子育ては心の振り子論
大人都合で子供を振り回す。
だけどそうしないとやっていけないんです。
それが最善な時もあるから。
理解してあげるところと私がリーダーシップを発揮しないといけないこの境界線が左右にふれて、中央に安定させるのはまあ難しい。
ですが
最も大切なのは軸をブレない
これだと思います。
ある用事で遠くまで出掛けていたその日
保育園のお迎えが遅くなってしまって日が沈み辺りは真っ暗だでした。
(養育費調停で片道1時間かかる裁判所までいってたんです。。)
開始時間が若干遅くてたぶん迎えは遅くなってしまうだろうと思い子供達には前日に伝えておきました。
長男は
"お迎えあるから早く帰りますと伝えてね"
と言いました。
たぶん嫌なんだろうなー。。
と思いながらも
なるべく早く帰れるように頑張ってみると伝えました。
結局話は長引き、
案の定
駅までヒールカツカツさせながら心臓の早い鼓動とリンクして全速力で電車に飛び乗りました。
取り敢えず電車に乗れただけでもホッとしました。
改札からも出たのも束の間、
自転車置き場から自転車を取り出し、
寂しい思いをしてきっと待っているだろうな。。
早く迎えにいってあげないと。
気持ちが足を全力で動かしました。
帰り道の月明かりが凄く綺麗でした。
いつも見る光景とは全く違う別世界にいるような感覚でした。
長男は延長保育で残っているお友達と何して遊んだのか教えてくれたり、お腹空いたと言いながらも夜の自転車ドライブを楽しんでるようにも聞こえました。
家に帰りストックしといたお惣菜を並べ食べながらいつもはお風呂に入る時間だね〜
なんて言いつつも子供達の笑顔を見ただけでホッとして楽しくご飯を食べれました。
なんやかんややる事が沢山あって、
お弁当洗いやら食器洗いやら保育園から持って帰ってきた汚れ物の洗濯やら連絡帳の確認やら、
いつもなら楽しいテレビタイムもその時間は何も楽しい番組がやっておらず、
違う番組に長男が変えるとたまたまドッキリ番組がやっていて楽しくてずっと目が離せなくなっていました。
お風呂時間がせまり、
一緒に入るよと言っても長男は夢中になっていて、
次男と2人でお風呂に入ってしまいました。
湯船に浸かっている時も何度も長男を呼んでみましたが、
母"もう暑いから出ちゃうよ"
長"これが終わってから〜"
"もう少しで終わるから〜"
この繰り返しだったのでもう次男と2人でお風呂を出ました。
すると
"一緒に入りたい!!"
"なんで待っててくれないの?"
とめちゃくちゃな剣幕と泣き顔の長男
"入って来なかったのは○○ちゃんだよ"
と言うと椅子を倒しトイレットペーパーを投げヘアオイルを投げ飛ばし大暴れ。
きっと寂しさをぶつけてるんだろうな。。
と私は受け入れ体制で話をしました。
一緒に入りたくないという訳ではない。
自分勝手なことを始めると気付いたら周りに誰も助けてくれる人がいなくなっちゃうよ。
3人で楽しく暮らすためにはどうしたら良いのかいつもママは考えてる。
そう考えた時に家のルールがあれば誰かが悲しい思いをしたり誰かが嫌な思いをしないんじゃないかなと思ってる。
それを決めるのはママの役目で責任なの。
ママが偉いという訳ではなくて、
それがママのお仕事なの。
みんなが楽しく、
みんなが幸せな方法をいつも考えてるんだよ。
だから自分勝手に色いろいろ始めちゃうと、
じゃあ全部自分で好きにしたらいいんじゃない?ってママは思う。
長男は泣きながらもよく話を聞いてくれました。
テレビに夢中になってお風呂に入ること忘れちゃったんだよね?!
と聞くと私に抱きつき大泣きしてました。
その事をじっと次男は聞いていたので彼は彼なりに何か感じてると思います。
理解してあげつつもダメなものはダメとちゃんとメリハリを付けてブレない。
ダメな理由もちゃんと説明してあげる。
なかなか根気も忍耐力も必要だけどできるように心がけて子供と向き合ってます。
その夜は長男が
ママと結婚する〜♪なんて言ってくれて
いっぱいちゅーをしちゃいました笑