日経平均予想 12/26-30

今週の結果

日経平均現物終値 26235円
先物ナイト終値  26210円

先週(12/19-12/23)の値幅(先物価格)
予想 26980-27720 
結果 25900-27490
上で230円、下で1080円外れた

来週(12/26-12/30)の値幅予想(先物) 25500‐26800

週足は陽線の予想です。
前週の乱高下げが一息するイメージです。
中長期(数週間~数か月)は下目線です。
短期(週単位)ではリバる可能性もあり、予想の精度は低いです。

証券取引所が定めるボラティティから推定する来週の値幅(現物)
±1σ:25417-27053
±2σ:24598-27872

日経平均先物の水平サポートライン 26500円水準
価格の節目となっている27300円水準
に注目しています。

米国3指数ではダウが下がりにくくなっていて、下がりにくい順にダウ>SP500>NASDAQとなっています。景気後退期にはこのような状況が続くと予想しています。NASDAQ銘柄は買えないけど、ダウならなんとか買えるというような状況・心理です。
日経・ダウともに、年明けにかけてやや上目線で、その後は下落と予想しています。

ダウ先物で天井確定サインが出ています。
下げ止まる徴候は確認できていません。
適度なリバがあれば売り増ししていきます。
ダウ先物
3月限ショート34333 average
6月限ショート34000 average
日経先物ノーポジ
指値
26500L

為替

日銀の物価上昇率目標2%の柔軟化:
日本国債10年の金利幅拡大容認;買い入れは続けますが、YCCは続けるというものです。完全に想定外でしたが、理論上は固定金利のみ影響を受ける変化です。
まだ容認幅上限の0.5%に達していません。一定期間は日銀が無限買い入れを続けるのかなと思います。
前回も書いた通り、【柔軟化】は便利に使われていくと思います。

米国指数

日経平均と相関の高いダウ平均に絞って書きます。
最近書いていますが、わたしが使っている天井圏確定サインが出ています。
米国指数に影響力の大きい$AAPL はチャートの形が悪いです。こういう中で上げていくのは無理があります。ダウ先物のショートポジションを持っています。
年始にかけて少し上値が見えますが、中長期では下目線です。
FEDのドットチャートと債券市場の金利見通しの乖離が修正されるタイミングはチャンスがあります。

いつになるか?
1/6 米国雇用統計発表
1/12  米国CPI発表
あたりで乖離が部分的に修正される可能性が高いと予想しています。
1/18  米国小売売上高発表にはおそらく今の価格より下落しています。

ハンセン・上海指数

なし崩し的にゼロコロナ政策が撤廃されています。感染者数・死亡者数の発表をやめることになりました。日米欧の指数には大きな反応があるとしたら移動制限の完全撤廃のタイミングで素材高騰、インフレ加速、航空・旅行株高騰と予想しています。
毎週書き続けていますが、どこかの時点でゼロコロナ政策はなし崩し的に完全撤廃される予想していて、今はその初期段階と捉えています。
感染再爆発でもゼロコロナ政策に戻らず、完全撤廃に向かっています。ゼロコロナではなく、春節前のみんなコロナを目指しているようにも見えます。コロナの流行で壊滅した国はなく、治療薬も出てきているので、現時点では選択肢の一つだと思います。
移動制限の厳格化は可能性が低いと考えています。

年末年始の値動き

1)2021年12月末~2022年1月初めのような値動き
2)2022年9月中旬のような値動き

売り目線は共通しています。
チャートの類似性から1)>2)で日米指数の値動きは2021年12月末~2022年1月初めのような値動きを想定しています。

来週以降の経済指標

今週は重要経済指標の発表予定はありません。

1/3 
米国市場開場
1/5 
0:00 ISM製造業景況感指数、JOLTS求人数
4:00 FOMC議事録
22:15 ADP雇用統計
22:30 貿易収支
1/6
22:30 雇用統計
1/7
0:00 ISM非製造業景況感指数、製造業受注


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