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【観光編】縁も所縁もない男が中国内モンゴル自治区で日本人初の結婚式を挙げてきた話
こんにちは、nobuです。
前回の縁も所縁もない男が中国モンゴル自治区で日本人初の結婚式を挙げてきた話の第二弾目ということで 【観光編】をお届けしようと思います。
こちらもstory.jpで掲載していたものを移設して微編集したものになります。
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▼主な登場人物一覧
・nobu…著者
・majo…著者の妻
・majoおかん…著者の妻のおかん
・ランさん…通訳さん
・王明海さん…恩格貝の実業家・地主さん
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今回の結婚式兼新婚旅行はGWを利用して7日間にわたったものになります。
経路としては、羽田→北京→パオトウ(内モンゴル)→恩格貝(内モンゴル)→北京と巡ったわけです。
んで結論から言いますと.........
めっちゃ楽しい。幸せな時間でございました!!!!!!
もうね、毎日がエブリデイ。
エブリデイハッピー!
この記事は1日目から順を追って僕たちの7日間に渡たる幸せたっぷりな夫婦の新婚旅行をだらだらと紹介する記事になりますのでブルーな気持ちの方はエンビィにするかもなのでスマホ画面を横にスワイプしてもらったらいいと思います。
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1日目-テンションマックスで疲労困憊な1日目**
前段で煽っといて、いきなりこんな始まりかよってタイトルでございますが、遠いんだよね!内モンゴル!!!!!
マジで遠いだよね!飛行機自体は5〜6時間くらいだったかもだけど
飛行機乗り継ぎとか海外旅行そんなしたことない人間からすると
もうそれだけで疲労困憊になるよね!っていう。
正直羽田から飛び立とうとしてた時、舐めてたわ。完全。
もうねウッキウキでしたもん。
ほら!!!
ほら!!!
こんな感じでウッキウキだったけども
パオトウ到着が21時ごろ、4日間お世話になる通訳のランさんと迎えの車にのり、ホテルついて速攻爆睡zzz
これで一日目終了ー
その時ランさんがホテル近くのお店を予約してくれていてそこでご飯!
といいつつ写真はビールのみ。
中国のビール、あっさりして飲みやすいし、酔っぱらいにくい気がする。
ジャージャー麺とその他もろもろ吐きそうになるくらい食べて一本満足!
==移動経路==
羽田→ 北京(空港のみ)→ パオトウ(移動距離2656 kmらしい)
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2日目-恩格貝到着
ホテルで朝食(普通のバイキングでした)をとり、車で恩格貝へ移動です!
パオトウも内モンゴル内なんだけど、モンゴルっていうだけあって草原にゲルが乱立しているものをイメージしていたが、高層ビルとまではいかないにしろ普通にマンションやホテル・ビルが立ち並び、道路も整備されている。
あれ、ぜんぜんモンゴル感ないんだけど・・・
車とかビュンビュン走ってるし、歩いている人いない。
パオトウのホテルから車で移動。
街からどんどん離れていき、草原みたいなところに出てくる。
ここでもゲルは見当たらない。。。あ、たまに羊が群れで草を食べていた。
こんな感じの草原もなくなっていき・・・・
スナ!!!砂丘キターーーー!!
道路の隣に砂丘ーーーーーーーー!!!!
