シェア
デ・キリコは、ギリシャ生まれだった。 父親の仕事の関係であちこちで暮らしたみたいだけれど たいがい世界遺産に囲まれていたのだと思うとうらやましい。 そして、なんとなくギリシャ由来のものがテーマになっているのも納得がいく。 「ヘクトルトアンドロマケ」とか哲学者とか考古学者とか、 彼の日常の中に自然に入ってくるような環境で育ったのかな となんとなく感じた。 アンドロマケはトロイア戦争で夫ヘクトルを殺されたそうだ。 そういう戦争などに振り回される悲劇の人間について耳にしながら ア
印象派はずいぶん見たし と思ったが、「アメリカへ」とあったので 春休みになる前に、と思ってみてきた。 上野全体も混んでいたし、美術館も混んでいた。 過去の展覧会一覧を見てみたが、 コロナ少し前から行っていなかったみたいだ。 2019年の「コートルード美術館展」に行った記憶がある。 行きたいと思っていたハマースホイのあたりからコロナ自粛だった。 今 過去の一覧を見て「スコットランド美術館展」には行きたかったと思ったが、当時は美術館を検索することも意識になかったのかなと思う。
昨日の上野は 兵馬俑展に行ったのだった。 兵馬俑は大好物で、初期のころから通っている。 過去の大規模のものと比べたら まぁ微妙というか。 今回の目玉は 写真撮って良いよ ということか。 写してはいけない区画は 青銅や俑の壺とか、漢代の少し小さいサイズの兵馬俑とか、 金などの細工モノとか。 昔、サンシャインあたりでやった展覧会や 国立博物館でやったものとは比べるべくもない。 コロナの最初の一年半くらいは上京しなかったので(笑) 展覧会は久しぶりだった。 今年は、行って
来たかったのは、ここである。損保美術館。 次の日曜までの展覧会。 昨日は電車の信号機故障で諦めた。 今日たどり着かなかったら、展覧会そのものを諦めようかと思っていた。 見たかったのはこの絵。 てっきり恋人なのかと思ったら 若い息子を救い上げたが助からなかった という絵だそうだ。 切なさが伝わってくる。 なんと、ほとんどの絵は撮影が可だった。 まっすぐ撮れないのは根性が曲がっているせいだろうか。 まっすぐ構える訓練が足りないだけなんだろうか。 丁寧さが一番足りていない。