あらすじとネタバレ:いちばんすきな花【第9話 】~ お帰り…初めて帰りたいって思った家
※注意:このブログは皆さんが短時間で話を思い出せるようにその回のストーリーの流れをざっくりとテキスト化しています。
ネタバレになりますので、見ていない人は必ずドラマを見てから読んでください。
【椿の家:椿と紅葉】
椿が届いた段ボールを開ける。
段ボールから取り出した本をみて、微笑む。
後ろから紅葉が椿に声をかける。
あわてて椿は本を戻す。
紅葉は階段を降り、椿の様子を見て「荷造りですか?」と聞く。
椿は首を振り、「見て」と段ボールを見せる。
紅葉が近づくと段ボールには紅葉が表紙を描いた本がぎっしりとあり、
「社員だからか」と言って「本を一冊あげようと思って」と取り出すと
椿は「全部自腹」と言い、その言葉に紅葉は驚く。
【本屋:美鳥とゆくえ】
紅葉が表紙を描く本を手に取る美鳥は微笑む。
本を読んでいるゆくえに近づく美鳥。
「ねえ、間違い探しの答え合わせって変な日本語じゃない?」と
ゆくえは聞く。
そんな様子に美鳥は「ゆくえは変わらないね」と言い、二人で何を食べようかと話しながら歩き、ゆくえもまた美鳥が変わらないと感じていた。
【回想:昔のゆくえと美鳥】
黒板を消すバイト講師の美鳥。
模試結果をみている学生時代のゆくえ。
赤田と比べるゆくえを美鳥は注意する。
するとゆくえは違う講師に呼ばれ、廊下に出る。
すると他の生徒が美鳥の悪いうわさ話をする。
(美鳥は生徒から嫌われている。)
呼び出した講師に噂について注意され、美鳥は謝る。
【塾の帰り道】
ゆくえは帰り道、美鳥に進路を話した。
ゆくえが学校が嫌いだというと、ゆくえは「学校が嫌いな先生がいたら学校嫌いな生徒は救われるんじゃない?」と話し、美鳥が先生になろうと思った理由が夜々の言葉であったことを明かす。
塾で美鳥は座ってるゆくえに話しかける。
ゆくえは昨晩あった赤田との関係を疑った同級生の話をして、他人と自分の好きの違いについて相談した。
【ファミレスにいる二人】
窓に置いてある花を見つめ、ほほえむ美鳥はゆくえに
その花が「いちばん好きな花」だと言って、好きに理由など無理やりつけなくてもいいと言って、ゆくえに勉強を教えた
【塾】
翌日ゆくえが行くと、美鳥はバイトをやめていた。
そして、生徒が美鳥の悪いうわさ話をしていた。
【ファミレス】
ゆくえは一人で勉強しながら、窓の花を見つめ、目の前にいる幻想の美鳥の幸せを願った。
【現在のファミレスにいる美鳥とゆくえ】
美鳥が親の介護での悩みを吐露すると、ゆくえはかつて自分が言われた言葉「好きでいる必要はない」を美鳥に行った。
ゆくえは北海道に戻った時に昔の生徒から連絡がきたこと、もどって家を探していたら椿が住んでたことや4人の偶然の出会いの話をする。
そして、美鳥はもう一人会いたい人がいるとゆくえに伝えると、
赤田がファミレスに入ってきた。
美鳥が赤田にメニュー表を渡すとゆくえがカラオケの話をしだした。
すると赤田もその話に乗り、強制的に美鳥もカラオケに行くハメになり、「夜まではいられないから」と美鳥は二人に釘をさした。
【夜のコンビニ:美鳥と紅葉】
紅葉がバイトをしていると窓の外に美鳥がいた。
帰り道、美鳥が紅葉に冗談を言うと「変わりましたね」と紅葉は言う。
そんな紅葉の言葉に美鳥は「あの頃が一番変わってたんだ」と明かした。
【回想:学生時代の紅葉と教師・美鳥】
不機嫌そうに答案用紙を生徒に渡す美鳥。
補習で紅葉と美鳥は二人きりになる。
紅葉が教室に残っている理由を話すと美鳥は紅葉の心に刺さる言葉を次々と言い、それによって紅葉の心は救われた。
少し微笑みながら紅葉は学校を出た。
【後日の補習教室】
紅葉は美鳥に進路相談をしていた。
すると廊下には紅葉の友達が通りがかり、お互い挨拶をして通り過ぎた。
すると”友達”の話になり、美鳥は中学時代の椿のことを話した。
【後日の補習教室】
紅葉が補習を受けていると美鳥は腕時計を見て、「(家に)行かないと」と言って慌てて、教室を出た。
紅葉はその言葉にいろいろと察した。
卒業の日を迎え、不機嫌そうに立っている美鳥を遠くから見つめる紅葉。
同級生と集合写真を撮りながら、紅葉は歩いていく美鳥の幸せを願った。
【踏切:今の美鳥と紅葉】
踏切を渡りながら、紅葉は椿の家に週3いることを明かした。
渡り終えると紅葉は塾が始まったら家に行っていいか、美鳥に尋ねた。
美鳥は週3でくるのは嫌だと冗談を言い、二人は別れた。