感動の涙なのか沙漠の砂が目に入ってだけなのか涙がめちゃくちゃ流れる。。。目めっちゃ痛い。。。。開けられない・・・まじしんどい。。。
そんなこんなで、車はどんどん進みホテルから約1時間ほどで恩格貝に到着。
ホテルだか、民宿だかよくわからない建物の前で車が停車する。
どうやらここに4日間宿泊するようで、荷物を部屋に運び、ちょっと一息つくと、女将さんが出てきてご挨拶。どうやら、この建物は住み込みで働いている方々の下宿先兼迎賓館だった。
その後恩格貝の主、王明海さんにご挨拶したところで、ちょうどお昼となり
大きな共同食堂へ向かい昼食を食べにいく。
僕達より先に、たまたま沙漠緑化ボランティアの協力隊の学生たちが
すでに昼食を食べており、日本と中国の大学生合わせて60名近くいて多くの学生がボランティアに来ていることに驚いた。
100席くらいある大広間で学生たちはご飯食べてたんだけど、僕たちは、なぜか個室の10人くらい座れる円卓に連れてかれる。
VIP待遇なのかな・・・?とか思いつつ、どんどん食事が出てくる。
どれも美味しいけど、めちゃくちゃ量がおおい・・・たべてもたべても出してくる。これ・・・終わりはあるのか・・・
昼食をお腹いっぱい食べて、自由行動となり、
妻のmajoと下宿先周辺を探索するため、外に出ることに、
この時の天気ですが、半年以上ぶりに前日の強風で黄砂が空に舞い上がり、薄暗い天気。ドライアイの僕には辛い日だった。
20年以上にわたる緑化活動のお陰で黄砂が舞い上がった天気はここ最近だとかなり珍しいようで、「天気にも祝福されてるね」なんて言われたのですが、個人的にはまじつらい。。。
でも、そういったことを聞いていると環境問題に立ち向かっているmajoおかん達が偉大であると気付かされる。
僕らが宿泊している場所は、1区画の領地みたいになっていて、ホテル・食堂・広場・下宿先・資料館などが点在している賓館。
感覚値だが、東京ドーム5個分くらいかな・・・
東京ドームの中、入ったことないけども。
そこには、中国で毛沢東の次に生きている内に銅像が建てられたか、建てられてないだかといわれる沙漠緑化の元祖こと遠山 正瑛(とおやま せいえい)先生の銅像が立っている。
なんでも、70過ぎてから中国での緑化活動を始めたようで、規格外のお方だったとか。
どこにもいないよこんな老人(もはや老人とは呼べないのではなかろうか・・・)
そんなこんなで、黄砂がひどくって敷地内の散策のみに留まり、ほとんど外に出ないで部屋でゆったり過ごした2日目でございます。
3日目-モンゴル式結婚式
題目でやっと今回の旅行の、一番の目的である結婚式を行った日。
しかし、当の本人たちは今日この日に式を行うことはまったくもって知らされていないのだからおもしろい。
どんな習わしがあるのかとか、衣装が何なのかなんも知らない。
詳しくは別の記事で書いているので良かったらみてください。
あ、そうそう。この時のご飯は豪華で量も凄かった。
とてもじゃないけど食べ切れん・・・有名だと思うけど中国の食事は最後の一つは絶対残すのが風習であって、日本みたいに残さず食べると、足りなかったという意味になって無礼になるらしいね。
今は、グローバル化しているしそんな事無いんだろうけど。
内モンゴルみたいに、都市部から離れているところだと、まだそういう文化が残っているのか、食事の量が常に尋常じゃないくらい出るのね。
貧乏性の僕はもったいないって思っちゃう。
でも20年以上前に緑化活動のボランティアで参加していたmajoおかんに言わせると、これでも落ちついたみたい。そんな感じの料理たちがこちら↓
すっごい量・・・食べ切れん。。。
結婚式だからって、王明海さんが特別に用意してくれたもの珍味も凄かった・・・
それがmajoが持っている左手(写真だと右)の鳥がその珍味なんだけど
ピンの写真がこれ↓
これ、孔雀っす。
こんな雑な感じで厨房にボンとおいてあって、でっけー鶏かと思ってたんだけど、、にしても脚が長いし、てか足ついたママ鳥って売ってんのね!とか考えてたんだけど、そもそも孔雀ってなんやねん!みたいな。
というか、ん?待てよ。。。
孔雀って食べれんの??
てか、孔雀ってあの孔雀だよね?
