絵描きさんになりたい。
わたしの才能や人間を認めてくれた人。
わたしにとって、すごく多感だった子ども時代。 もうお亡くなりになったけど、
小さい頃に行ってた絵画教室の先生が、 「あなたは大人になったら本当に綺麗で美人さんになると思うわぁ」て言ってくれてた。
恥ずかしく思いながら、 容姿のことでいじめられたことあって自分のことブスやと思ってた小学生の自分にとってその言葉は本当に大きかった。
そっか、私は今はブスやけどきっと綺麗になれるんやなって思わせてくれてた。
私の好きな絵ってなんか特徴的で、ぶっ飛んでたりしたからか 「あなたは将来テキスタイルのデザイナーさんになれるわあ」とも言ってくれてた。 テキスタイルがその当時何かも知らなかったけど。笑 たしかに今も布や歯切れやポストカードを集めたり綺麗なデザインを見るのはすごく好き。
先生が手直ししてくれたこの絵が自分至上の最高傑作で、 先生が塗り重ねてくれた黄色とかぼかしとか、 その絵の中に思い出と先生の命も吹き込まれてる気がしていて、
サロンの玄関に飾ってる。
これを越える作品を描ける気がしなかったけど、またちゃんと描いてみようと思う。
「あなたはすごく絵の才能あるよ!お金払うから書いて欲しいよ!」って、
パートナーが言ってくれたから。
昔、絵描きさんになりたかった。
彼の一言でそれが叶うことになった。
パートナーは私の人間性や才能、子どもっぽいところ、色んな私をひっくるめてリスペクトしてくれるのでとても感謝してる。
パートナーはものすごく色彩感覚が豊かで、ファッションセンスが本当に素敵で、
なのにものすごく素朴で優しくて、
私はそんな彼をこんなところに書くのも恥ずかしいけど心から愛してる。笑
そんな人との出会いが自分の感性も人生も
彩り豊かに変えて行くんだろう。
私は先生が言ってくれた通り綺麗な美人になってると思います。笑
自己肯定感の低い時期もあったけど、その時期は卒業できました。
今は子どもみたいなエネルギーを爆発させながら、底抜けにポジティブにやっています。
自分のことを心から素敵だと思える。
そう自分のことを思ってあげられることは自分のためなんだけど、
私の想いが私が今やってることや、私が今愛している人、モノ、事柄全部のエネルギーは
眩く輝きをどんどん増して行って、
先生がいる場所まで届くんじゃないかなって思っているんです。