教会へ通いたいけど、親戚が認めてくれない時どうするの?
親から反対されている理由はいろいろあると思います。キリスト教に何らかの偏見があったり、宗教に深入りすることを心配しているとか、家族や親戚づきあいが疎遠になってしまうのではないかとか(特にお墓の問題もあるかもしれません)、あなたが独身であれば結婚に不利になるのではないかとか、因習の古い町村や農家などでは地域とのつながりを気にして反対されることもあります。
結論から言って、親は親、私は私、反対されても貫き通すことを優先的に考えますよ。(笑)(信教の自由は憲法で保障されているのですから)。しかしそれは辛いことでもあり、親との深いしこりを残す可能性が生じます。
ある兄弟はカルト問題にかかわり、信仰と家族関係の課題にいつも取り組み、この質問は教会へ通うことを反対されているがどうすればよいか、というもの。兄弟が取り組んでいる課題と共通項もあります。それは、親側の立場では、家族の絆が疎遠になり、親から子どもを引き離そうとしているという危機感です。カルトの場合は、それに特有な問題が付け加わって、さらに戦々恐々としたものになります。
共通項について説明すると、親が子どもから離れることを寂しく感じ、自分自身(親)も不安になります。「親の子離れできない感情」という課題が反対する背後にあり、キリスト教に偏見を持つ発言や宗教に深入りする発言となります。
では、どうしたらいいかということです。前に「親の子離れできない感情」の課題と言いました。それには、家族と一緒に過ごす時間を大切にすることです。そうすることで、親の心配は軽減されます。それがキリストの証しにもなります。聖書でも次のように言っています。
「自分自身の内に塩を持ちなさい。そして、互いに平和に過ごしなさい」
(マルコによる福音書9章50節)
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