これ。
25年間生きてきた常識がアップデートされた瞬間だったね。まじで。
記事呼んだ動物愛護団体からクレーム来んじゃね?まじで怖いわ。ほんと。
嘘かホントかわからんが、現地では政府の重役がきても振る舞わないくらい高価な珍味らしくって、とにかく最大限以上に祝ってくれてあらためてすごいところで式をあげているなと思った瞬間でした。
そんな孔雀がどんな姿になったかというと・・・・
こんな感じに。
言われるまで気づかなかったわ。
味は香辛料が強くて美味しかったけど、肉質は固めかも。
majoはおいしいおいしいとめっちゃもりもり食べていた。
後日孔雀って食べていいものなのかネットで検索してみると、どうやら食べれるらしいけど、美味しくないとも書いてあった。(たしかに好き嫌い分かれそうな感じではあった。)
という感じで、最初の記事にも書いてますが、日本ではなかなか味わえない体験をした記憶に残る素晴らしい式でした。
4日目-オルドス観光・マフラー・ストール爆買
結婚式で有りえんぐらいバイチュウを飲まされて、頭くらんくらんした朝。
majoおかんに叩き起こされ、朝食を食べる。
食事ではつねに120%のキャパ超えの量を食べており、ちょっと辛くなってきた・・・
そんな朝食はこんな感じ。
OHHHHHHH〜〜〜〜〜〜〜!!!!!JAPANESE CURRY!!!!
majoおかんが、日本からカレーを持ってきていて、
「日本わすれちゃうからね!食べたくなるね!」とか言って、厨房で作ってくれた。現地の人も駐在している日本人もおいしいと喜んでいた。
たらふくご飯を食べて、昨日の余韻にでも浸ろうかなーと思っていたら
近年爆発的に都市開発が進んでいるところに案内してくれるとのことでフラフラついていく。
砂漠と草原しかないところに都市なんてあんのかい。とか思いながら高速道路のような信号のない道を車に揺れること1時間。
お。
おおお!!
急に大きなマンション郡が見えてきてモンゴルらしからぬ場所が近づいてくる。ランさんが、オルドス市だよーと教えてくれる。
なるほど、ここがオルドスか。
カシミヤ♪カシミヤ♪と歌い始めるmajo。
なるほど、どうやらオルドス市はカシミヤが有名らしい。
マンション街を抜けていくと、今回の目的地である内モンゴルオルドス市の行政都市「康巴什(カンバシ)新区」へ到着。
ものすごい豪華な大都市に目を奪われた。
インパクトだけなら日本の渋谷とか新宿の比じゃないくらいきれいで大きな建物で溢れている。
これがチャイナバブルか・・・
なんでもここ十年とかで爆発的に開発が進んだらしい。
ついたのが丁度お昼だったので、昼食を食べることに。
適当なお店に入り、中華を堪能。
それからドデカイモールが乱立しているところへにいき、買い物タイム!!!!
モール。どーーーーーん!!
