付加価値は人間性2021年3月12日
ここ数年、再教育、リカレント教育、生涯学習などなどが時代の変化に伴いよく聞くようになりました。
下記の記事で「格差是正へ再教育を、モデルは北欧」があり、その中にこう書かれていました。
『再教育を受けられることによって時代遅れにならず、自分が『使い捨て』にならない安心感になる』
これは今持っているスキルや知識だけで勝負するのではなく、新しいスキルを身に付けて変化に対応していく必要があるということ。2018年から仕事で周りに言い続けていること。
『「デジタルの専門家は必須だが、多くいる必要はない。デジタルは熟練した『匠』を『仕組み』に落とし込めるツールだ。現場をわかっている匠は自分の技をどんどん進化させ、人工知能(AI)などに教え込ませなくてはならない。ルーチンでこなすものはデジタル化されるので、クリエイティビティー(創造性)こそ求められる。人間的な仕事に戻る」』
AIやRPAなどで自動化はどんどん進むと思っています。ルーチンでできる業務は、遅かれ早かれ自動化されていく流れは止まらないと思います。一方でAIを作り出す業務はますます増えていくと思います。
『高度な知識を持つ人だけでなく、人間性が高い仕事をする人が報われる賃金体系が必要だ』
現在、自動翻訳にかかわる仕事をしていますが、翻訳も機械翻訳で済ませれるものは相対的なコストは低下し、人間性が必要なものはコストが上昇する流れなのではないと思います。
付加価値が高いことが、人間性が高いといえるのではないかと思います。