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音声入力をやってみた

多くの人は、PCで文章を作成する時、キーボード入力で書いていると思います。
私も、その1人ですが、文字入力には、もうひとつの方法があります。
それは「音声入力」。

近年、精度が高まってきた音声入力。日頃、記事を書く上で、私がもっとも使う「Googleドキュメント」にも音声入力機能が標準装備されています。
現時点での音声入力は、どれくらいの精度なのでしょうか?
その使い勝手も含め、実際に音声入力を試してみました。


Googleドキュメント音声入力

今回、使用したのは、Googleドキュメント。音声入力を起動するには上部にある「ツール」から「音声入力」を呼び出します。
以下のように、表示されたマイクのアイコンをクリックすれば、録音が開始されます。

マイクのアイコンをクリックすれば録音開始


それでは、実際の記事をGoogleドキュメントで読み上げてみます。
ただ、使う記事は著作権の問題もあるので、今回、過去に書いた私のブログ記事で試しました。

以下の記事が、ブログの本文です。

今や、すっかり生活の一部に浸透した交通系ICカード。SuicaやPASMO、ICOCAをはじめ、交通機関を利用する時、ICカードを改札機にかざすだけで乗れる便利なサービスだ。

さらに「モバイルSuica」に代表されるスマホ決済なら料金のチャージや、定期券の購入など、スマホアプリで完結してしまう上、利用範囲は限定的ながら新幹線や特急列車に乗ることも可能。

筆者も日常的にモバイルSuicaを利用しているが、とても重宝している。そんな中、これら交通系ICカードに変わる次世代のシステムが登場した。それが「タッチ決済」である。

タッチ決済機能のついたクレジットカードを直接、改札機にかざすだけで電車やバスに乗れるタッチ決済。
すでに実証実験を終えて本格導入した交通事業者が出始めている。

現在の交通系ICカードも十分便利だが、なぜ今、新たなサービスを展開するのだろうか?

私のブログ「将来、交通系ICカードはなくなるのか?」より抜粋

ここからが、音声入力による文章です。修正せず、そのままの状態を掲載します。

今やすっかり生活の一部に浸透した交通系 IC カード Suica や PASMO ICOCA をはじめ 交通機関を利用するとき IC カードを改札機にかざすだけで乗れる便利なサービスだ さらに モバイルsuica に代表される スマホ決済なら料金のチャージや 定期券の購入など スマホアプリで完結してしまう上 利用範囲は限定的ながら 新幹線や特急列車に乗ることも可能 筆者も日常的に モバイルsuica を利用しているが とても重宝している そんな中 これら 交通系 IC カードに代わる次世代のシステムが登場した それがタッチ決済である タッチ 決済機能のついたクレジットカードを直接改札機にかざすだけで電車やバスに乗れるタッチ決済 すでに実証実験を終えて本格導入した交通事業者が出始めている現在の交通系 IC カードも十分 便利だが なぜ今 新たなサービスを展開するのだろうか

Googleドキュメントで読み上げた文章をそのまま掲載

いかがですか?句読点や改行がないため、あとで文章を整える手間はありますが、文章自体の精度は高く「Suica」や「PASMO」も正確に表示されています。

※記事を公開後、「くてん」、「とうてん」、「あたらしいぎょう」と喋ることで、句読点や改行もできるアドバイスをいただいたので、こちらを付け加えます。

AIで文章を整える

音声入力したままでは、句読点がない上、改行もされておらず、非常に読みにくい文章です。この文章をAIで体裁よく整えてみます。
今回は、GoogleのGeminiとChatGPTの2つで比較しました。

1 : Gemini2.0Pro Experimental 02-05

以下、Gemini2.0Pro Experimental 02-05で整えた文章です。

今やすっかり生活の一部に浸透した交通系ICカード。SuicaやPASMO、ICOCAをはじめ、交通機関を利用するとき、ICカードを改札機にかざすだけで乗れる便利なサービスだ。

さらに、モバイルSuicaに代表されるスマホ決済なら、料金のチャージや定期券の購入など、スマホアプリで完結してしまう。上、利用範囲は限定的ながら、新幹線や特急列車に乗ることも可能だ。筆者も日常的にモバイルSuicaを利用しているが、とても重宝している。

そんな中、これら交通系ICカードに代わる次世代のシステムが登場した。それが「タッチ決済」である。

タッチ決済機能のついたクレジットカードを直接改札機にかざすだけで、電車やバスに乗れるタッチ決済。すでに実証実験を終えて、本格導入した交通事業者が出始めている。現在の交通系ICカードも十分便利だが、なぜ今、新たなサービスを展開するのだろうか。

Gemini2.0Pro Experimental 02-05を使用

2 : ChatGPT

続いて、ChatGPTで試してみます。

今や、すっかり生活の一部に浸透した交通系ICカード。SuicaやPASMO、ICOCAをはじめ、交通機関を利用するときにICカードを改札機にかざすだけで乗車できる便利なサービスだ。

さらに、モバイルSuicaに代表されるスマホ決済なら、料金のチャージや定期券の購入などがスマホアプリで完結する。利用範囲は限定的ながら、新幹線や特急列車に乗ることも可能だ。

筆者も日常的にモバイルSuicaを利用しているが、とても重宝している。

そんな中、これらの交通系ICカードに代わる次世代のシステムが登場した。それが「タッチ決済」である。

タッチ決済機能のついたクレジットカードを、直接改札機にかざすだけで電車やバスに乗れる仕組みだ。すでに実証実験を終え、本格導入を進める交通事業者も出始めている。

現在の交通系ICカードも十分便利だが、なぜ今、新たなサービスを展開するのだろうか。

ChatGPT

おもしろかったのが、句読点のつけ方や、改行する位置が、GeminiとChatGPTで異なること。
それぞれの性格の違いが分かる結果になりました(笑)

さいごに

今回、音声入力を試した感想ですが、これは便利です。ただ、慣れが必要なことと、音声入力後、読みやすい文章に整えるまでの作業が負担に感じました(あくまで自分の場合)。

音声入力は、文章作成以外でも使える用途があり、たとえばメモ代わりに使うのも便利。特に車の運転中など、キーボードが使えない状況下では、とても重宝すると思います。

今後も進化を続けるであろう音声入力。状況に応じて使い分けることで、強力な「助っ人」になってくれることは間違いありません。


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