義務教育とマルちゃん 小学校編 怒り、悲しみ
今日は、小学校の卒業式で起こった出来事について書きます。
知的障がいを持つお子様の将来に対して不安を持つ方、相談ができず、困っている保護者の方等のご参考、勇気づけになれば、嬉しいです。
マルちゃんは、密かに小学校6年間を1日も休まないという目標を持っていました。兄が小学校から高校まで皆勤したことを目指していたのかもしれません。
3月の卒業式がきました。この6年間いろいろな事があり、式の開始早々から😢。
この世代の入学式は、東日本大震災の余震が続いた中で、実施されました。幾度も式が中断され、悲鳴がおきた事を思い出します。
支援級に移ってもいろいろありました。
校長に支援級担任の指導力不安の是正をお願いした事。
校長や支援級担任の対応が変わらない為、教育委員会の先生に相談に行ったこと。
その翌日、校長と教頭が自宅におしかけ、自分達の正当性の言い訳を説明にきたこと。
運動会の長縄飛びは、全員参加のはずが、参加させてもらえなかった事。あんなに練習したにも関わらず。
式に参加している妻も目が真っ赤です。
いよいよ皆勤賞の発表です。
今朝からマルちゃんが1番楽しみにしていた時間です。
クラスごとに、
名前が呼ばれいます。
皆勤することは、今の時代には、合わない事は、私は、十分承知しています。
ただ、皆勤賞を頂く事で、何かを成し遂げた自信を持たせたい!という親の願いがありました。
マルちゃんのクラスの皆勤賞の発表になりました。
通級クラスの中に座っているマルちゃん。落ち着かず、保護者席の私達を何度も振り返ります。私達は、うなずいて返します。
マルちゃんは、皆勤賞のメンバーに呼ばれませんでした。
卒業式が終わりました。
クラスの子供達は、担任の先生と写真撮影で、笑顔です。
マルちゃんは、支援級の友達と写真を撮りながらも悲しそう。
このままでは、マルちゃんも私達、親も 一生後悔する。
まずは、通級クラスの担任に、皆勤したにも関わらず、皆勤賞をいただけなかった事を話しました。マルちゃんがとても悲しんでいるので発行して欲しいお願いも添えて。
通級の担任は、一言。
マルちゃんは、私のクラスの子では、ありません。
ガーン😨 マルちゃんは、通級の先生をとても慕っていたのに。
次は、校長です。
私が近寄ると、顔色がサッとかわりました。たぶん校長から見た私は、モンスターペアレント。
まずは、私から6年間のお礼。
そして、皆勤賞をいただけなかった話をしました。
校長曰く、
皆勤賞は、担任の先生の自己判断で行なっているので学校としては、関与していない。
通級の先生の判断で出していないのなら仕方がない。
💢私の怒りが爆発💥
それでは、マルちゃんの皆勤は、誰が判断するのですか。校長先生の命令で、支援級の担任から賞状を発行してください。
校長は、慌てて支援級担任と職員室に戻っていかれました。
2時間、体育館で待ちました。
寒さとつらさがしみました。
支援級の担任から賞状を渡されたマルちゃんは、最高の笑顔です。
よかったね マルちゃん。
一方、このままでは、何も変わらない。こんな悲しい思いをする人を少しでも減らしたい。
私にできる事がないか!と固く決意した1日となりました。
今から10年ぐらい前の話です。
続きは、中学校編で。
今日も読んで頂きありがとうございました😊皆様からいただく、励ましが私の勇気になります。
これから、横浜マラソンに出場します。埼玉から初の遠征です。
終わってからのおつかれ🍺が
楽しみです😊 のぼさん