【勝手に人生相談 No.511】20代半ばで退職 不安強く涙 ( 埼玉県 20代男性)
▼ご相談内容▼
20代半ばの無職男性です。
私は大学4年の時に就職活動がうまくいかず、内定を確保することができませんでした。
卒業後は2年間フリーターをしていました。
そして、その後会社に就職したのですが、自分には合わなかったのと、採用の時に聞かされていなかったことが多々あったため、辞めてしまい、現在に至っています。
今、将来への不安を強く抱いています。
この先、また就職できるのか、そしてその仕事を続けていけるか、ということです。
毎日その心配ばかりをして、ネガティブな気持ちでいっぱいになり、涙がとまりません。
自分の友達は普通に就職して働いているのに、自分は何をやっているんだろうという劣等感も強く感じています。
自分がやるべきことが分からない状態で、日々過ごしています。
▼やまのぼ回答▼
あなたは、就職することを目的にしています。就職することは、単なる手段であり、目的ではありません。
では、目的はなんだろう？と考えることから、始めなければなりません。
目的がないまま就職しても、不平不満ばかりを並べるばかりです。
それは、勤め先に原因があるのではなく、あなたに原因があることに気づくべきです。他力本願で、生きていけるほど、世間は甘くありません。
つまり、自分がやるべきことがわからない！のなら、それを見つけない限り、一歩も先へ進めません。
あなたは、やっとスタートラインに着いた！ということなのです。
とりあえず、友達と比べることなど、稚拙なことはやめておくことです。友達は友達なりの事情や環境など、あなたとはまったく違っているのですから。友達と比べることなど無意味なのです。
ましてや、普通という概念も持たない方が利口でしょう。
ともかく、あなたなりの目的を、はっきりさせましょう。そうすることで、将来への不安を、霧散させることができるのです。
社会貢献を目指すもよし、資格を生かした専門職に就くのもよし、単に高給な職を目指すのもよいことだと思います。
待っていても！誰もあなたの望む就職先を見つけてくれません。
人生の目的を定め、それに邁進することに、生きている価値があり、人生の醍醐味があるのです。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.512】山形県・20代男性のご相談です。「家族が無自覚に傷つける発言」を、予定しております。
▼【勝手に人生相談】のバックナンバーもお読みください▼
No.1～最新版まで併せてお読みいただける マガジンはコチラです👇