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海の流木から スウェーデントーチ

スエーデントーチを作ってみたいとずっと思っていた。
お昼の散歩の際、公園の桜の枝が何かの原因で折れ、落下しているのを発見
その中に直径4,5cm程度の太さの枝がいくつかあったので、
これを材料に作ってみようと持ち帰る、が
ほぼ生木なので、10cmぐらいに切り分けベランダで乾かしておいてみた。

そんな時、福井の海ごみ回収の話を聞き、そのゴミの半分以上を占める海洋プラスチックの多さを知った。
海ごみではプラスチックの次に多いのが自然物、流木となり、これらで90%近い個数率になるらしい。
となると、流木ってスウェーデントーチの材料として使えるんじゃないか?
探しに行ってみようと、越前海岸の鉾島(ほこじま)へ行ってみた。
この島は柱状節理が発達した安山岩と言うことで、観光名所の一つになっている。

鉾島位置

岩場へ降りてみると、やはりプラスチックゴミが目立つ。回収したいところだが、今日は流木目当てなので、適度な大きさの流木が無いか探してみると、直径10cmぐらいのものを発見。
岩をこの流木で叩いてみると、乾いた良い音がする。これは使えそう。
持ち帰って、のこぎりで高さ15cm程度に切り分けた。

さて、これをどうやって切れ目を入れようか。
ふと、丸太を押さえておけそうな道具があることを思い出して、試してみる。
が、太さがぎりぎりアウト 固定できない。
うーん 困った固定できないと、うまく溝が切れない。
と、アイディアが浮かばないまま、しばらくほったらかしにしていた。

ふと,ネットで三角形状に固定する器具があることを発見。
これを購入して使おうかなぁとも、思っていて ひらめいた。
横で固定じゃなく下で固定すればいいんじゃないか!
となると、考えは進む。
トーチ素材の太さを止められる細長い板材があれば裏から3か所ぐらいでネジ止めすれば立たせた状態で固定できるだろう。
ということで、実験

長い板に丸太をネジ止め 板側はドリルでネジ穴開け済み

いい感じで固定できている。

充電式ハンディチェーンソー

ハンディーチェーンソーでカット開始
固定用板材は足で押さえて固定

溝カット、穴あけ後

いい感じで溝切できた。
ほかの素材もカットしてみた。
このチェーンソーで直径10cmぐらいのカットだと1回の充電で3本ぐらい切れそう。素材の違いによる硬さの違いもあるので2本ぐらいを目途にしておこう。
ただ、床に置いて切ったのでチェーンソーが斜めに入ってしまったところもあるが、それはカットする際の高さを上げるなど、次の課題としよう。

せっかくミニスウェーデントーチができたので着火テスト!
ちょうど星空撮影仲間と取立山登山口駐車場で星空撮影を行う予定だったので、そこでテストしてみた。

点火テスト 着火剤中心に挿入

耐熱シートを敷いて古い鍋を置いて この中で燃焼テスト
車には5Lの水を積んできてあり、いざという時は消火用に使う予定
着火はダイソーの着火剤の一部をティッシュで摘み少しほぐして固め、十字カットの中心にねじ込み着火
うん。いい感じで燃えてる
時々、燃え状態を確認しながら、星空撮影にいそしむ。
この日深夜はよく晴れ、天の川がきれいに見えていたので、この撮影も夢中になっていた。

30分ぐらい経過して、燃え状態を見てみると 溝切をしていない下部は燃え切れていない。このまま置いておくと燃えるかもしれないが、鍋の中に埋もれている状態なので、鍋に二酸化炭素が充満していて燃え切れない可能性が高そう。

溝切していない下部分が残っている状態


今回は、この時点で水で消火。

さぁ、星空撮影に戻ろう!

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nobu sato
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