【勝手に人生相談 No.528】月10回 夫が女性と飲みに ( 東京都 60代女性)
▼ご相談内容▼
▼やまのぼ回答▼
「コップの水理論」をご存知でしょうか。
もともとは経営学者のドラッガーが説いた経営理論の一つだそうです。
コップに半分の水が入っているという事実に対して、「半分しかない」というネガティブな視点が「まだ半分もある」というポジティブな視点に変わるとイノベーションが生まれるというお話がベースになっています。
つまり、見方や考え方を変化することで、同じ状況でも真逆な、気持ちになるとも拡大解釈できます。
ご主人が、特定な女性に特別な感情を抱いている!と嫉妬するのではなく、事実は女性の方が好意を寄せているのかもしれません。
もっといえば、女性たちはあなたのご主人のフトコロ具合だけに、惚れているだけかもしれません。
ご主人も、そんなことは重々承知のうえで付き合っているのかもしれません。つまり熟年男女のウインウインのゲームを愉しんでいるだけだと思います。
その証拠に、あなたはご主人が誰と飲みに行って、いくら使ったなんて、こと細かくご存知だからです。
たとえば、あなたが危惧する男女関係なら、そんなことは口が滑っても、ペラペラ喋らない方が普通です。
よしんば、ご主人が、そのウラのウラの手を使っているとしても、あなたのことを、いの一番に大切に思っていると確信します。
月に10回、異性と飲みに行こうが、あなたの元へ帰って来られるわけですから、それは間違いありません。
ところで、「たまには、私も連れてって」って、甘えてみればどうでしょう?ご主人の趣味に付き合うという手が、一番いいお灸になるかと思いますが。
人生は、すべからく、コップの水はまだ半分もあるという、ポジティブに考えるようにしましよう!
▼次回のご相談予告▼
次回の【勝手に人生相談 No.529】長野県・50代男性のご相談です。「亡き母を<かわいい>って失礼か」を、予定しております。
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