【コンビニ前:美鳥と夜々】
ベンチに座り、肉まんを食べる夜々。
【回想:少し前のコンビニ前】
夜々がコンビニの前でケータイで彼氏?に「家にくるな」と言われ、散々な目にあい、しゃがみ込む夜々。
コンビニに出てきた美鳥がそんな様子の夜々に声をかけるとお互いが気づき、再会に喜ぶ。
【美鳥の家】
家で料理をしながら美鳥は夜々に離婚したことを明かし、夜々は美鳥が結婚したことさえ知らなかった。
美鳥は学校の先生になった理由を話し、ゆくえとのエピソードを話した。
そして、美鳥は将棋や料理がうまくなった理由として椿の話をする。
布団に入りながら夜々はケータイの写真を見せ、美容師になると美鳥に話す。
美鳥は"将来、理想の家で塾を開く夢"を明かし、夜々はいつか叶うと言った。
夜々はずっとここに居候するつもりだったが、母親にバレ、美鳥の家を出る事となり、一人になった美鳥はパソコンで塾開校についていろいろと調べていた。
【それぞれの少し前の出来事】
【学習塾】
先生となったゆくえは塾長から最近近くにできた新しい塾のチラシを受け取り、そこに書かれた「志木美鳥」という文字に足を止める。
ゆくえがみどり塾に電話すると電話主が美鳥だった。
久々の会話で楽しそうなゆくえ。
【紅葉の家】
紅葉はポストをあけ、美鳥からの年賀状を受け取り、毎年年賀状のやり取りをしていたことを明かした。
【椿の家】
美鳥が電話で不機嫌そうに話しながら、家のドアのカギを閉め、美鳥は家を見つめ、「お邪魔しました」と言ってその家から去った。
椿は純恋と楽しそうに歩いている。
椿は家の前に来ると何か感じて足を止め、しばらく家を見つめ、「お邪魔します」と言って入っていく。
【美鳥の北海道の実家】
美鳥は買い物袋をもちながら家に入り、リビングのテーブルにおむつや食材の入ったスーパーの袋を置き、上着を脱ぐ。
奥にある介護用のベッドに向かおうとすると着信がなり、電話に出るとゆくえで、その会話は一話目の会話の内容だった。
【今】
【椿の家】
ベランダをメジャーで測る美鳥の手伝いをする椿。
そして、二人で物件の話をする。
すると椿は美鳥に「ここが、初めて帰りたいと思った家でしょ?」と言い、
美鳥もまた「ここに帰ってきたい」と言った。
椿はこの後四人も来ると美鳥に伝えると、美鳥は帰ろうとしていた。
帰ろうとする美鳥に椿は
美鳥の料理を食べたい夜々のメッセージを伝える。
椿は美鳥に遠慮しながら聞くと、美鳥は近くにスーパーができたことをスマホでチェックしていた。
そして、美鳥は椿に「何が食べたい?」と聞いた。
【スーパー】
かごに食材を入れていく楽しそうな美鳥
【椿の家】
美鳥が入ると玄関には四人の靴が揃っていた。
ドアの前で4人の声が聞こえ、何かを思った美鳥は足を少し止め、ドアを開けた。
料理中、キッチンペーパーが切れると4人のチームワークの良さに何かを感じる美鳥。
5人はテレビの前にあるローテーブルでご飯を食べることにした。
食事の際、将棋の話になり、美鳥は将棋を椿から教えてもらったと話す。
すると夜々は驚き、椿が将棋が弱いことを3人はイジる。
4人が盛り上がっている中、席をたつ美鳥の表情にゆくえだけ何かを察し、美鳥を見つめる。
ゴミ袋を切らし、美鳥が尋ねると4人は一斉に同じ場所を示す。
美鳥は4人におどろき、4人のチームワークの良さを話すと椿は美鳥にゴミ袋をしまっている棚の場所を教えた。
洗い終わって置いてある色違いの4つのカップと違う形のカップ一つが映し出された。
【空港:美鳥とゆくえ】
美鳥をお見送りにきたゆくえ。
ゆくえが昨日の話をするとさみしそうな表情をする美鳥。
ロビーの椅子に座ると美鳥は二人の状況が好きだと話し、
一方のゆくえは4人の共通点が二人の状況が苦手という話をして二人で笑う。
美鳥はゆくえにそれぞれ二人で会う4人の事は好きだけど、5人は違うと思った事、あの空間は4人と自分1人だと感じたことを明かす。
しかし、嫌な感情ではなく、4人の奇跡的な出会いに全部自分の存在する意味があったんだと思うと喜びを感じていた事も明かしていた。
お別れの時間がきて、ゆくえは美鳥が塾をまた始めたらあの家に遊びに行ってもいいか尋ね、二人は別れた。
ゆくえはキャリーバックをひく美鳥の後姿を笑顔で見つめ、
美鳥は何かを思った表情をしながら歩いていた。
【終わり】
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