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【勝手に人生相談 No.335】価値観違う妻に耐えて20年 (愛知県・50代男性)


▼ご相談内容▼

50代の会社員男性。

妻との価値観の違いに悩んでいます。

結婚とは異なる環境で成長してきた者同士が一緒になるので、安易に価値観の違いで離婚に逃げないと自分に言い聞かせて20年余り耐えてきました。

ただ、最近は子どもたちの大学受験、親の介護、自分たちの老後など、大きな岐路での判断に価値観が違い過ぎて議論になりません。

妻に家計を任せていたのですが、目先の必要な出費に追われて老後資金が貯まっていないことが最近発覚して、大もめになりました。

端的にいえば、妻は先読みが苦手で、その場の判断しか出来ず、私が先を見越したリスク管理を説明しても理解してもらえません。

これまである程度の価値観の違いは許容してきたので、離婚に踏み切るのは自分に負けた気がして悔しいです。

最後まで我慢して添い遂げるべきか、我慢せずに別れたほうがよいか、助言をお願いします。

愛知県・50代男性

▼やまのぼ回答▼

 あなたには、思い違いがいくつもあります!というよりも、思い違いばかりです!
 
 20年余り耐えてきたのは、なにも!あなただけではありません!奥さまだって、耐えて来られたのです。つまり、お互い様なのです!

 あなたの論法は、常に自己中心で、奥さまのお気持ちなんか二の次で、全く眼中にありません。言葉に現れて来ないのは、心に思いやりが微塵もない証です。

 さらに、申し上げれば、先読みが苦手な奥さまに、家計を任せたのは、あなたなのです。いわば、ご自分には任命責任があることにも、お気づきでない!

 浅はかさがあります。

 かように、悪いのは奥さまであって、あなたは常に正しい!という間違った考え方を改めない限り、離婚してどなたと再婚しても、また離婚する確率が高いと思います。

 ご自分には甘いのに、他人ひとには、厳しいジャッジをつけるあなたが、あなた自身の不満を、創り出しているのです。

 奥さまとの性の違いにも、まるで関心が及んでいない。男性と女性とでは、なにごとにも感じ方も違うし、対処のし方も違います。

 まず、互いのことを認め合い、尊敬し合うのが、ご夫婦関係の入り口だと思います。かと言っても、すべての面で迎合する必要はありません!

 お互いのいい面を、引き出し合うのが夫婦だとも思います。

 上から目線を棄て、奥さまのご意見をじっくり、お聞きになることから始めてみましょう!

 離婚する?とかしない?は、ご夫婦間の問題であって!他人さまひとさまがとやかくいう問題ではない!というのが、世間の常識です。


▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.336】北海道・50代女性のご相談です。「時代錯誤の義父母 対応困る」を、予定しております。

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