【勝手に人生相談 No.210】物を送る祖母に気疲れ(東京都・20代女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
結論から申し上げて、やんわりも強くも、断る方法はありません。つまり、断りなどしないことです。
なぜならば、ご相談者はおばあさまのお気持ちを察したことがありますか。あまりにも、自己中心的な考え方は、改められたほうがいいでしょう。
おばあさまは、品物をプレゼントして、あなたを喜ばせようとだけ、思っていらっしゃるのではないのです。
あなたとの関わりが持ちたくて、品物に託して、コンタクトをとっていらっしやるのだと思います。
極端なことを、申し上げれば、あなたが負担に感じる、返礼品など期待されていません。
おばあさまの一番欲しいのは、あなたの優しい言葉だと思います。
「元気?」とか「こんな、楽しいことがあったんだよ!」とか、「こんな、悲しいことがあったんだけど・・・」とか、あなたと、喜怒哀楽を共有したいのです。
おばあさまは、きっと、お寂しいのでしょう。
今度、品物が送られてきたら、「うれしいよ!これが欲しかったんだ!」
と、どんな品物であっても、心から喜んで差し上げてください。
おばあさまは、どんな高価な返礼品より、お喜びになられる思います。
ところで、「ときには、嘘も方便」という諺をご存じでしょうか?
お礼の言葉の後に、ちょっとした近況報告を、付け加えることもお忘れなく。それを、おばあさまが、一番心待ちにされていらっしゃるのですから。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.211】は、神奈川県・40代女性のご相談です。「友人が商品購入を勧める」を、予定しております。