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進み続けるために、必要なもの
8年前、結婚を機に教員免許を取ることにしました。
通信制大学で確か64単位程度。ひと月で取れるのは最大8単位、
それなら教育実習以外は1年で片付きそう!と、入学前は思っていました。
独学の苦しさ
1科目(2単位)取るには3000字のレポートを提出し、記述式の試験(1000字程度、持ち込み不可)に合格しなければなりません。テキストを一人で読んでもポイントが掴めず、嫌になって投げ出し、遂には本も開かないようになり・・・妊娠出産もあって、最初の2年間で取得できたのはたった4単位でした。
仲間と助け合う
娘の1歳の誕生日を過ぎた頃、重い腰を上げてスクーリングに出向きました。そこで出会った仲間と連絡を取り合うようになってから、レポートも試験勉強も行き詰まったら誰かに聞いて、なんとか進められるようになりました。
ゆっくりでも、止まらなければ、けっこう進む
宇宙探査機「はやぶさ」の開発に携わった國中均さんの言葉です。スクーリングの後は毎月レポートも試験も2科目ずつ。入学前に考えていたよりもゆっくりしたペースでしたが、休まず2年間続けて、気づけば単位が揃っていました。
目標にたどり着くまで(私の場合)
・ゆっくりでもいいから、進み続ける
・前に進む力は、他者とのつながりから生まれる
コロナ休校で「#学びを止めない」としていろんな対策がシェアされましたが、昔の自分を思い出すと、学びを止めないために必要なのは手段よりも、誰かとつながっていることだったように思います。
ちなみに育休に入ってから放送大学で特別支援の単位を取りましたが、レポートも試験も佛教大学に比べて格段に負荷が少なく、驚きました。。