資料作成に使えるフレームワーク
みなさん、こんにちは。
今回は、論理的思考を実践するためのツールである “フレームワーク” について取り上げたいと思います。
フレームワークとは“思考の枠組み”や“分析の切り口”のことをいいます。
これを使うことで、情報をモレなくダブりなく整理することができるのです。
ちなみにこのモレなくダブりなくという考え方は論理的思考のベースとなるもので、MECE(Mutually Exclusive and Collectively Exhaustive、ミーシー)と呼ばれます。
そしてフレームワークには非常に多くの種類がありますが、その中でも企画書や提案書などの資料においてよく使われる代表的なものが以下の3点になります。
1)3C分析
企業の経営環境などを整理、分析する際によく使われるフレームワークです。Customer(市場・顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の3つの視点から分析を行います。この「3つのC」を切り口にしていることから3C分析と呼ばれています。
2)SWOT分析
自社を取り巻く外部環境と内部環境に分けて分析することで、経営課題の抽出や戦略の策定につなげるためのフレームワークです。3Cと並んで非常にポピュラーなツールとなっています。Strength(強み)、Weakness(弱み)、Opportunity(機会)、Treat(脅威)の4つの要因から現状分析を行います。
3)PEST分析
自社を取り巻くマクロ環境を分析するためのフレームワークです。Politics(政治)、Economy(経済)、Society(社会)、Technology(技術)の4つの視点から分析を行います。
今回紹介した3つはフレームワークの中でも古典的な位置づけになるものですが、基本となるものですので利用できるシーンは多いと思います。
なお、これ以外にも便利なフレームワークはたくさんあります。
今回紹介したものを含めて、今後は個々のフレームワークについても紹介していきたいと思います。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。