【勝手に人生相談 No.472】人と親しくなるのが怖い ( 東京都・60女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
「会うは別れの始め」という諺があります。
これは、中国の詩人白居昜の「和夢遊春詩一百韻」の「合うは離るるの始め」が出典だとか。
人と人とが出会うことは、すでに別れの始まりであるということ。出会うものは、必ずいつか別れる。つまり、人生の無常やはかなさを説いたものです。
そもそも、人は孤独なもので、他人に、依存してばかりで生きていけないのです。その分、自分と言うものをしっかりと持つべきなのです。
人と付き合う上で、親しくなる距離感が分からないとのことですが、もちろん、それには定石などありません。
ケースバイケースで、お互いで育てるものだと思います。
せっかく、知り合った人が、知らぬ間に亡くなったとのこと。それは、あなたとその人の関係性が、そんな状況を創り出しただけのことです。なにも、怖れることはありません。
そんなことで、いちいち気を揉んだり、精神を病んでいたら、だれもあなたに近づきたくないでしょう。
面倒くさい人なんだとして、敬遠されてしまいます。
近づきすぎず、そうかといって離れもしないで、一定の距離を保ちながら関係を続ける、「付かず離れずの関係」がベターだと思います。
つまり、中立的な態度をとればいいことです。
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.473】大阪府・20代男性のご相談です。「就職1年目男性 母が支配的」を、予定しております。
▼【勝手に人生相談】のバックナンバーもお読みください▼
No.1~最新版まで併せてお読みいただける マガジンはコチラです👇