この大きさのモール3つくらい並列に建ててある。
中にはいると、薄暗い店内。
あれ・・!?計画停電かなこれ?とか思ってたんだけど
よくよくお店の中を見渡すと、やってないのね。ほとんどの店。
5フロアくらいあるモールなんだけど、2階から上は真っ暗よ。
というかエスカレーター動いてないんだけど・・・とかおもいつつまあ、一階の一部のお店はやっているからとりあえず見ることに、どうやら1階はブティックのようで、アクセサリーや化粧品が販売されていて日本のも取り扱ってあった。
majoがアクセサリーを購入してたようで、見せびらかしてきた。
んー、石とかよくわからん。
モールの中の一つに熱帯魚を売っているコーナーがあり、一つ水槽の中に大量の魚が入っているのをみたmajoおかんが、
「こりゃかわいそうだ!ちょっとあんた!今すぐ水槽小分けにしてあげなさい!これじゃ死んじゃうよ!」と日本語で従業員にいう。
当然通じないので、通訳のランさんにちょっと言ってくれと頼む。
さすがだぜ・・おかん。
どこにいってもまっすぐな人だぜ。
こういう、まっすぐなところが言葉の壁を超えて、信頼されて親しまれているところなんだろうなと義息子は思ったよ。
一通りモールを回った後、近未来感あふれる「オルドス美術館」へ
なんだこの球体?は。空間の無駄遣い半端ないな。
ザハ・ハディドが生前にワンダフルとか言ってそうな建物。
テンション上がる僕ら。建物をバックに記念撮影。
近未来感を演出するためにわざわざサングラスをかけて撮影する僕とmajo。あほや・・・
撮影会もおわり、中にはいると平日だからなのかわからないけど、建物の広さに対して、割にあんまり人がいない。まあ、美術館なんてこんなもんかなとおもいつつ、美術品を見る。
どうやら内モンゴルの歴史などを展示している美術館のようで、昔の民族衣装や硬貨や土器などが展示されている。
そして、何故かマンモスや、恐竜、動物の骨格も展示さている。
普通に触れられる距離で展示さていて、係員もいない。
盗まれたらどうすんだろうなこれとか思いつつ、こういう大雑把なところはさすが広大な大地を誇るユーラシア大陸ならではだね。
majoもユーラシア大陸で育ったから、大雑把な性格なんだよとか言ってたし、うん。納得。
美術館のあとは、自治体ビルの広場がすごいということで、案内してもらう。
お!
おおおおお!!!!
なんだあのおっきい馬は。
どーーーーーん!!!!!
自治体ビルの目の前には、2頭の馬のオブジェがあり、その辺のビルよりも高さがある。
オルドスのシンボルらしく、日本じゃまず作ろうとしないだろうなと思われるぐらい大きいし立派。
ここでもテンションあがる僕ら。馬のポーズを取って再び撮影会。
見事に馬になりきりmajo。どや顔で満足する僕。
全体的にオルドスは全部大きいのね。オブジェも建物も、道路もかなり広い。
歩道も7〜8人くらい横並びで歩いても大丈夫な感じなくらい広い。
広すぎて僕、はしゃいじゃうから。
そして、歩いている人が都市部ぽいのに全然いない。
後で調べてわかった事なんだけど、どうやら人を呼び込むのに苦戦していてゴーストタウンなんて呼ばれてるらしい。
大分近未来だけど、中国人にはあまり魅力的に見えなかったのかな・・・
北京からも飛行機じゃないと行けないし。
康巴什(カンバシ)を満喫して、次は、カシミア直売所があるエリア(名前忘れた)へ
内モンゴルってカシミアが有名なんだけど、そのエリアは工場直下だから、激安でカシミア製品が売られている。
今回の旅行前に、majoから散々「カシミア アルヨ」「カシミア アルヨ」と聞かされてたのでめっちゃ楽しみ。
小さなお店がいくつも並列で並んでおり、どこもかしこも、カシミア製品しか売っていない。
いや、これじゃどの店がいいかわからんですよ。マジで。
とりあえず目についたお店にはいる。
マフラーやセーターなどが、専用のハンガーみたいなので陳列されてたり、バーゲンのときにあるような収納箱に無造作に入ってるものもある。
そして、収納箱にはでかでかとプレートに「3本100元」と書いてある。
換金したときは1元20円くらいなので、2000円〜2500円くらい。
まじかよ!めっちゃ安い!
カシミアの中でも1級品と2級品とかでランク付けされているみたいだけど、正直素人にはわからん。手触りもどれもめっちゃきもちいい。
いくつかお店をまわってみたけど、どこの店も品質はおんなじ感じ。
でも本数と値段がまちまちで、どこが安くて手頃かつ良質なデザインなのか品定めが大事。
どこのお店もそうなんだけど、そのまとめ売りみたいなところの中に普通にハイブランドのマフラーとかストールあるのよね。
多分パチモンなんだけど。ご丁寧にそのブランドの値札までついてるし。
エルメスとかグッチとシャネルとかその辺のやつが20元なわけがない。(汗)
5人で20本くらいマフラー、ストール、セーターなどを買う。
まんっ!まんっ!満足!一本満足!!
