![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161335641/rectangle_large_type_2_e74d9d1f303d64d3501b2a1222bcacc9.jpg?width=1200)
レッドブルダンスイベント観戦@ムンバイ
2024/11/09。世界旅行129日目。
朝7時にデリーのホテルをチェックアウトして、Uberでインディラガンディー国際空港へ向かう。途中車のガソリンのメーター見たら明らかにガソリン無くなっており、でも運転手は何故かガソリン気にする素振りは見せつつもスタンドには寄ろうとせず、無事空港まで行けるかヒヤヒヤしたがなんとか着いた。高速道路を走行中ずっと運転手が携帯を待って電話しており、マニュアル自動車やったのでギア変える時は片手に携帯で片手にギアチェンジャーでハンドル手放し状態というスリリングな時間やった。
空港は搭乗券とIDを見せないと建物内に入れないシステムやったが、その列がかなり並んでおり焦ったが10分ほどで入れた。その後セキュリティゲートは自分から何も言っていないのに何故か家族連れや体に不自由な人などアシスタント必要な人の列を使わしてくれたのでスムーズに中まで入れた。
少しだけ時間があったのでプライオリティーパスで使えるラウンジで朝食をいただく。クオリティーが低いでお馴染みのプライオリティーパスラウンジやのに、何故かここではシェフが目の前でDosaやオムレツを作ってくれるキッチンがあったりとまぁまぁ充実していた。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161159881/picture_pc_2b53e3d28f58e9ab9daf0bf946cbad9f.jpg?width=1200)
チャイティーもあったので、ラウンジ出る時にもらって行こうかと思ったが、スタッフの人2名がチャイティーが入ったドリンクディスペンサーを掃除してるっぽくて、目の前でちょっと待ってたらいきなりディスペンサーからチャイティーが噴水のように噴き出してきてスタッフの人たちもパニック状態になってたので、チャイティー飲むのは諦めて搭乗ゲートまで向かう。
9時のエアインディア便でムンバイに飛ぶ。2時間半のフライトのはずやったが、何故か1時間45分で目的地のチャトラパティ・シヴァージー・マハラージ国際空港ムンバイに到着。
空港からUberで本日のホテルのThe Sahil Hotelへに向かう。8年前にムンバイに来た時もめちゃ高層ビルあって都会やなと思ってたが、今も新しく高速道路建設してたり引き続き発展してる模様。
ホテルに着くと、部屋の準備に少し時間がかかりそうやったのでロビーの横にあったレストランで、デリーの空港で飲めなかったチャイティーをいただく。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161209003/picture_pc_292ecfb423d5822b3cb2749e96afff31.jpg?width=1200)
部屋に入り、近くのレストランでランチ食べようと思ったが、めぼしいレストランが近くに無かったのでルールサービスでタンドリーチキンとホームスタイルカレー、バターナンを頼む。部屋にインドのKingfihserビールもあったので一緒にいただく。鶏肉はジューシーでカレーも美味い。電話で料理を頼む時に辛さを抑えて作ってほしいと言ったら、タンドリーチキンは既にソースでマリネートしてしまっているのでカレーだけならマイルドにできるよと言われていたが、実際にはチキンはマイルドでカレーは激辛という謎現象が発生していた。美味かったが辛くて汗だく。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161209832/picture_pc_937046a3c2ac8bac5749b8092aa387e4.jpg?width=1200)
その後シャワーを浴びて、今回の旅のメインイベントであるRed Bull Dance Your Style World Final 2024を見に会場のNational Sports Club of IndiaにUberで向かう。
会場で事前にネットで買っていたチケットを発見し、いくつかある入り口から自分のシートの入り口を探すが、何人かスタッフに聞くと全員違う事を言う適当オペレーションで迷ったが、無事会場に入れた。そもそもの会場時間も事前連絡では遅くても16時にくるようにと記載されており、会場に着くと開場するのは17時と言われ、実際に開場したのは17:35という感じ。更に中に入って席まで行こうとしたら、17:30からしか入れないと言われ、Apple Watch見せつつ今17:40だよと言ったら、もうちょっと待ってと言われる。その後飲み物買って18時に戻ったら、18:30に開くと言われる。その後日本語勉強してますというインド人に話しかけられたりいろいろカオス。まぁそれはそれで海外っぽくて楽しいが。そしてこんだけオペレーションがパニック状態やのに、スタッフも他の客も誰も気にしてない様子なのが面白い。
