「社会的マルトリートメント」概念の構築~「社会的親」のあり方の検討のために
2023年度 日本子ども家庭福祉学会民間団体活動推進調査研究事業第二種 報告書 「社会的マルトリートメント」概念の構築~「社会的親」のあり方の検討のために が完成しました。
こども家庭庁も創設され、子ども家庭に対する施策の充実が期待される今、
一般社団法人ジェイスは、日本子ども家庭福祉学会のこの第二種事業の初めての採択団体となり、一年間の調査研究事業を実施しましたので、皆様にもご報告させていただきます。目次は以下の通りです。
全体で138ページあり、社会的マルトリートメントに関する最新の情報が入った読み応えのある内容となっております。
まず、現在、関心のあるところをお読みいただいて、そこから徐々に読み深めていただければ幸いです。
社会的マルトリートメントに気づく人が一人でも多く増えますように。
なお、第二回社会的マルトリートメント予防全国集会では、この報告書にある内容も含め、ワークショップ形式で社会的マルトリートメントの概念理解と社会変革のコミュニティワークの実際を皆で学んでいく予定です。
どうぞよろしくお願いいたします。
目次
はじめに
Ⅰ.調査研究事業の概要.
1.調査研究事業の背景
2.調査研究事業の目的
3.調査研究事業の方法
4.用語の定義.
(1)社会的親
(2)マルトリートメント.
1)世界保健機構(WHO)
2)厚生労働省
3)文部科学省
(3)社会的マルトリートメント
5.倫理的配慮
Ⅱ.調査研究結果
1.日本における「社会的親」の現在~網野武博氏へのインタビューから.
2.アンケート調査
(1)目的
(2)方法
1)社会的マルトリートメント予防全国集会事前アンケート
2)社会的マルトリートメント予防全国集会事後アンケート
(3)結果.
1)社会的マルトリートメント予防全国集会事前アンケートまとめ
2)社会的マルトリートメント予防全国集会事後アンケートまとめ
(4)考察.
3.実地調査:「社会的親」の存在するコミュニティの活動
(1)親と子のデイケア ~れんと~.
(2)株式会社 ぐるんとびー
(3)富山型デイケア
(3)―1 ひとのま・それのま
(3)―2 みやの森カフェ と Liberoみやの森.
(3)―3 NPO法人にぎやか デイケアハウスにぎやか
(4)鞆のいえ
(5)はっぴーの家ろっけん
(6)認定NPO法人 こどもの里.
(7)浦河あじさいクラブ・浦河応援ミーティング.
(8)特定非営利活動法人SOSこどもの村JAPAN 子どもの村福岡
4.メディア記事コメントから見る「教育虐待」の現在地の分析
(1)メディア取材の状況
(2)北海道新聞連載記事へのコメント
(3)ヤフーニュースへのコメント.
11)ヤフーニュース本文
2)ヤフ―記事へのコメントの分析方法
3)結果.
Ⅲ.考察:今後の展開ならびに課題
1.「社会的マルトリートメント」概念の展開
2.今後の社会構築のために
3.本事業に残された課題.
Ⅳ.資料.
1.リーフレット
2. 「社会的親」を巡る一考察~先行研究をもとに
3.アンケート調査資料
4.はっぴーの家ろっけん 首藤義敬氏インタビュー記録
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