【ぶた音】毎月新曲を聴く!【2024年5月号】
どうも、のぶぶです。
今月の【ぶた音】のお時間です。ゴールデンウィークもあっという間に終わり、暑さと肌寒さがミルフィーユのように折り重なっている昨今、体調には十分お気をつけください。では、始まります。
▲今までの音楽紹介記事をまとめたマガジン
プレイリスト
1️⃣:OVERTIME / 春野
シンガーソングライター・春野の楽曲。18歳という若さにもかかわらず、作詞作曲、トラックメイキングなどマルチな才能を持っている。エモさのあるメロディが非常に心地よい。曲中に何度か差し込まれるが、MVの6秒あたりにある電子ギターっぽいティリリリリリって音がアクセントになっていて、耳に残るけどメインのメロディを邪魔せずにめちゃくちゃ気持ちよく入ってくるのが最高。歌詞は別れを描いているような切なさのある内容で、ノスタルジック感のあるメロディとよくマッチしている。現時点で、今年のトップクラスに好きかもしれない曲。良い。
2️⃣:スローなDanceは踊れない / 後藤輝基
お笑いコンビ・フットボールアワーの後藤輝基による、I Rein For Reinの楽曲のカバー。藤井隆プロデュースでカバーアルバムをリリースしており、その中の1曲がこれ。原曲よりも少しテンポアップさせ、シティポップみのあるアレンジになっており、現代でも通じるような耳当たりの良い楽曲に仕上がっている。自分は原曲を知らなくて、先にこのカバーの方を聴いたんですが、Aメロから一気に惹き込まれた。「マジ歌」とはまた違った顔を見せるフット後藤も素敵。良い。
3️⃣:余裕の凱旋 / 椎名林檎とDaoko
椎名林檎のニューアルバム『放生会』からの1曲。本アルバムは様々なアーティストとのコラボ楽曲が多数収録されているが、その中でも個人的に好きだったのがこのDaokoとの楽曲。すごくおしゃれでテンポの良い楽曲で、椎名林檎っぽさとDaokoっぽさの両方を良い塩梅でかけ合わせたようなカッコよさと可愛さを兼ね備えている。ジェットコースターのような曲展開と独特な語感が心地よい歌詞、唐突な終わり際。さすが椎名林檎というような曲。他のMVもそうなんだけど、映像面もめちゃくちゃにリッチな仕上がりになっているので、全曲視聴することをおすすめする。良い。
4️⃣:Summer ever / DÉ DÉ MOUSE × Pa's Lam System
DÉ DÉ MOUSEとPa's Lam Systemのコラボ楽曲。たぶんDrum'n bassだと思うけど、初っ端からメロディが気持ち良すぎる。勝手に身体が動いてしまうようなリズムと疾走感が強く、エレクトロ感のあるピコピコ音がトッピングされているのもかなり好き。良い。
5️⃣:不幸中の幸い / YENTOWN
ヒップホップクルー・YENTOWN。グループ名は岩井俊二監督の映画『スワロウテイル』に出てくるバンドが由来であり、MVの撮影地はその映画でも使われた場所らしい。メンバーのことは詳しく知らないんだけど、とにかくトラックが良すぎて、イントロの時点で「なんだこの曲は」と手が止まるくらいだった。テンポもリリックも全体的に好みの雰囲気。「あ・り・が・と・さん みなさん」とか、めちゃくちゃシンプルなのにどストレートなメッセージで好き。それにしても「不幸中の幸い」という曲名のセンスよ。良い。
6️⃣:嘘じゃない / ずっと真夜中でいいのに。
ずとまよ。最近は個人的に刺さるものがなかったのですが、今回はかなり刺さった。エモさと疾走感、やっぱこの組み合わせを感じるものには弱い。MVはずとまよ。らしさのある世界観で、宇宙で謎の生物の研究をしている様子が描かれている。愛猫が宇宙生物と一体化し、より深まる友情。身を挺して主人を守ろうとする姿、そして最後の展開が涙を誘う。「君じゃないなら つまらない未来 それしか言えない」ってフレーズがかなり好き。良い。
あとがき
以上、6曲を紹介させていただきました。今月はプレイリストの曲数が多めだったので、紹介する曲の選出に迷ったりしてました。Youtubeでパッと見て、聴けるようなのが思ったより無かったり、「あれもこれもと数を増やすのもなぁ」と頭を悩ませた感じ。とりあえずプレイリストに入ってるのは少しでも琴線に触れたものなので、良かったらプレイリストの方も覗いてみてね。
それでは。
おわり。
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