負けないぞ(謎)
Day 2のセッション紹介、前回のDay 1の気になったセッションに続き。今回も長文です。
DAY 2 - June 22, 2023
二日目は全部でセッションが29あります(多すぎw)
9:30 AM - 10:15 AM PT on Main Stage
1:30 AM - 3:00 AM GMT+9(日本時間)
ChatGPTやAIの浸透によって私たちデザイナーの仕事の仕方も今まさに進化の真っ只中。二日目最初のセッションはこのAIにより進化するデザインの未来について、様々なイノベーティブシンカーが登壇するキーノート、45分。
GoogleやAdobeのキーマンが登壇するのも楽しみですが、この時間はもはや伝説的な起業家兼エンジェル投資家のリード・ホフマンの登壇(まじかよ?)ですね、寝坊できんw
Magician、Genius、AutomatorといったFigmaのAIプラグインを提供しているDiagramの3名による最初のトーク。
AIによるUI開発の歴史や、AIでデザイナーの作業がどのように効率化できるか、AIによるデザイン、デザインとコードの壁、最新のプラグインデモなど。
MicrosoftやCapital OneでML部門のVPをしてきたGoogleのデザインエクゼクティブ、Director of UX Machine LearningのOvetta (@writingprincess) のトーク。生成AIの登場が人間のデザイン力やクリエイティビティにどのような影響をもたらしたか?このテクノロジーによって人がどのようによりクリエイティブになれるか?的な話。
生成AIがクリエイティブデザインに及ぼす影響とキャリアについてのトーク。生成AI技術を正しく理解して使うことで、クリエイターの権利を守りつつ創造性を発揮する方法、学びなどをAdobeでの事例を使ってAdobeのデザインリーダー、CSO (Cheif Strategy Officer) and EVPのScott Belsky (@scottbelsky) が解説。Adobeが昔買収したBehanceの元共同設立者兼CEOの方です。
古くはAppleでeWorldに携わり、その後PayPal、LinkedInと今のシリコンバレーの中心になる企業の創業や買収で最も成功したエンジェル投資家のReid Hoffman (@reidhoffman) と、Generally Intellegigentの共同設立者/CEOのKanjun Qiu (@kanjun) によるトーク(たぶんKanjunが聞き手)Kanjunさん、経歴がOutset CapitalやSequoia Gapital、Dropboxを300人から1,200人にスケール、Y CominatorやMIT研究生だったり超がつく優等生(ゴイス
トークは、Reid HoffmanがChatGPT-4で本を書いてみた経験から得た示唆、共同開発の可能性。未来を信じていかに技術を取り込んでいくか…みたいな話?寝坊できん(大事なのでもう一度)
なお、ChatGPT-4と共に書き上げた本『Impromptu』は無料でダウンロードできます。
11:30 AM - 12:15 PM PT in Hall E
3:30 AM - 4:15 AM GMT+9(日本時間)
セッション3, 4, 5と同時開催
デザインシステムチームが次にどのコンポーネントを作るか決めるのは非常に重要。将来の拡張性をどうやって設計していくか?Dan Mall (@danmall) 教授からのありがたい神講義、正座で参加するレベル。
ちなみにDanは長らく活動してたSuper Friendlyを止めて先頃、Design System Universityを開校してます。なので今回からはDSU名義。コミュニティへの参加費用は$79/月です。今ならコースビデオが15%オフになります。(終了してた模様)
会場で声かけるとカッコいいDSUのステッカーもらえるらしいよ!
