【日記公開】あの人って、一体誰だろう?
『アレッ?どこかで見た人だが・・・』人混みで目線があった男性に、ビビッときた。
<やまのぼ>が、そう思うのとほぼ同時に、その男性も、声なき声を発していたようだった。『誰だか?思い出せないのだが、確かにどこかで会ったような?一度話したことがあるような?・・・でも何処の誰だか思い出せない!』
先週の金曜日、近くのショッピングセンターで、出くわした<あの男性>のことが、いまだに誰なのか、思い出せないでいる。
脳学者にいわせれば、この状態は脳をより活性化させ、脳力を高めるのにいいことなのだが、ムズムズとして嫌な気分になり、やりきれなくなる。
あれから、しきりに思い出そうとしている。
かつて、営業していたときのお客さんだったのか?たまに行くお店の店員さんなのか?はたまた友人の友人なのか?学生時代のアルバイト先の同僚だったのか?通勤でよくすれ違っていた人だったのか?考えれば考えるほど、脳内がパニくるばかりだ。
ところで、人は一生に何人の人と巡り会えるのだろう?そんなことに思を馳せた。
<やまのぼ>は、いままでに知り得た人の数をザックリと数えてみる。小、中、高、大学の学生時代で、おおよそ五百人。勤めだして会社関係で千人。脱サラ独立後には三千人。趣味関係、町内会関係、・・・なども加えればザックリ五、六千人ぐらいだろうか?
それにしても、あの人は何処の誰だったのだろう? <やまのぼ>にとって、六千人分の<ひとり>のあの人は、悪い人でないことだけは確かなのだが・・・。