そんな感じで4日目は終了。
あ、夜食は、火鍋のお店でご飯を食べました。
またまた食べたことの無い料理がでてきて腹いっぱい、真っ赤な色した鍋とか出てきて仰々しい感じなのに味はわりとマイルドでびっくり。(写真トリ忘れた。)
5日目-沙漠探索・記念樹植え
5日目、内モンゴル最終日でございます。
思えば2日目、3日目は黄砂が空にまって、晴れなのにまったく晴れてる天気ではなくてドライアイの僕には辛い日中だったけど、4日目と5日目はそれも収まってか、曇り一つない晴天。快晴だーーーー!
こんな天気の良い日にはどこかに出かねなきゃ行けないね!っていうおばあちゃんからの教えを守り続けたいと思っている僕なので、そりゃ外にも出たくなりますよ!てなわけで沙漠の森ウォーキングツアーに出発。
砂漠の森ウォーキングガイドには20年以上前から緑化活動していらっしゃるトウジョウさん(日本の方です)が担当してくださる。
緑化活動において木を植えることは大事。だけどやっぱりそれを根付かせるためには管理し続けることがとっても重要で、ある一帯地域をトウジョウさんが管理している。今回はそこを案内してもらうことに。
どのくらいの大きさだったか定かではないんだけど、管理下の場所から全部回るのに普通にあるくだけで1時間はかかるくらいの広さを一人で管理している。
沙漠の森ってなんか矛盾しているワードな感じがするけども、言葉の通りで
こんな感じの沙漠が、
ここまで成長した森になっているわけで、こりゃ完全に森でしょ!
まっさらな沙漠がここまで緑化されているのだと思うと、言葉のボキャブラリに乏しい僕には「すごい・・!」しかでてこない。
majoおかんたち緑の協力隊の方々初め、ボランティア参加されている方々の絶え間ぬ努力が実を結んでいることに世界平和を感じるね!うん。
沙漠の森を堪能したあと、中国駐在所長(当時)の間瀬さんにまっさらな砂丘があるところへ案内してもらう。
トラックの荷台に乗せてもらい、さながら映画のワンシーンのように風を感じながら目的地へ向かう。
「俺たちーはまだちっぽけでー、手のひらの中にいまー」と情熱的な不倫をしたファンモンの夢いっぱいな曲を頭の中に流れながら目的地への沙漠へ到着。
圧巻やね。まじでイルミネーションみたいな人工物に感動してる場合じゃないね。
自然って美しい。。。
だれの足跡もない沙漠の砂丘に、一番最初に足を踏み入れる。
大雪が降った次の日の朝、誰の足跡もない雪道に「えいっ」ってやるあの感覚のようにたまらん!!!!
とりあえず全速疾走した。
柔らかい砂の山にずっと残りそうなくらい、しっかりと足の轍が残っていく。予め丈の長い革のブーツを履いていたけど、砂が足の中に容赦なく入ってくる。もうね、足の中砂だらけ。
この砂漠のために買ったアクションカム「GO PRO」の出番!撮影タイム。
広角撮影できるGOPROの力のおかげで"#スーパー彼氏とデートなう"な映像が取れてまんざらでもない僕。(動画どうやって貼るのか。これ。)
ハムナプトラのスカラベみたいな昆虫の足跡が砂に残るのが、かわいくてついつい見ること30分。
日差しを遮るものもなく、だんだん体力的に辛くなってきたので1時間程度で沙漠を後にすることに。
5月の沙漠は寒暖の差が大きく、温度が上下に振れまくって
身体が弱い人だとすぐに体調が崩れるんじゃないかな。
この中でずっと植林をしている現地の方や、緑の協力の隊の方々の大変さが観光しかしていないのにバッチリ感じました。
下宿先に戻って、一息ついていると、majoおかんから呼び出し。
majoおかん:「記念樹植えるよ!スコップもって!」
言われるがまま、外においてあるスコップを持って向う。
下宿先の庭に2本の松の木おいてある。
根っこまで丸見え、これを2人で植えるらしい、ちなみに松の木の大きさだけど丁度僕と同じくらいの高さで1.8mくらい。
下宿先の庭に植えていいということで、1人1本僕とmajoで植える。
記念樹だから普通1本を2人で協力して植えるんじゃね?とか思ったけど、そう!ここは内モンゴル!