3:30 AM - 4:15 AM GMT+9(日本時間)
セッション2, 4, 5と同時開催
個人的仕事に欠かせないツール、GrammarlyのシニアプロダクトデザイナーYung-Chingから投票機能のエッジゲースの事例紹介。
どうでもいい話だけど、Yung-Chingさん、ワイマールのバウハウス大学のマスター卒。むっちゃ気になるw
さらにどうでもいいけど、この時間枠 DuolingoとかGrammarlyとか言語系が多いw
セッションタイトルがえぶえぶなので一応リンクw
11:30 AM - 12:15 PM PT in Room 207
3:30 AM - 4:15 AM GMT+9(日本時間)
セッション2, 3, 5と同時開催
VercalのイケメンCEO、Guillermo (@rauchg) によるNext.jsのプラットフォーム、Frontend Cloudの解説。
11:30 AM - 12:15 PM PT in Room 305
3:30 AM - 4:15 AM GMT+9(日本時間)
セッション2, 3, 4と同時開催
現地参加者のみ対象のDeep Dive Training。
たぶん今回発表される新機能🤫を使った効率のよいデザインシステムの構築方法だと思われる。スケーラビリティやシィーミング…ってなんだろう?
Design Tokens管理機能?お得意のTokens Studioっぽい機能?ぜったいにそんな気がする。
Designer AdvocateとProduct Managerが一緒にセッションやるのでくっそ怪しいw
12:45 PM - 1:30 PM PT in Hall E
4:45 AM - 5:30 AM GMT+9(日本時間)
セッション7, 8, 9と同時開催
Googleによるレスポンシブデザインに関するセッション。ページレベルではなくコンポーネントレベルでのレスポンシブデザインなどについて。
12:45 PM - 1:30 PM PT in Room 207
4:45 AM - 5:30 AM GMT+9(日本時間)
セッション6, 8, 9と同時開催
フォード・モーターによるFigmaのライブラリのスワッピング機能を利用してのマルチチャンネル・マルチテーマに対応したデザインシステム構築方法についてのセッション。クロスチャンネルやクロスブランドなど、あまり日本のデザインシステム・シーンでは語られない?系の話。DSerは参加必須。
VMLY&RのBrand ID and Design Studioが手掛けたFord Motorのデザインシステム Ver.1.0はこちらに情報あり
Fordのデザイン部門D-Fordのサイトはこちら
12:45 PM - 1:30 PM PT in Room 203
4:45 AM - 5:30 AM GMT+9(日本時間)
セッション6, 7, 9と同時開催
12:45 PM - 1:30 PM PT in Room 305
4:45 AM - 5:30 AM GMT+9(日本時間)
セッション6, 7, 8と同時開催
もはや確定的な感じもしないでもないですが、(たぶん)今回のConfigで発表されるプロトタイプの新しい機能の紹介。《忠実度の高いプロトタイプをより少ないインタラクション(操作)で》って書いてるので、やっぱりテーマ対応とかレスポンシブ対応ですかね?それともProto.fieみたいにデータ読み込んでうにゃうにゃできる感じ?ちょっと期待大
2:00 PM - 2:45 PM PT in Hall E
6:00 AM - 6:45 AM GMT+9(日本時間)
セッション11, 12, 13, 14と同時開催
Googleの20%ルールでGoogle Fontsを始めたTobias (@tobestobs)のセッション、バリアブルフォント(可変フォント)の可能性について。非ラテン語言語のアクセシビリティの重要性も認識し始めてる昨今なので、これもぜひ参加したい。
去年のTobiasのGoogle I/O 2022でのMaterial Designのセッション
それと今年4月に行われたbtconf Düsseldorf 2023のセッションも予習に
2:00 PM - 2:45 PM PT in Room 201
6:00 AM - 6:45 AM GMT+9(日本時間)
セッション10, 12, 13, 14と同時開催
Figmaの年次イベントでは常連のAtlassian Designチームのトークが2つ。
最初は、デザイナーとエンジニアの共同作業をチームスポーツに例えての分析。
2つ目のトークは、恒例のデザインシステムについて。今年はこの2年間でデザインシステムの急成長にあわせてスケールしてきた仕組みをどのように変革してきたか、プロセスの紹介。「メーカー体験(maker experience)」に強い重点を起き、チームの戦略、改革、生産性などを紹介する模様。
2:00 PM - 2:45 PM PT in Room 203
6:00 AM - 6:45 AM GMT+9(日本時間)
セッション10, 11, 13, 14と同時開催
インターン時代からFigmaのコアになるEditorのコードに携わってきたShiley (@shirlmeow) さんの話。次世代にどのように現在のコードを引き渡していくべきか?過去のコードの発掘から実装を考えていく的な技術的負債の話?
