Netflixシリーズ「WWⅡ最前線 カラーで見る 第二次世界大戦」
第二次大戦当時の貴重な映像をリマスターして、カラー化して見せるNetflix「WWII最前線 カラーで見る第二次世界大戦」。シリーズは各50分の10話。
映像で見ると、本を読むよりわかりやすい。カラーなので見やすいし、地図も多様している。歴史の勉強、地理の勉強に良い。欧州戦線のことが詳しく、ぼくが今まで「点」で覚えていたものが、「線」になった感じ。個々の歴史的事実は掘り下げて自分で勉強すればよいと思う。
各エピソードの説明(Netflix画面より)と、関連した劇映画を記しておく。
1)「電撃戦」
無線技術、敏速な装甲部隊、容赦ない空爆で戦闘を革命的に変えたドイツ軍。機動性を重視した戦法で、瞬く間に連合軍をダンケルクの海へ追い詰める。
劇映画「ダンケルク」(17年)
2)「バトル・オブ・ブリテン」
英国本土侵攻を狙うドイツ空軍が、イギリス海峡上空から攻撃。英空軍は最新の防空体制で要撃。この航空戦は、無敵だったドイツ空軍に大打撃を与えた。
劇映画「空軍大戦略」(69年)
3)真珠湾攻撃
第二次大戦史上、最も大胆な賭けといえる真珠湾攻撃。小さな島国、日本の海軍による奇襲攻撃が、アメリカの太平洋艦隊を破壊。こうして太平洋戦争が始まる。
劇映画「トラ・トラ・トラ!」(70年)
4)ミッドウェー海戦
太平洋の真ん中のミッドウェー島をめぐり日米が激突。米軍の暗号解読技術と偶然の出来事が重なり、日本軍は天下分け目の海上戦で大敗を喫する。
劇映画「ミッドウェイ」(76年)
5)スターリングラード攻防戦
ソ連の領土を渇望するヒトラーは、不可侵条約を破棄してソ連に侵攻。凄惨極まるスターリングラード攻防戦が繰り広げられる。
劇映画「スターリングラード」(01年)
6)Dデー
ナチス占領下の欧州に再び足場を確保するため、連合軍は大規模な欺瞞作戦を展開。イギリス海峡を渡り、ノルマンディー海岸への上陸作戦を開始する。
劇映画「史上最大の作戦」(62年)
7)バルジの戦い
西部戦線での劣勢を覆すべくヒトラーはベルギー、アルデンヌでの米軍攻撃を計画。この戦いは双方に多大な損失をもたらす。
劇映画「バルジ大作戦」(66年)
8)ドレスデン火炎旋風
ドイツを降伏させるため、連合軍はドイツ東部のドレスデンに市内攻撃を敢行。多数の一般市民を犠牲にした無差別爆撃は、大きな議論を呼ぶ。
劇映画「ドレスデンー運命の日ー」(06年)
9)ブーヘンヴァルト収容所
ドイツ国内で米軍がブーヘンヴァルト強制収容所を発見。おぞましいナチスの残虐行為が連合軍の知るところとなり、ホロコーストが世界に報道される。
劇映画「シンドラーのリスト」(93年)
10)ヒロシマ
終戦を早めるため米国が日本に投下した原爆。史上初めて使用された核兵器の威力はすさまじく、未曾有の惨禍をもたらし、人類の歴史を永久に変える事になる。
劇映画「この世界の片隅に」(16年)
てなことで。