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2021年8月、良かった曲を連ねる

 どうも、のぶぶです。

 Spotifyで他人のプレイリストも覗けるということを覚えて、ちょいちょい他人の庭を土足で忍び込んでおります。お邪魔してます。夏もあっという間に終わり、一気に気温が下がってきました。夏の余韻をください。と、いうことで今月もまとめていきます。

プレイリスト

BUGS / nowisee

 2020年代らしい、メンバー全員が正体を隠しながら活動をするnowisee(ノイズ)の楽曲。キレイなメロディーにボーカルのStrange Octave(ストレンジ・オクターヴ)の自由自在な声が非常にマッチしていて、聴いていて心地が良い。歌詞も独特なものがあり、他のアーティストとは一線を画するものを感じる。元々は「LOVE」というテーマを模索していたようだが、韻を踏むように「BUG」を持ってくるセンスがすごい。良い。

株価ばっか眺めんのは さあおしまい
全滅の寸前に叶うなら
あなたのもとへは幸運の空襲を

夢醒めSunset / ビッケブランカ

 ビッケブランカの配信EP『BYE』からの1曲。夏の終わりを感じさせるアコギのメロディが切なくて良い。最近ビッケブランカの声にハマってるのか、ビッケブランカの楽曲に惹かれることが多い。約4分30秒の中で間奏と言われるような部分は少なめで、ひたすらに言葉を紡いでいるが圧迫感は無い。むしろメロディに上手く乗った言葉が耳になだれ込んできて心地が良く、気がついたら一曲終わっているような感覚。爽やかと切なさを両面に持った楽曲。良い。

鳴り止まない着信音の中で / みゆはん

 「コミュ障シンガーソングライター」のみゆはんの楽曲。ジャケットの1枚と歌詞を見ながら曲を聴くと頭に情景が浮かんできて胸が締め付けられるような感覚になる。「なんて弱い儚い生き物なんだ」という歌詞を体現しているかのようなみゆはんの表現力も素晴らしい。楽曲に引き込むパワーが圧巻。良い。

陽炎の中へ去りぬ / Ezoshika Gourmet Club

 Ezoshika Gourmet Club(エゾシカ・グルメ・クラブ)の1曲。テクノポップチックなシンセサイザーのイントロから始まり、どことなく懐かしさを感じさせるバンドサウンドにグッときた。フジファブリックとかが好きな人はビビッとくるかもしれない。先にも書いたが、最近のバンドというよりも10年前にこんな感じのバンドがいた気がするような雰囲気の懐かしさを持っているため、30代前後の層に特に刺さる気がする歌詞はしっかりと青春していて、正攻法な感じも好印象。夏らしさを感じられる楽曲。良い。

期末試験が終わって
足取りは軽やかに
自販機のアイス・キャンディ
溶けかけ!って振り返って笑った

Tattooed Hollywood / DadechiKenta

 LAの大学に通うシンガーソングライター・DadechiKenta(ダデチケンタ)の楽曲。非常のポップで爽やかで、サンサンと輝く太陽が頭上にあるように感じさせる夏らしさを持っている。YoutubeLiveでの歌唱も見ましたが、非常に安定していて、優しさと美しさを兼ね備えた歌声がかなり良い。歌詞がどこにも置いてないので、雰囲気でしか聴けてないですが「夢は消えてねぇ!俺の魂はハリウッドに刻み込まれてるぜ!」って感じだと思っている。勘違いだったら恥ずかしい。今後に期待したいアーティストの1人。良い。

Flower In The Dark  / Maika Loubté

 フランス人の父と日本人も母を持つハーフのシンガーソングライター・Maika Loubté(マイカ・ルブテ)の新曲。ジャンル的にはエレクトロニカというものになるのだろうか。透き通るようなボーカルと浮遊感のあるメロディの組み合わせがエグい。Lyric Videoには丁寧に日本語訳も添えてあるが、解釈が非常に難しい。誰か教えてくれ。1分35秒あたりからの間奏部分の音がめちゃくちゃ好きなんだけど、なんて表現すればいいんだ。教えてくれ。とにかく良い。

またねがあれば / 當山みれい

 當山(とうやま)みれいのカバー楽曲。元々はちんまりPことSori Sawadaが2017年にニコニコ動画に投稿したボカロ曲。作曲者ご本人もセルフカバーとして動画を公開していたが、改めて女性ボーカルに乗せると破壊力がググッと増す1曲となっている。全体的に別れに対する切なさがいろんな言い回しで描かれており、聴いているだけでも胸が詰まるような感覚を抱く。良い。

思えば後悔は二つくらいしかないな

誕生日プレゼントが渡せそうにないこと

あなたに見せたかった服が
無駄になってしまったこと

さよならしなきゃいけないこと

あぁ これで三つ目か
まぁいっか

夏 / PEDRO

 アイドルグループ・BiSHアユニ・DのソロプロジェクトであるPEDRO(ペドロ)の楽曲。エモい。この一言に尽きる。どストレートな曲名の通り、夏を感じさせる疾走感のあるエモロックとなっている。アユニ・Dの可愛らしい声とバンドサウンドの組み合わせが卑怯。良い。

あとがき

 以上、8曲を紹介させていただきました。夏は盛り上がるような楽曲より、切ない感じの曲の割合が多いように感じた。私のアンテナに引っかかったのが切ない系が多かっただけかな。

 それでは。

 おわり。




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のぶぶ
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