【ぶた音】毎月新曲を聴く!【2023年9月号】
どうも、のぶぶです。
今月の【ぶた音】のお時間です。9月は全然聴けてないです。なぜならコロナ陽性だったからね(あまり関係ない)。皆様、健康にはお気を付けください。少ないながらも、良い曲は多かったので聴いていただけると幸いです。では、どうぞ。
▲今までの音楽紹介記事をまとめたマガジン
プレイリスト
1️⃣:近くて、遠くて / 長瀬有花
VTuber・長瀬有花の楽曲。歌唱を中心とした活動のようだから「バーチャルシンガー」って言ってもいいのかな。映像クリエイターである葛飾出身がMVを作成したというところから始めて聴いたのですが、これがかなり突き刺さった。作詞作曲はパソコン音楽クラブ。2021年10月の記事では、アルバムまるごとという異例のピックアップ対象となっているアーティストでもある。エレクトロチックな楽曲を得意としており、本楽曲もデジタルなピコピコとしたようなメロディになっている。また、テンポが速い中でバスドラムを鳴らすところと鳴らさないところで緩急がつけられていて、ググッと引き込まれる楽曲になっている。3分程度の楽曲だが、満足度は非常に高い。めっちゃ良い。
2️⃣:さよuなら / Cody・Lee(李)
4人組ロックバンド・Cody・Lee(李)の楽曲。ボーカルの1人、尾崎リノが脱退後、初の楽曲となる。曲名の通り、「別れ」をテーマにしたもので、別れた恋人への感謝を伝えたミドルテンポのバラードとなっている。ボーカルの高橋 響の優しい歌声が非常にマッチしているのと、途中にある約1分間の間奏がノスタルジックで切なさを感じられて好き。良い。
3️⃣:勇者 / YOASOBI
アニメ『葬送のフリーレン』のOP曲。『アイドル』のときもそうだったけど、ストーリー性が強い作品とYOASOBIの組み合わせは反則級で、原作の内容をしっかりと汲んだ歌詞は職人技の領域に達している。原作はハイファンタジーの世界で、魔王を倒した勇者一行の後日譚を描いた物語。エルフであるフリーレンが人間である他の仲間と死別し、そこから人間を知るために旅に出るといった内容の話。原作を感じさせるような荘厳なコーラスを含めたファンタジックでキレイな楽曲に仕上がっている。また、アニメの方は『金曜ロードショー』の枠で一気に4話分放送するというウルトラCを披露した上に好評を博してて、ほぼ完璧なスタートを切っている。良い。
▲本楽曲用の原作小説
4️⃣:夜を待つよ / Midnight Grand Orchestra
Vtuber・星街すいせいとサウンドプロデューサー・TAKU INOUEの音楽プロジェクト、Midnight Grand Orchestraの楽曲。最初のギターのメロディだけでグッと心を掴まれた人も多いのではないでしょうか。はい、僕です。レトロ感やシティポップみのあるオシャレな曲調で、タイトルの「夜を待つよ」という歌詞が繰り返し使われしっかり耳に残る曲。聴きながら身体を揺らしてしまうような中毒性がある。良い。
5️⃣:ゴーストダイブ / ポルカドットスティングレイ
『ポケットモンスター』シリーズのゲームサウンドを使った音楽プロジェクト「Pokémon Music Collective」の第5弾。赤緑世代では特に印象的だったシオンタウンのあのメロディから曲が始まるのが”つかみ”として最強すぎる。個人的には「怖い」よりも「切ない」ような印象で意外と好きなBGM。MVはショートバージョンになっているが、歌詞は全体を通してポケモン色に染まっており、特性や技名が随所に織り込まれているのでポケモンプレイヤーには是非とも聴いてもらいたい1曲。あと、効果音も聞き逃さないようにして欲しい。良い。
▲金銀やリメイク版などのBGM比較動画。
β版は流石に怖すぎた。
6️⃣:湿っぽいね / MAISONdes feat. 相沢, 式浦躁吾
「どこかにある六畳半アパートの、各部屋の住人の歌」というコンセプトで、毎回別の「歌い手」「作り手」を迎える音楽プロジェクト・MAISONdesの楽曲。今回は「歌い手」として相沢、「作り手」として式浦躁吾が参加。うだるような暑さの中、エアコンが無い部屋で扇風機だけで凌いでるような部屋での情事を感じるような艶やかな歌詞。疾走感のある楽曲に透明感のある相沢のボーカルが非常にマッチしている。ちなみに、MVの頭にある数字は部屋番号を示しており、今回は「832号室に入居したこと」を意味している。良い。
7️⃣:燈(THE FIRST TAKE ver.) / 崎山蒼志
番外編。「THE FIRST TAKE」で公開された崎山蒼志の燈。アニメ『呪術廻戦』2期の1話~5話に渡って描かれた過去編にあたる「懐玉・玉折」のED曲。本楽曲は登場人物である夏油 傑に寄り添った曲で、彼の優しさや理想、そして堕ちていく姿がベースになっている。キレイで優しく、切なさのある楽曲で、アニメのED映像で描かれる学校生活での青春っぷりは本編を見てからはよけいに沁みるものになっている。アニメは個人的に今年最高の作品だと思うので、気になった方は是非。良い。
あとがき
以上、6曲+αを紹介させていただきました。7月、8月と良い感じに聴けていた月が続いていたのですが、今月はちょっとサボり気味に。まぁ、無理のない範囲で続けていければと思ってますので、今後ともよろです。
それでは。
おわり。