2:00 PM - 2:45 PM PT in Room 205
6:00 AM - 6:45 AM GMT+9(日本時間)
最近注目のCodaの共同設立者&CEOのShishir (@shishirmehrotra)とFigmaのCPO山下さん (@yuhkiyam)とのセッション。優れた製品チームの作り方や効果的な活動方法などについてのセッション。色々セッションと被ってるけどこれも楽しみ。
以前、山下さんと話したとき、チームメンバーとは必ず15分でも良いので毎週1-on-1やるって言ってました。弊社(何処)のマネージメントは毎週なんてやり過ぎ、毎月ぐらいでいいって言ってて《おいおい》って思ったことがあります(注意:エージェンシーと自社事業の違いもあります)
2:00 PM - 2:45 PM PT in Room 305
6:00 AM - 6:45 AM GMT+9(日本時間)
セッション10, 11, 12, 13と同時開催
例によって🤫セッション、今回発表の新機能?関係のワークセッション。デザイナーとエンジニアの実践的なコラボレーションって書いてあるけど、やっぱりDesign Token系の機能強化ですかね?
セッション被ってるけど、現地ならこっち参加すべきか…Day 1の発表後に考えようw
3:15 PM - 4:00 PM PT in Hall E
7:15 AM - 8:00 AM GMT+9(日本時間)
セッション16, 17, 18, 19と同時開催
セッションの詳細はカミングスーン!ってやっぱ新機能てんこ盛り?
3:15 PM - 4:00 PM PT in Room 201
7:15 AM - 8:00 AM GMT+9(日本時間)
セッション15, 17, 18, 19と同時開催
MITメディアラボの脳内コンピューターインターフェース!完全麻痺患者とのコミュニケーションや宇宙飛行士とのフルスタックのブライン・センシングインターフェース!ワクワクする内容そうですが、どんな話でしょう?
VRデザインにツールやプロセス、論理的考察など2DデザイナーがXR業務に移行できるように普段スピーカー Michelle (@ellecortese) のNYUの大学院で教えている授業内容とほぼ同じだそうです。
3:15 PM - 4:00 PM PT in Room 207
7:15 AM - 8:00 AM GMT+9(日本時間)
セッション15, 16, 18, 19と同時開催
3:15 PM - 4:00 PM PT in Room 203
7:15 AM - 8:00 AM GMT+9(日本時間)
セッション15, 16, 17, 19と同時開催
ChromaticのVarun (@winkerVSbecks)によるFigmaとStorybookの実際の使い方のセッション。Chromatic環境を実際に導入してる企業と仕事したことないのでちょっと興味あり。
3:15 PM - 4:00 PM PT in Room 205
7:15 AM - 8:00 AM GMT+9(日本時間)
セッション15, 16, 17, 18と同時開催
Config2023のとりはSho Kuwamoto (@skuwamoto) さん、セッションタイトルは「なぜ、私たちは私たちが作るものを作るのか?」相変わらず哲学的 :-)
2年前のSchemaのオープニングキーノートも文学的かつ哲学的な内容でしたが、今回も余韻が残りそうで期待大。
セッションの内容は、企業が「ハイパースケール」するときの成長と変化は急速で、その歳、既存のノームやプラクティスは通用しなくる、そうなったとき、Figmaがどうやって顧客の声を聞きながら変化して今のFigmaとなっているのか、とかの話。
最終日の最後の時間枠はけっこう被ってます。どれに参加すべきか悩む、うーむ。
ということで二日目29セッションのうち19セッションをざっと紹介。
興味ある人は今からでも間に合います!Vurtualチケットで完徹マラソンに参加しましょう!(現地参加チケットはすでにWaiting List)
以上。