翻訳記事:コストセンターとしてのデザインシステム
あっという間に9月です。日本のデザインシステム業界でも最近はデザインシステムのROIやコストの件が注目されているせいなのか、個人的にこの数週間で数回この話が出ました。🌴本のせいですかね?
書籍の影響なのかはさて置き、先日訳したデザインシステムのROI記事への「スキ♡」がちょっとだけ増えました👏🏻
ということで、最新「Uniform」の記事も訳してみました(許諾済み)
以下、翻訳(著者許諾済み)
コストセンターとしてのデザインシステム
by Design System University
September 3, 2024
最近、デザインシステム業界では、デザインシステムが「コストセンター」だと言われることが多いという話をよく耳にします。
それは事実です。
「コストセンター」の定義は、「組織の中で直接的に利益を生み出すわけではないが、運営するのに費用がかかる部門や機能」です。この定義であれば、デザインシステムは確実にコストセンターです。
問題はその定義ではなく、ニュアンスです。「コストセンター」と表現すると、経営者にはあまり良い印象を与えません。コストセンターは一般的に「必要悪」と見なされ、本当にポジティブな印象を与えるものではありません。つまり、正確ではありますが、セールスピッチとしては最悪です。
マーケティング部門もコストセンターです。デザインチームもコストセンターです。エンジニアリングチームもコストセンターです。R&Dチームもコストセンターです。(実際、コストセンターでないチームは営業チームくらいです。)
では、なぜこれらの部門はコストセンターと呼ばれないのでしょうか?それは、しばしば投資したコストに対して大きなリターンを生むからです。
デザインシステムを単なるコストセンター以上のものとして認識させる鍵は、それが運営にかかるコスト以上のリターンを生むことを確実にすることです。
どうすればそれができるのでしょうか?他の人が時間をかけて作るものを、あなたのチームが短時間で作れるようにすることに注力することです。
— デザインシステム大学の創設者、Dan Mall
翻訳以上。
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