僕の常識なんていつもぶっ壊してくれる環境なんだぜ!
30分ちかくひたすら穴をほり続け、深さ80cm(脚から股関節くらい)ほどになると、根っこが安定して植えることができるらしくmajoより、一足早く植えることができた。
majoはその10分後くらい完了し、記念撮影。
2人とも顔が疲れ切っている。
沙漠フィールドワークからの植林で疲労困憊。まじで疲れた・・・・
1本植えるだけでも運動不足の大人がやると、ヘタれこむレベルで疲れるのね。
植林するのに、こりゃ若い力必要だわ・・・まじで。
泥まみれになったので、お風呂にはいってサッパリしたころには18時となり恩格貝の晩餐。
王明海さんより指定の場所でまっているということで、急いで向うことに。
駆け足しで10分程度歩いたところに火鍋屋さんがあり、そこでご飯。
そこには結婚式に参加くださった、王明海さんの付き人さんから運転手さん、その家族と10数人で食事。
2席の円卓を囲み、しゃぶ鍋が中央においてある、このしゃぶ鍋の三角形の筒の部分が石でできており、火が燃え上がっている。
FOOOOOO!!!ファイヤー!!!あちいな!これっ!
野菜と肉と薬味をまとめてぺろり。
もちろんお酒は白酒(パイチュウ)一択にきまっている!!!
ここでも、乾杯祭り、全員と白酒で乾杯。めちゃんこ酔った。
んで、内モンゴル滞在最後の晩餐にて一番の衝撃が・・・!
トイレに行きたくて、店員さんにトイレどこ?と訪ね、外に案内される。
内モンゴルの夜は街頭がなく真っ暗で、星が本当にキレイに見える。
真っ暗なので、外にあるであろうトイレも全く見えない。足元をライトを照らして、歩く。
10mくらい歩くとレンガの囲いが見える。
ん?
これがトイレ?レンガで囲っただけやん?
レンガの中をライトで照らしてみると、砂で盛り上がったなんとなくトイレの形をしたものがあった。(真っ暗で写真取れなかった。)
なるほどねーーー!!!
これ、なるほどねーーーーー
自然と調和している感じがネイチャーだねーーーーー
内モンゴル最終日にして、ほぼ初めてのカルチャーショックでござんす。
【最高なネイチャー。お店にトイレの新しいカタチ提案します。】とか浮かんできたもんね。ほんと。
新しい価値観を産んでくれた内モンゴルに感謝しつつ、羊の肉にも感謝をして、内モンゴル最終日はこれにて終了。
6日目〜7日目で北京に戻って北京を観光するんだけど、今回の観光編が思った以上に長くなってしまったので、結婚式旅行記録とかって冒頭で書いてたけど、残りの2日間は、またの機会にさらっと書こうと思います。
前回の結婚編が昨年の9月に投稿から、まさか年をまたいでの更新となるとは・・・
自分の文章を書く根気力がないことに、改めて気づきました。
こんな長い駄文の文章を最後まで読んで下さってありがとうございます。
次回、【観光編(北京)】か、【僕たち完全オリジナルプロデュース ー 魔界の結婚パーティー】のどちらかを更新したいと思っています。
では、またー。。。
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2017年5月の出来事です。story.jpに掲載していたものを再編集し再掲載しております。