損益の計算方法【リスク管理】(AUD/CAD版)
今回はFX取引時のリスク管理について。
FXで損する原因は、大半が含み損を抱えた時のメンタル面の影響による損切りです。
取引する際のリスクを把握することで、含み損を抱えても不安は少なくなります。
効果的な運用をする為に学んでいきましょう。
ギャンブルにしない!
まず前提としてFXは投資ではなく一発逆転技でもないです。
機会に資金を投じる投機です。
FXのレバレッジを活用しすぎてギャンブル要素が強い取引をしないようにしましょう!
そうならないために必要なこと,
・どのくらいレートが動くとどのくらいの利益または損失になるか
・どのくらいの含み損で次の取引をするか
・どのくらいまでの含み損に耐えられるか
これらを理解しておくことで、ギャンブル的な取引になりにくいかと思います。
通貨ペア
今回は次の通貨ペアで計算してみます。
①AUD/CAD
実際に取引した履歴を参考にしますね。
計算方法
以下の手順で計算。
1つ目の利益が「76」
2つ目は「70」ですね。
上記①〜③の手順で計算します。
①取引通貨のロット
これは0.01ロットでの取引ですね。
②対円レートを計算
この時、1CAD(1カナダドル)→107円でした。
107円払うと1カナダドルと両替できるということ。
③値幅を計算
レートの幅(注文時と決済時の差)「0.90752−0.90681=71」となります。
この①〜③を乗算すると、
0.01×107×71=75.97
となります。
同様に2つ目も
①0.01ロット
②107円
③0.90851-0.90786=65なので、
0.01×107×65=69.55
となります。
チャートで検証
次はチャートを参考にどのくらいのレートの動きで、いくらの損益になるか見てみましょう。
こちらのレートでいちばん下がった部分が
0.88925
上の方のレートは0.92000だとします。
するとレートの幅は、
0.92000-0.88925=3075です。
もし0.92000の部分でbuyで0.01の取引をした場合、
0.01×107×3075=-3290です。
buyの取引は下がったらマイナスなので-3290円ですね、
逆にこれがsellの取引だと3290円の利益となるわけです。
含み損は4000円もなく、資金が2〜3万の少ない状況でも始められる事が分かるかと思います。
レバレッジを安全に使い、最小単位の0.01で取引しているからです。
これがもし、取引量が0.1ロットだとしたら損益も10倍になります。
レバレッジを大きくかけて取引することでの、リスクリターンが分かりますね。
まとめ
僕は「予想しない、次の策を投じるだけ」と学びました。
この計算方法が分かっていれば、取引している時に冷静にいられると思います。
これからも淡々とトレードしていきましょー!
最後まで読んでくれてありがとうございました。