2020/06/14 M5Stack の購入&セットアップ
今日はM5Stackを購入したのでそのセットアップ方法を紹介していきたいと思います。
M5Stackとは
M5Stack とは、Wi-Fi Bluetoothを内蔵したGPIO入出力可能なマイコンです。
世間で教育用として普及しているAruduinoよりも無線機能が追加されている他、ディスプレイとスピーカーもついており、できることが増えているデバイスになります。こんなたくさんの機能があるのに値段が5000円を切っていてすごくお買い得。
これにプログラムを書くことでモータを動かしたり、温度センサとかを取り付けてそのデータをWi-FIを使ってリモートで確認したりできます。
AruduinoのIDEも使えるようですが、独自言語となっていて筆者としては使いにくいので、UI Flowの環境セットアップを行いました。
手順は公式が英語ですが画像付きでわかりやすくまとめてあり、特につまづくこともなかったので下記を参考にしてみてください。
UIにバッテリー情報を表示してみた
UI Flowの環境構築が終わったので、実際にM5Stackのディスプレイにバッテリー残量を表示するプログラムを書いてみました
0.1秒ごとにカウンターを更新し、バッテリー残量を表示しています。
バッテリー残量[%]は100,75,50,25の25刻みで取得できるようです
ただ、50%を超えると電源が切れたのでそこまで精度は良くなさそうです
実装はこんな感じです
はじめてUIベースのプログラムをしてみたのですが、プログラミング経験のある方であればかなり直感的に実装することができました
ハードウェア固有の変数名とか知らなくても実装できちゃうのがいいですね
すぐに試したい方向けにソースコード?も置いておきます。
UI Flowの右上に開くボタンから下記ファイルを読んでいただき、再生マークを押すとM5Stack上で処理が開始します。
最後に
今回、M5Stackのセットアップおよび簡単なプログラムの実装を行いました
M5StackはAmazonで簡単に購入することができるのでリンクを載せておきます。
2種類あるのですが、片方はIMUという加速度、ジャイロ、方位角センサが搭載されたもの、もう一方の方はIMUなしのものです。
筆者の環境はIMU付きの方なのですが、今回作成したプログラムについてはどちらの環境でも動きます。ぜひ興味を持たれた方は購入してみてください。
何か疑問、質問、記事の要望等ありましたら気軽にご連絡ください。
次回はIMUのデータを有効活用する方法でも投稿しようと思います。