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【勝手に人生相談 No.527】夫が40年女性と年賀状 ( 茨城県 60代女性)


▼ご相談内容▼

60代半ばの主婦。

夫が、結婚前に海外旅行で知り合った女性と、約40年、年賀状のやり取りを続けています。

結婚当初はとがめませんでしたが、一昨年、年賀状じまいをする話になり、まだ続いていると知りました。

どんな仲でも非常識だと伝えると、何もなかった、と言います。

私たちは仮面夫婦で、約25年寝室を共にしていません。

女性からの年賀状には、「時間が合ったら連絡ください」と電話番号やメールアドレスが記されていました。

夫は単身赴任や出張も多かったので不倫の可能性が充分考えられます。仮面夫婦は、女性の存在のせいかもしれないと思うと情けなく、私の人生をないがしろにした夫が許せません。

娘の結婚に差し支えるので離婚は考えていませが、恨みは死ぬまで消えず、戻ることのない自分の人生を思うと胸が張り裂けそうです。

茨城県・60代女性

▼やまのぼ回答▼

 あなたの今のお気持ちは、充分に理解できます。
でも、ここは冷静に考えてみることにしましょう。

 40年間、ご主人がその女性と、年賀状のやり取りだけではないと、詮索されるお気持ちも充分に理解できます。

 でも、冷静に考えるべきことは、その40年の間、お二人はご夫婦であったという確固たる事実です。

 ご主人は、その女性のもとへ走らずに、あなたのもとにいらっしゃるではありませんか。「女房の妬くほど亭主もてもせず」かも。

 たまたま、開けた「パンドラの箱」は、お二人が予想もしなかった災い事が起こるかもしれません。

 しかし、長く連れ添ったお二人のこと、いかなる災いも避ける方策を見つけ出せることでしょう。

 それは、あなたが被害者意識を膨らませるのに対し、ご主人が身の潔白を示し、あなたに誠意をもって説明できるか?にかかっていると思います。

 これからの人生のために、はっきりしておくべきことだと思います。多分、お友達の域を超えていないと思います。なぜならば、過去の年賀状などを見つかる場所に不用意に置かないと思います。

 丁度、女性の電話番号やメールアドレスが、わかっているのだから、連名で連絡を取ってみるのもいいのかもしれません。

 その提案のご主人の対応で、シロクロつくと思います。

 「ハンドラの箱」は、災いが出尽くしたあとには、「希望」が残るといわれています。将来を恨みのない平和な毎日にしましょう!

 あくまでも、あなたの人生は、あなたが主役であるべきです。

 過去には、楽しいこともたくさんあったことだと思います。その楽しかった思い出ばかりに浸り、輝かしい未来にしましょう。

 恨みつらみに何の生産性もありません。

 

 

▼次回のご相談予告▼

 次回の【勝手に人生相談 No.528】東京都・60代女性のご相談です。「月10回 夫が女性と飲みに」を、予定しております。

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