本当に一流のハイブランド企業は「超高級麻雀牌」の取り扱いをした経験を持っている説を検証してみた話
麻雀牌。それは、中国を起源に世界的で親しまれているテーブルゲームである麻雀で使用する道具だ。これが無いと話にならない。
今の時代、麻雀を題材にした漫画やゲームなどがそこら中に存在し、日本ではMリーグというプロの雀士によるリーグ戦が行われているほど盛り上がっている。やや複雑なルールながらも、一般的に浸透している遊びの1つである。
いろんな情報があふれる中、以下のようなツイートを見かけることがあった。
ハイブランド企業が麻雀牌を作って販売しているのだ。以前は、エルメスが販売しているというのも見たことがある。ここで1つ思った。
麻雀牌を販売する余力があるブランドこそが
一流なのでは?
そこで、自分がわかる範囲で麻雀牌を販売しているブランドを調べてみた。恥ずかしながら、ブランドというものを全然知らないので、基本的にはGoogleで「ハイブランド 一覧」と検索して出てきたブランドを調査対象とします(賢い)
📃|一般的な麻雀牌
「そもそも、麻雀牌って普通いくらくらいなのか」というのがよくわからない。Amazonで「麻雀牌」と検索してみた結果が以下のものだ。だいたい3000円〜10000円あたりのものが多いように感じる。このくらいを「普通」として、各ブランドの麻雀牌を見ていくことにする。
①:任天堂
日本を代表するゲーム会社。花札やトランプの製造・販売を創業初期からしていることもあり、当然麻雀牌も売っていた。価格は18000円。やはり一般的なものより少し値が張る。麻雀用のマットは別売り。
余談。PlayStationでもお馴染みのSONYは麻雀牌を販売していないが、ソニー麻雀というものはあるらしい。SONYとは全く関係はない。
②:ティファニー
最初に貼り付けたツイートのやつだ。価格は15000$。日本円で約156万円。ティファニーらしい可愛らしいグリーンが美しい。他にもポーカーセットや卓球セットもある。残念なことに、現在はどれも日本のショップでは販売していないようだ。
③:エルメス
こちらも先に挙げていたものだ。価格は40400$。日本円で約420万円。ティファニーと違い、非常に重厚感があり、木目調のデザインが高級感を引き立たせる。めちゃくちゃかっちょいい。チェスやバックギャモンもある。
④:ルイ・ヴィトン
ルイ・ヴィトンも当然のように販売していたらしい。世界で10個しかない超限定品だったようだ。翡翠で作られた麻雀牌が、ルイ・ヴィトンのモノグラムがデザインされた専用の箱に入っている。価格は230万台湾ドル。日本円で約835万円。詳細は以下のページを参照。
⑤:グッチ
グッチも限定品として2回ほど販売していたのを確認した。1回目は2005年。アメリカン・エキスプレスの冊子に「グッチから麻雀セットが登場する」という広告が載っており、これは日本では4セットしか流通してなかったんだとか。そのうちの1つはホリエモンこと、堀江貴文さんが購入し、当時のブログに「自家用飛行機に置いている」という旨を書いていたらしい。実際の記述は探しきれなかった。詳細はこちら。2回目は2008年。北京オリンピック記念に発売した、オークションサイトで出回ってるものもあるようだ。
⑥:プラダ
プラダにもあった。価格は3900$。日本円で約40万円。価格の情報はこちらから。箱はプラダらしい赤と黒。クールでかっこいい。麻雀牌は黒。文字は白と金色っぽい色が使われている。三元牌の「白」は通常のようなツルツルではなく、模様が入っている。
⑦:イブ・サンローラン
ついに出た。麻雀牌の販売経験がないブランド。調べてもイブ・サンローランの麻雀牌は見つかりませんでした。その代わりと言ってはなんですが、スライドパズルやルービックキューブのようなものを販売していました。
⑧:コーチ
コーチにも麻雀牌はなかった。麻雀牌以外にもお遊びのようなものはなく、基本的に真面目。ふざけたスマホケースはあった。
⑨:シャネル
正確な情報が見つからないが、シャネルの麻雀牌を発見した。各牌の裏側にシャネルのロゴが入っていて、自己顕示欲の強さを感じさせる一品。なんだかパチモン感が凄まじく、以下のページでの販売価格は他と比べるとやたらと安い。22740円。
⑩:ラルフ・ローレン
くそかっけぇ。流石ロゴにポニーを使ってるだけはある。公式のオンラインストアのページがちゃんと見ることができなかったので、無理やり引っ張ってきた。価格は4495$→2694$。日本円で約47万円→約28万円。なんか値引きされてる。バックギャモンやチェスを始め、様々なゲームも取り扱っている。ドミノもかっけぇ。
⑪:カルティエ
PATEK PHILIPPE 、ROLEX、OMEGAなどなど、時計のブランドで探しても見つからない中、1つ見つけました。パンダをあしらった箱が特徴的。価格は37100ポンド。日本円で約510万円。装飾の豪華さもあり、かなり良い価格となっている。
⑫:フェラーリ
車のメーカーは盲点だった。フェラーリは自慢のカーボンファイバーを使った製品を製造・販売していた。他でも人気なチェスと麻雀牌だ。価格は共に1230ユーロ。日本円で約15万円。チェスのナイトの駒だけ異様に形が良いのは気のせいだろうか。
▲Amazonで買えるかも?
⭐|調査終了
いかがでしたか?
手探りで探してみましたが、初めて見る商品も多く、なかなか楽しめました。「麻雀牌」という物のデザインはほぼほぼ確立されたものであるため、色や箱で差別化してるような感じでしたね。
日本のショップでは取り扱いしていないどころか、限定品という扱いが多いため、現在でも購入できるものはほぼ無いと言ってもいいかもしれません。
次に「麻雀牌」を発売するのはどこのブランドになるのか、気になるところですね。頑張れ、イブ・サンローランとコーチ。
それでは。
おわり。
💬|追記:ティファニーの麻雀牌を購入した方が出現!
VTuberの渋谷ハルさんが、2022年11月14日にティファニーの麻雀牌を購入した旨をツイートして話題に。すげー。ぜひとも触らせて欲しいものだ。
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