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【深化と進化】𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のこれまでとこれから

2024/3/10に3周年を迎える𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖。
6枚目のCDふわふわpartyつられてhappyを携えてのイベント𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 canvas sessionⅥも直近に控えたいま再び𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の魅力を広めようと筆を取りました。

2021/3/10 1stシングル『きまぐれチクタック』発売
2021/4/4 𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 canvas session I 開催
2024/1/6 𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 theater stageⅡ 開催
2024/2/7 6thシングル『ふわふわpartyつられてhappy』発売
2024/3/10 𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 canvas session Ⅵ 開催予定

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖リリースからリアルライブの最前線まで肌で感じたものをお伝えできればと思います。流石に韓国のイベントは行けなかったのでそれに関しては省かせていただきます。
そんじゃ前置きはこのくらいにしていきましょうか。



𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖ってなに?!

声優・舞台女優の岩田陽葵さん、小泉萌香さんの2人からなるユニットです。
詳しくはこちらをご覧ください。


𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のこれまで【深化】

CDデビューからこれまでの𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖を振り返るときに欠かせない要素が2つあります。
ひとつは𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のコンセプトである『音楽と物語は一緒に歩く』
そしてもうひとつが『コロナ禍』です。

音楽と物語は一緒に歩く


まるで舞台やアニメを見ているような「おとぎ話」の世界を、心地よいダンスポップミュージックにのせて、全世界に発信する新プロジェクト。

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖公式サイト

とある通り𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖楽曲はおとぎ話をモチーフに制作されており歌唱のみならずダンスや演出を使いおとぎ話を舞台の上で表現しています。

不思議の国のアリス
人魚姫
アラジン
一寸法師
西遊記
雪の女王
ヘンゼルとグレーテル
ターザン
オズの魔法使い
ピノキオ
眠れる森の美女
ダルメシアン100と1匹の犬の物語
白雪姫
くまのプーさん

ライブでのパフォーマンスは出力の方法こそ違えど少女⭐︎歌劇レヴュースタァライト2ndスタァライブ Starry desertに構造は似ているのかなと思っております。
おとぎ話をモチーフにしその世界観をライブという舞台で披露する𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖にとって、テレビアニメのレヴュー曲を殺陣を交えて3次元のライブで披露するという形はかなり近いのではないかと思っております。

__では何故𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のこれまでが『深化』なのか。

『まるでアニメや舞台を見ているような』

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖がはじめに打ち出したコンセプトがイベントの回数を重ねるごとにどんどん強化されてきました。
1stライブ→2ndライブでよりその部分がはっきりわかるかと思います。
2ndと1stで最も目を引く違いといえばやはりvillans 収録曲です。おとぎ話の悪役の視点の楽曲を披露することで今までの𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖にはなかったタイプのカッコよさ、不気味さを獲得しています。

Q 今までになかったのなら進化じゃないの?

A はい、返す言葉もございません

とは言いつつもおとぎ話を悪役の視点で楽曲に落とし込むことでおとぎ話を多角的に、より深堀りしているとも考えられます。
そしてなにより実際のライブパフォーマンスではセリフパートもあり舞台上の2人が『演じている』というのをより強く感じるものになっています。

『まるでアニメや舞台を見ているような』

という𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のコンセプトが強まっている。なので深化という言葉を使いました。

コロナ禍に活動開始

2021年3月1日にCDデビュー
我が国日本では2020年初頭ごろにはコロナウイルスの流行が始まっておりまさにコロナ禍真っ只中のデビューとなりました。
エンタメの形が大きく変わり座席制限、観客の声出し禁止、そもそも開演が危ぶまれるなど様々なことが起きたのは皆様の記憶にも新しいかと思います。

しかしこの観客の声出し禁止というコロナ禍でのルールが𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 1stライブでとんでもない化学反応を起こしました。
1stライブの感想で「舞台やミュージカルを見ているようだった」というものをよく目にしました。かくいう私もそういう感想を抱きました。舞台やミュージカルを観劇していて大声で騒ぐようなことはありませんからね。
声出し禁止になることでライブでありながら舞台やミュージカルを観劇しているかのように魅入ることとなりそれが『まるでアニメや舞台を見ているような』という𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のコンセプトと合致しました。
コロナ禍が産んだ数少ない功とも言えます。

𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のこれから【進化】

では何故これからの𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖が進化なのかを解説していきましょう。

魅入るライブから『一緒に』のライブへ

すでにMVが公開されている6thシングル「ふわふわpartyつられて happy」
そしてそのカップリング曲である「カラフル×ジョイフル」と「honey drop」もクロスフェード視聴動画が公開されています。
まずは見て、聞いてみてください。


楽しそうやね。

MVのイメージは「うたのおねえさん」らしく今まで𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖MVに出ていたダンサーではなく小さい子供が参加しています。

みんな集まってふわふわparty
小さい子も大きい子も

ふわふわpartyつられてhappy

呼びかけるようなダンスと歌詞で一緒に楽しもうという感じがしますね。

カップリングのカラフル×ジョイフルは𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 theater stageⅡで音源が公開された時にもスタッフの方がコールをぜひ覚えてやってみて欲しいと言っていました。
𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖では珍しい大暴れ待ったなしの曲に仕上がっています。

いままでの𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖ライブは魅入るタイプのライブでした。それは岩田陽葵さんと小泉萌香さんも参加している少女⭐︎歌劇レヴュースタァライトから地続きのような演出方向だったとも言えます。
それをこうしてコールを入れやすい楽曲にすることで『一緒に』遊んで楽しむライブになるのではないかと思っています。
それは新たな𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖の境地。なので進化という言葉を選びました。

ふたりピノキオ、Love is a potion、ふわふわpartyつられて happyとアニメタイアップを3度実現させ2023年にはアニサマに𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖としての出演も果たしました。
そういった初見さんを巻き込んで『楽しい』『一緒に』なライブを作り上げていくフェーズに入ったのかな?と思っています。


遊び方がわからない!

急になに?
2023年に私は逢田梨香子さん、岬なこさん、Liella!、スタァライト九九組、そして𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖と様々なアーティストのライブに参加しました。
𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のファンってめっちゃおとなしいんですよ。

正確には“𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖ライブでの遊び方がわからない”が正しいかと思います。

それは𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖 theater stageⅡでB小町(アニメ推しの子)のサインはBをカバーした時のことです。
𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖のファン層的にも推しの子やサインはBは知ってるけどコールまではわかんないよって人が多かったかもしれないというのもありますがちょっとコールが大人しすぎて寂しかったですね………
コロナ禍に活動開始し観客の声出し禁止がいい方向に作用したことで観客である我々もいざ遊んでねと言われてもどうしていいかわからないんですよね。
もちろん節度は必要です。
make a pearl で騒がれたらセンスねーなって思いますよ。でもそれは逆に言えばharmony to the westで声出さねーの?もあり得るんですよね。
𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖ライブで遊ぶラインをきたるカラフル×ジョイフルで探れたらいいなと思っています。

未来へ


じっくり演出を楽しみたい自分と楽曲に乗って大暴れしたい自分と心がふたつある〜。
こと𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖ライブにおいてはこれは本当に難しい問題だと思います。これは声出して良くてこれはダメなんて誰に決められるもんでもないですからね。かといって一律禁止は勿体無いじゃないですか。
𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖ライブでやれることを増やすという意味でもこのシングルのリリースは挑戦的な意味合いもあるのかもしれませんね。

ここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
願わくばcanvas session Ⅵや𝒉𝒂𝒓𝕞𝕠𝕖サードライブ(今年中にあんのか?)でお会いできることを楽しみにしております。

信綱

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