見出し画像

おもちゃドクター デビュー

昨年末、おもちゃドクターの研修会に参加。
そして、翌年1月おもちゃドクターデビューしました。
とは言え、どんな手順で進めれば良いのか分からないので
先輩ドクターに付いての治療作業でした。

患者は象のぬいぐるみ?と思いきや、オウム返しする象!
どうやら、音で反応して動くらしいが、
動きがぎこちない。
ありがちな、電池不良だろうなと、電圧測定。
ふむ、まぁ電圧は低いが、そこまで低いわけでもない。取り敢えず新品電池に変えてみよう。
お、さすがに良く動く! 
これならオーケーと診断書に治療内容を書こうとして、ふと、症状の欄の「音が出ない」にチェックが付いていることに先輩ドクターが気づく。
確かに音出てませんね。
と言うことで、本体を開けてみる。
スピーカに先輩ドクターの持つスピーカチェック機器を繋いでみる、が、音は出ない。
これは、スピーカ交換だなと先輩ドクター。
病院ストックのスピーカでは同じ直径の物がないので、少し小さめの物をグルーガンで固定することにした。
固定する前にスピーカチェック機器で交換スピーカを単体チェック、音は出る OK
じゃ、今のを外して交換しましょうと先輩ドクター
と言う事で、自分が最近購入した充電式ハンダゴテで外していくが、このハンダゴテの使い方がまだ熟知していないので、ドタバタしたが交換完了。
では、音がなるか、テスト.…音出ない!
うーん、動きには問題ないのに。

と言うことは基板の何処かが不良なのか?
しかし、これ以上は手が出ない。
他のドクターによるセカンドオピニオンにおいても同様の意見。

と言うことで、残念ながら、修理不能でのお返しとなってしまった。

気を取り直して、次にプラレールの機関車にチャレンジ。
こちらの症状も、ありがちな電池接点液漏れ腐食により動かないとなっている。
先輩ドクターも私もこのあとの予定により最後まで病院活動に参加できないから、これくらいなら、すぐ治療完了するだろうと、考えていた。
まずは、接点の磨き、さらに接点の起こしで電池のガタツキも無くし、スイッチオン。あれ?動かない!
仕方がない、開けてみるか。
研修時にプラレール修理した時、ギアの位置で悩んだので、写真を残しながら分解していく

そして、モーター単体での動作テスト…ん?動かない?いや 動き出した! たぶんちょっと固着していたのかな?
モーターを戻し、念の為ギアボックス内の埃も取り最後のギアまで動くことを確認し、ギアボックス状態で、再度動くことを確認し、最後の機関車の形まで戻し、再度スイッチオン! 動いたぁ 治療完了!
診断書に治療完了を記入。先輩ドクター、私ともに先に帰るため、他のドクターに依頼主への修理の説明を依頼。
そして先輩ドクターと共に「お先に」と病院となっていた会場を後にしました。

来月は、フルタイムで参加し、依頼主の喜ぶ顔が見れるといいなぁ


いいなと思ったら応援しよう!

nobu sato
よろしければ応援お願いします! いただいたチップはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます!