初心者カメラ講座#005_マニュアル設定で撮ってみよう
こんにちは。
NOBUのカメラ講座の第五弾です。
今回は、カメラボディとレンズを手にしたということで、早速マニュアル設定で撮ってみよう!という話です。
そもそもマニュアル設定とは
マニュアル設定とは、カメラの光の調整を自分で行う設定のことです。
光の調整では、以下の3つをおさえる必要があります。
絞り
シャッタースピード
ISO感度
マニュアル設定では、この3つを自分で設定して撮影することになります。
絞り
絞りについては、以下のnoteで説明しているので、ぜひご覧ください。
シャッタースピード
シャッタースピードについては、以下のnoteで説明しているので、ぜひご覧ください。
ISO感度
ISO感度については、以下のnoteで説明しているので、ぜひご覧ください。
マニュアル設定の目的
マニュアル設定を行う目的は、先述の通りで、光の設定を自分で行うためです。
ではなぜ、光の設定を自分で行う必要があるのでしょうか?
適正露出にする
適正露出というのは、被写体を肉眼で見たときの明るさや、撮影者のイメージする明るさで撮影された写真のことです。
カメラには、写真の明るさを自動で調整する「自動露出(AE)」機能が搭載されています。
この機能によって得られた露出を「標準露出」といいます。
標準露出は、露出計によって求められ、人間の目で見たような写真となります。
しかし、カメラが判断した標準露出が、必ずしも撮影者の意図する明るさの写真になるとは限りません。
被写体によっては明るさを調整しなければ適当な明るさにはならない場合もあります。
また、撮影者の好みに応じてあえて暗めに、明るめに撮りたいという場合もあります。
そのため、撮影者が自分で細かく設定できる方が、撮りたい写真を形にできるという利点があります。
オートモードによるミスを無くす
オートモードでは、光を調整するために、上記3つ(絞り、シャッタースピード、ISO感度)をカメラが自動で設定してくれます。
ただ、その「標準露出」では、自分が撮りたい写真とカメラ側が設定した設定値でのミスマッチが生じることが多いです。
例えば、以下のことが挙げられます。
少し暗い場所で人の写真を撮ろうと思ったが、写真がブレてしまった
写真がブレないように撮影しようとしたけど、なんか写真がザラザラしてしまった
人を撮影するのに背景がボケボケの写真を撮ろうとしたのに、背景までくっきりの写真になってしまった
カメラで撮影していてこのようなケースになったことのある人も少なくないのではないでしょうか?
マニュアル設定では、場合に応じて撮影を行うことができるので、このようなミスマッチは限りなく少なくなります。
マニュアル設定の方法
マニュアル設定の仕方は、メーカーによりますが、基本的にはダイヤルで設定することが可能です。
ダイヤルで撮影モードを設定する際に、『M』で設定すればマニュアル設定できます。
まとめ
今回は、マニュアル設定についてのnoteを書きました。
次回以降は、絞り・シャッタースピード・ISO感度についてのnoteを連続して書きたいと思うので、そちらは少々お待ちください。
引き続き、初心者にもわかりやすいような説明をしていこうと思うので、よろしくお願いします。
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