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初心者カメラ講座#009_写真の言語化クイズ

こんにちは。
初心者カメラ講座の第九弾です。

さてさて、前回までは、マニュアル操作について抑えておいてほしいポイントを3つお話しさせていただきました。

絞り・シャッタースピード・ISO感度
それぞれ理解できましたでしょうか?

まだお読みで無い方は、こちらのnoteから読むことをお勧めします!


写真の言語化クイズ

今回は、写真の言語化クイズということで、5つほど写真を用意しました。
それぞれの写真を撮る際の設定(絞り・SS・ISO感度)レンズの焦点距離の4つについて、それぞれの写真について考えてみてください!


第1問です。
これの設定(絞り・SS・ISO感度)レンズの焦点距離はいくつでしょうか?

国立新美術館

答えは以下の通りです。

絞り:F2.8
SS:1 / 500s
ISO感度:100
レンズの焦点距離:35mm

ポイント

この写真のポイントとしては、シチュエーションです。
国立新美術館での撮影のため、屋内撮影になります。
そのため、暗くなることが予想されるので、絞りは開放より、SSも遅めだと予想できます。
まだ日中なので、ISO感度は低めで調整すると考えると、上記のような結果になると考えられます。

第2問です。
これの設定(絞り・SS・ISO感度)レンズの焦点距離はいくつでしょうか?

西表島と夕焼け

答えは以下の通りです。

絞り:F1.8
SS:1 / 125s
ISO感度:500
レンズの焦点距離:50mm

ポイント

この写真のポイントとしては、夕焼けであることによる光量の少なさです。
そのため、絞りは開放、SSは短め、ISO感度は少し上げめという形です。
このように考えると、上記のような数値になるかなと思います。

第3問です。
これの設定(絞り・SS・ISO感度)レンズの焦点距離はいくつでしょうか?

石垣島(底地浜)

答えは以下の通りです。

絞り:F1.8
SS:1 / 8,000s
ISO感度:100
レンズの焦点距離:85mm

ポイント

この写真のポイントは、被写体がわかりやすいことと、背景が少しボケていることです、
そのため、絞りは開放だとわかります。
また、屋外で晴れの写真になっているので、ISO感度は100、SSはかなり早い状態であることはわかります。

第4問です。
これの設定(絞り・SS・ISO感度)レンズの焦点距離はいくつでしょうか?

神津島

答えは以下の通りです。

絞り:F1.8
SS:1 / 8,000s
ISO感度:64
レンズの焦点距離:50mm

ポイント

この写真のポイントは、被写体裏のボケ具合です。
また、屋外撮影になっているので、センサーに入る光量も少なくする必要があります。
そのため、絞りは開放、SSはかなり早め、ISO感度は100以下という形になります。

第5問です。
これの設定(絞り・SS・ISO感度)レンズの焦点距離はいくつでしょうか?

室内写真

答えは以下の通りです。

絞り:F1.8
SS:1 / 200s
ISO感度:200
レンズの焦点距離:35mm

ポイント

この写真のポイントとしては、屋内撮影という点です。
また、ピントが合っている部分が限られていることです。
そのため、絞りは開放。
SSは遅めで手ブレがしない程度。
ISO感度は100では厳しいので、200以上かという感じです。


まとめ

今回は、以前のnoteをもとに、それぞれの設定値がどのくらいなのかということを予想するクイズを行いました。

何となく写真の読み方がわかってきたのでは無いでしょうか?

これからのnoteでは、レタッチやもっと奥深いことについて述べていければと思います。

引き続き、よろしくお願いします!


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