャー(318馬力/400Nm)+モーター(47馬力/160Nm)でこれだけでも凄まじいのに、後輪はモーター(87馬力/240Nm)が駆動するので、システム出力は、なんと400馬力を超えるのです。
しかしながら、私はそのパワーの半分も使っていないどころか、なるべくモーターだけで走ろうとしているのです。
なぜ、そうなったかと言えば、このメーターのせい(おかげ)
メーターの右側には、通常ならエンジン回転数を示すタコメーターがあるはず。ところがXC60リチャージのメーターは一味違います。
モーターもエンジンも回っていない状態が時計なら9時の状態です。アクセルを踏むとモーターかエンジンの回転数に合わせて10時11時とメーターが時計回りに動きます。
ポイントは、11時付近にある、稲妻のマークと、水滴のマーク。
これは、電池の残量があれば、ここまでは電池とモーターだけで回り、そこを超えると、エンジンがかかって回る。そんな目安なのです。
となると、貧乏性の私は、できればモーターだけで走りたくなります。言い換えれば、急加速もしなければ、高速でも走らないということ。
ほら、ほとんど水平から少し回ったぐらいで東京アクアラインを巡行していますでしょう?
つまり、フル加速もしないので、エンジンが回らないクルマになってしまったのではないかと、ちょっと心配です。
そして、すぐ下に表示された14kmというのが、電池とモーターだけで走れる距離。
これを長持ちさせるゲームに、わたしは日々取り組んでいるのです。
そこで頑張れば、ガソリンはほとんど減りませんし、平均燃費の27~28kmを下げずに済むのです。
しかし、電池がなくなると、このように寂しい表示に変わって、あとはフツーのマイルドハイブリッドになってしまいます。これが悲しい。
即ち、人間の心理を操り、エコ運転に導く、なかなか優れたメーターなのです。だとしたら、こんな強力なエンジンは、私には要りませんでした。もっと軽くてシンプルで小さなエンジンだったら、もっと燃費と電費を向上できるでしょう。
#ボルボ #volvo #xc60リチャージ #エコ運転 #メーター #燃費