こういうの見る度に思うが、日本は生活するのはめちゃ快適やが色々細かいところまで気にし過ぎで働いている人ストレス溜まってそうなので、インドに見習うところもあるんかもしれん。
そんなこんなで18:30にやっと席に座れて、イベント自体は19:45頃に開始。最初インドのダンスグループのパフォーマンスがあった後、16名のファイナリストが紹介され、いよいよバトルスタート。死ぬほど待ったのもあってか会場は最初からめちゃ盛り上がる。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161311890/picture_pc_749550c5dccd607bdd9d936f60cd0b0a.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161311886/picture_pc_6f7534b9f0094b0ae36f9c4c99c5a29b.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161311888/picture_pc_4c55c6356ddce25fd53a6515490bb545.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161311889/picture_pc_515c90ec08b495c39397b67d37381b6b.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161311887/picture_pc_db5f051cc23ad3a372a7ae107a0cbfbb.jpg?width=1200)
本イベント観戦の主目的である日本代表のThe D Sorakiのファーストラウンドは、スイス代表とのマッチアップ。Sorakiは2022年大会で優勝した時のパフォーマンスが凄過ぎて現地のインド人の間でもみんな知っててめちゃくちゃ人気やった。入場して名前呼ばれた際の観客の声援が地元インド人選手と同じくらい大きい。
試合自体は相手もかなり上手かったけど、ジャッジは観客がリストバンドの色で決めるシステムやって、恐らくみんなSorakiのダンスをできるだけ長く見たいので接戦の場合はSorakiが勝ちみたいな会場の雰囲気になっており、このラウンドはSorakiの圧勝。
Sorakiの次のラウンドはベルギー代表の女性とのマッチアップやったと思うけどそれも圧勝。次の第3ラウンドではフランスの選手とのマッチアップになり、先攻の相手が上手にまとめてきたのに対して、素人ながら後攻のSorakiは若干劣勢に見えた。ジャッジのリストバンドの色も相手に有利に見えたが、運営側の判断で延長戦となる。
延長戦では後攻のSorakiが最後の10秒くらい残してダンスを止め、相手が勝ちというジェスチャーをして終わり、最終的に相手の勝利となった。会場は大部分がSorakiファンやったようで、周りのインド人はみんな”Why did he give up??”と言って騒然としてた。そのタイミングで横に座ってる人にお前は日本人かと聞かれ、そうと答えると数名のインド人から自分はSorakiのダンスが好きだと言ってた。本人も色々と感じて最後あのようなジェスチャーになったんやと思うので尊重したいが、欲を言えば決勝でのダンスも見たかった。
その後勝ち上がってたインド人のダンサーも同じようなシチュエーションで運営側判断で延長戦になっていたが、その時はインドの選手が相手の方が良かったといって延長戦自体を辞退していた。勝ち負け以前に自分のプライドや相手への敬意を持ってダンスしているのがかっこいい。
最終的にベトナムのダンサーが優勝して幕を閉じたが、優勝のスピーチで自分だけの勝利でなくダンサー達の勝利といった内容の事を話しており感動。良いイベントやったので見に来てよかった。イベントの途中で、来年大会はロサンゼルスで開催と発表があったので、それもタイミング合えは見に行きたい。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/161335324/picture_pc_e3e47dd8b0faaa8cb1c77901c305b50f.jpg?width=1200)
そんなこんなで会場を後にしてUberでホテルに戻る。部屋に戻ってからUberにクレカなど入ったカードケースを忘れてることに気付き、慌ててUberアプリから落とし物申請して、ホテルの人の電話借りて電話したりで無事ホテルに届けてもらい一安心。お礼に運転手と電話貸してくれたホテルの係の人にチップを支払う。最初かなり焦ったが結局30分以内で戻ってきたので改めてUberの利便性を実感。
その後部屋に戻って爆睡。