NOBUの覚書『ヘルプマーク』と『ヘルプカード』のこと
NOBUの覚書
『ヘルプマーク』と『ヘルプカード』のこと
(更新日:2023年4月11日)
《ヘルプマークの歴史》
2012年(平成24年)10月に東京都が全国に先がけて、ヘルプマークの運用を開始しました。
2016年(平成28年)に福岡県が東京都についでヘルプマークの運用を開始しました。
2017年(平成29年)7月20日、JIS Z8210(案内用図記号)にヘルプマークが追加されますと、ヘルプマークの普及は全国に加速されます。
2021年(令和3年)10月31日現在、全国(1都1道2府43県)の自治体全てで運用されるようになりました。
ちなみに埼玉県は2018年(平成30年)7月にヘルプマークが運用開始されました。
《ヘルプマークJIS Z8210(案内用図記号)2017年(平成29年)7月20日採用》
経済産業省において、2020年東京オリンピック・パラリンピックに向け、外国人観光客にもより分かりやすい案内用図記号とするためJIS Z8210(案内用図記号)が改正され、平成24年に東京都が作成した「ヘルプマーク」も追加されました。これにより、「ヘルプマーク」が全国共通のマークになるため、多様な主体が多様な場所で活用・啓発できるようになり、広く普及し、認知度の向上も期待されています。
《ヘルプカードとは》
東京都独自の取組として2012年(平成24年)10月のヘルプマークの運用とともに、ヘルプカードも導入されました。障害者が緊急時や平時に周囲へ支援を求める際に活用されます。
東京都のヘルプカードが標準形モデルとして伝わるとともに自治体個別のヘルプカード類、また民間作成ヘルプカードなど多様性も出てきています。
ヘルプマークと比べるとヘルプカードの全国への認知度、普及ペースは遅いですが、その必要性、重要性は大きく今後も確実に、全国の自治体への広がりを期待したい。
埼玉県としてのヘルプカードの運用は行われていません。従いまして取扱いのない自治体があります。ヘルプカード類(ヘルプカードと異なる名称の場合もあります)に関してのご質問は、居住地の役所、障害福祉課などに問合せしてください。
※参考:埼玉県富士見市のヘルプカード
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東京都のヘルプマークとヘルプカードの説明
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/helpmarkforcompany/images/download/leaflet2.pdf
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東京都の例
もっと詳しくヘルプカード
ヘルプカードは2012年(平成24年)10月に東京都で、ヘルプマークとともに導入されました。
障がいのある方が「ヘルプカード」を所持し、都内で統一的に活用できるよう、東京都の標準様式が策定されております。
ヘルプカードは特に、聴覚障害者や内部障害者、知的障害者など、一見、障害者とは分からない方が、周囲に具体的な支援を求める際に有効です。
【東京都のヘルプカード標準様式:ヘルプカードの取組をさらに多くの区市町村に広げていくため、作成ポイントや支援者に必要な配慮をまとめた区市町村向けガイドラインがあります】
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東京都の<ヘルプカードの概要>
ヘルプカード 東京都福祉保健局
・主旨:障害のある方などが災害時や日常生活の中で困ったときに、周囲に自己の障害への理解や支援を求めるために活用していただくことを目的として作成したカードです。緊急連絡先やかかりつけ医療機関、本人の特徴、支援についてのお願いなどの記入欄が設けられています。
・ヘルプカードは、聴覚障害者や内部障害者、知的障害者など、一見、障害者とはわからない方が周囲に支援を求める際に有効です。これらのカードや手帳などを提示された際には、その記載内容に沿って支援をお願いします。
・ヘルプカードホームページ(東京都福祉保健局)
・https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/card.html
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◉実際にヘルプカードが役に立った事例がたくさん報告されています。
東京都からは、『地域でこれらのカードや手帳等を提示されたら、その記載内容に沿って支援をお願いします」と発信されてます。
🟢皆さまへ
ヘルプカードに関しては、東京都に限らず、他の各自治体または民間発行、あるいは私製のヘルプカード類があります。
もしお困りの方からヘルプカード類の提示を確認された場合は、それに応じた適切なお手伝い、介助をお願いいたします。
ヘルプマークだけをお持ちの方はもとより、ヘルプマークとヘルプカード併用の方、ヘルプカードのみをお持ちの方など、ヘルプカードの所持方法は個人により様々なケースが予想されます。
広い心で臨機応変の対応をお願いします。
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